とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

ついに消費税増税法案衆議院通過

2012-06-26 21:36:32 | 政治
いつかこんな時が来るとは思っていたが、今日、消費税増税法案が衆議院通過した。
法案の内容によれば、実施時期は、2014年4月・・・消費税率 8%、2015年10月・・・消費税率 10% だという。
このとおりに、実施されるのはほぼ間違いないのだろう。

毎日新聞が行った世論調査によると、この法案についての「賛成」は37%、「反対」が60%だというが、
衆院本会議では、民主、自民、公明3党と国民新党、たちあがれ日本などの賛成多数により可決されたという。
民主党から小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら57人が反対に回り、欠席・棄権を含む造反者は約70人となったというが、
数の力では、圧倒的に国会議員の考えは、国民と正反対である。
一般国民にとっては、どんな理由があったとしても増税は反対というのがホンネであろう。
だからといって、経済のことは政治家や一部の学者の意見が正しいとばかりに、国民の意見は無視していいものだろうか。

消費税増税を行うとどのようなメリットがあるのかというと、下記のような事があげられるらしい。
1.税収の増加
2.国民ひとりひとり均等に課税することができる
3.政治家や公務員などの生活が安定する(国の税金を収入とする人達の生活安泰)

これでいくと、どうも3番目のメリットが一番の理由としか思えない。
結局、増税で消費意欲はますます減退し、税収はままならず、国民の税負担の不平等感はますます加速していく可能性がある。
一部の特権階級の人たちだけがいい思いをして、一般の人は今後も厳しい生活を強いられそうな気がする。
今、日本が成すべきことは、増税ではなく景気回復である。