GWの後半は、世界文化遺産登録の比叡山に登り京都大原三千院までのハイキングを楽しんできた。参加者は、現地集合の3人を入れて全部で12人となり、賑やかなパーティになった。
6日の夜高速を走り草津PAで仮眠後、京都の出町柳駅前の公共駐車場に車を止め、鴨川の橋を渡る。
叡山電車で出町柳駅から終点の八瀬比叡山口駅まで行く。鮮やかな青竹色のレトロな駅舎だ。
八瀬比叡山口駅前のお店には、こんな面白いアルバイト募集の張り紙があった。
「座っているだけ、80才以上、元気のない方、昼寝付、1000円以上」
いったいどんな仕事をするのだろうか?
高野川に架かる木橋を渡る。
9:00。始発の叡山ケーブルに乗る。
叡山ケーブルは、高低差561mを9分ほどで一気に登っていく。これだけの高低差は日本一だという。
9:15。ケーブル比叡駅から、いよいよ歩き出す。
スキー場の跡地を過ぎると、前方に鮮やかなツツジの群落が目に入ってきた。
赤やピンクのツツジの群落が斜面一面に広がり、みんな大いに感動する。
京都トレイルの標識のあるところから、比叡山の最高峰“大比叡”を目指す。
10:00。分岐から20分ほどで、大比叡848mの山頂に到着する。
大比叡から下っていくと、延暦寺の境内になった。
まず最初に見えた朱色の建物は、阿弥陀堂だ。
阿弥陀堂を拝観してから、広い境内を進む。
広い石段を下る。大きなモミジの木の葉が鮮やかな緑色で目に眩しい。今にも、頭の上に覆いかぶさってくるようだ。
“平和の鐘”の周りには、大勢の観光客が集まっていた。
平和の鐘からさらに石段を下っていくと、見慣れない屋根の建物が見えてきた。
この建物こそ、延暦寺の総本堂となる根本中堂である。延暦寺を開いた伝教大師最澄が延暦7年(788)に創建した一乗止観院が元であるが、その後何回も災害に遭い、現在の姿は徳川家光公の命で寛永19年(1642)に竣工したものだという。本尊は、薬師如来で、その前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」が安置されている。建物は国宝に指定されているそうだ。
中は撮影禁止なので、入口前で集合写真を撮る。
根本中堂から、長い階段を下っていく。
にない堂の石庭。
釈迦堂の脇を通り過ぎる。
奥比叡ドライブウェイの下にあるトンネルを通り抜ける。
モミの木に囲まれた静かな道を上ったり下ったりしながら進むと、“玉体杉”に着いた。ここで、回峰行者が京都御所に向かって、玉体加持(天皇のご安泰をお祈りする)を行うのだという。
開けた先には、京都の街並みが見える。
12時を少し過ぎていたので、玉体杉の周りでお昼にする。30分ほどの昼食休憩の後、玉体杉をバックに記念撮影する。まだ、今回の山行の半分くらいしか来ていない。
「2016比叡山:後半」に続く。
6日の夜高速を走り草津PAで仮眠後、京都の出町柳駅前の公共駐車場に車を止め、鴨川の橋を渡る。
叡山電車で出町柳駅から終点の八瀬比叡山口駅まで行く。鮮やかな青竹色のレトロな駅舎だ。
八瀬比叡山口駅前のお店には、こんな面白いアルバイト募集の張り紙があった。
「座っているだけ、80才以上、元気のない方、昼寝付、1000円以上」
いったいどんな仕事をするのだろうか?
高野川に架かる木橋を渡る。
9:00。始発の叡山ケーブルに乗る。
叡山ケーブルは、高低差561mを9分ほどで一気に登っていく。これだけの高低差は日本一だという。
9:15。ケーブル比叡駅から、いよいよ歩き出す。
スキー場の跡地を過ぎると、前方に鮮やかなツツジの群落が目に入ってきた。
赤やピンクのツツジの群落が斜面一面に広がり、みんな大いに感動する。
京都トレイルの標識のあるところから、比叡山の最高峰“大比叡”を目指す。
10:00。分岐から20分ほどで、大比叡848mの山頂に到着する。
大比叡から下っていくと、延暦寺の境内になった。
まず最初に見えた朱色の建物は、阿弥陀堂だ。
阿弥陀堂を拝観してから、広い境内を進む。
広い石段を下る。大きなモミジの木の葉が鮮やかな緑色で目に眩しい。今にも、頭の上に覆いかぶさってくるようだ。
“平和の鐘”の周りには、大勢の観光客が集まっていた。
平和の鐘からさらに石段を下っていくと、見慣れない屋根の建物が見えてきた。
この建物こそ、延暦寺の総本堂となる根本中堂である。延暦寺を開いた伝教大師最澄が延暦7年(788)に創建した一乗止観院が元であるが、その後何回も災害に遭い、現在の姿は徳川家光公の命で寛永19年(1642)に竣工したものだという。本尊は、薬師如来で、その前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」が安置されている。建物は国宝に指定されているそうだ。
中は撮影禁止なので、入口前で集合写真を撮る。
根本中堂から、長い階段を下っていく。
にない堂の石庭。
釈迦堂の脇を通り過ぎる。
奥比叡ドライブウェイの下にあるトンネルを通り抜ける。
モミの木に囲まれた静かな道を上ったり下ったりしながら進むと、“玉体杉”に着いた。ここで、回峰行者が京都御所に向かって、玉体加持(天皇のご安泰をお祈りする)を行うのだという。
開けた先には、京都の街並みが見える。
12時を少し過ぎていたので、玉体杉の周りでお昼にする。30分ほどの昼食休憩の後、玉体杉をバックに記念撮影する。まだ、今回の山行の半分くらいしか来ていない。
「2016比叡山:後半」に続く。