伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

6月議会質問あれこれ 税金はもっと市民生活に・環境過敏症・共通番号制度・マイナ保険証・自治法改正

2024-06-23 14:33:47 | 政治
6月3日に始まった6月議会は6月24日閉会します。
6月11日の私の議会質問項目は下記のとおりです。

1.市長の政治姿勢について
  (1)生活道路の安全対策について
   主なテーマは、大型公共事業に多額の予算を割いているにもかかわらず、
   生活道路の予算は実施計画では5億円だったのが実際には2億5千万円と
   半分の削られてしまった問題。予算の配分が市民生活に向かっていない問題について
    (ユーカリが丘1丁目通学路問題、京成佐倉駅北口エレベーター問題など)
  (2)公立佐倉幼稚園の存続について
   110年の歴史のある公立幼稚園はインクルーシブ教育で定評があります。
   2年保育であること、通園バスがないなど、現在の保育ニーズに合わなくなり、
   少子化もあり、入園希望者が激減してしまいました。
   幼児の発育は様々で、集団での保育があっている子、少人数保育が落ち着く子、
   それぞれの発達段階に合わせた選択肢が必要です。

2.環境過敏症(香害・化学物質過敏症等)対策について
  (1)深刻化する環境過敏症(香害・化学物質過敏症等)対策について
   身近な例を紹介しながら、患者の置かれている生きづらさは「障害者差別解消法」
   の対象になることが認められました。
   茨城県、水戸市、ひたちなか市のHPには明記されています。
   佐倉市HPに明記されたら、4番目かもしれません。そうなったら画期的なことです。
  (2)学校での対応について
   給食のエプロンは申し出があれば個別対応することは、5年前、私が県議になる前
   に佐倉市議会で置き土産として実現しました。
   ところが、新品の給食用エプロンにはО-157対策として第4級アンモニウム塩が使用
   されていることが分かりました。
   新品のエプロンでも被害が出ている可能性があること、家庭からの自前エプロンでの
   対応を求めました。
   また、香害・化学物質過敏症で教室に入れない児童生徒は、教室外でタブレット対応
   で授業が受けられるよう対応を求めました。
  (3)全国調査協力について

3.共通番号制度について
  (1)共通番号制度関連法改正の問題点について
   デジタル社会形成基本法等の問題点。
   マイナンバーカードの機能をスマホに搭載できるようにしたり、在留カード、
   特別永住者証明書にマイナンバーカードを一体化させる出入国管理・難民認定法改正等など
   スマホにマイナンバー4情報も搭載可能になるため、紛失や盗難時の悪用のリスクが増します。
   また、マイナンバーのICチップ情報の読み取りアプリをばらまく問題点も質問に入れて
   いたのだが、まだ詳細は分からない、との事でとりやめたが、21日、デジタル庁がアプリの
   無償提供を開始するとのこと。危険だなあ。
  (2)マイナ保険証への原則一本化方針の問題点について
   本年12月に現行の保険証の新規発行をやめ、マイナ保険証への移行を閣議決定したが、
   マイナンバーカードを持っていない者には資格確認書が発行されることになっています。
   これはカード取得は任意であるという番号法違反ではないか、という質問に対し、仮に
   経過措置が終了しても、本人の申請により資格確認書を発行することに変わりはないので、
   番号法には抵触していない、との答弁でした。

4.自治法改正の問題点について
  6月20日に成立してしまった自治法改正。第2次世界大戦に突き進んだ日本を反省し、
  中央集権から地方分権へと憲法でも明記してきたのですが、
  「非平時(非常時)」とはいったい何を想定していることやら。
  はっきり決まっていない(表向きは)のに法律改正するとは、いかに?

さくらネットギャラリーでは6月28日(金)まで
和布であそぶ を開催中です 素敵な作品集がお待ちしています。











  








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