とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

ホテル九重で夕食

2014-10-18 22:47:55 | 観光
舘山寺温泉では最高級のホテル「九重」の夕食プラン招待券を頂いたので、夫婦で食事に出かけてきた。しかし、ただ食事に行くだけではもったいないので、舘山寺の周りをランニングしてお腹を空かしてから行くことにした。

時間帯は、日没の30分ほど前となり、舘山寺のサイクリングロードを走る。ホテルに向かって戻りはじめたころ、太陽がぐんぐん沈んできていた。


サイクリングロードの終点辺りにくると、日没が始まっていた。秋の日のつるべ落としというが、まさにあっという間に太陽が沈んでいった。周りでも多くの観光客が夕日を眺めカメラに撮っていた。






浜名湖の夕日は、いつ見ても素晴らしい。


そのまま走ってホテルに着く。まだ、予約した時間までは1時間ほどあるので、ホテル内の温泉で汗を流しさっぱりする。高級ホテルだけあってタオルを持って行く必要はないし、浴槽はいくつもあって露天風呂からの眺めもいい。休憩室には、無料のドリンクサービスや源泉で茹でた玉子も置いてある。風呂から出ると、いよいよ食事である。仲居さんの案内で個室に通された。レストランでの夕食と思っていたら、高級料亭の趣である。こんな場所で食事することなんてめったにない事だ。ちょっと場違いな場所に来たようで、いささかこそばゆい。

堀炬燵の席に腰を下ろすと、テーブルには献立書が置かれていた。目の前には、食前酒の梅酒と前菜である。前菜は秋の味覚盛りという事で、鮭親子漬け、いが栗、海老煎餅、松茸寿し、みたらし小芋、銀杏松葉刺し等の料理が並んでいる。


横にあるのは袋井宿名物「たまごふわふわ」だ。材料は「卵」と「だし汁」だけのシンプルな料理だが、「ふわっ」とした食感と風味豊かな味が楽しめる。江戸時代から伝わる名物料理だという。九重では、鰻がだし汁のなかにさらに加えられている。


過熱すると、このようにふわふわと膨らんでくるのだ。


これは、冷やし茶そば。とろろ芋、薬味等が入っている。


お刺身。ばち鮪、さわら焼霜、真鯛、車海老の盛り合わせである。


えぞあわび磯香焼、牛肉煮込みが出た後、いよいよ「うなぎ蒲焼き」だ。ご飯は、もちろん静岡産コシヒカリである。赤出汁とおしんこも付いて、もうお腹が破裂しそうになっていた。


そして、最後にデザート盛り合わせだ。みかん葛切り、冷し次郎柿、洋菓子をすべて完食する。めったに行くことのないコース料理で、贅沢な夕食を満喫できた。


ホテルを出ると、目の前には遊園地パルパルの観覧車が、イルミネーションできれいに浮かび上がっていた。