昨日は、ススキで有名な曽爾高原に近い住塚山と国見山に登ってきた。以前、曽爾高原に来たとき、柱状節理の岩壁や尖った頂を持つ特異な山々を見たことがあり、このあたりの山にいつか登ってみたいと思っていたからだ。
まず、今回は、曽爾村の中で1000mを越え、高い山に属する住塚山と国見山の2山の縦走だ。起点となる屏風岩公苑まで車で向かう。坂道をぐいぐい上がり駐車場に着くと、既に標高700m以上となっていた。車も結構止まっており、登山者が多い山なのだなあと思った。
駐車場には、立派なトイレも設置されている。
屏風岩公苑の中を歩いていく。公苑内には、サクラの古木が立ち並び、このあたりでは、有名なお花見スポットでもあるそうだ。残念ながら、この日の蕾はまだ固く、見頃になるまでには、10日~2週間位先だろう。雪がこんなに残っているから、それも仕方ないことだ。
屏風岩公苑での一番の見所は、兜岳の西側にある屏風岩(高さ868m)だ。奇鋒がその名の示すようにあたかも屏風を立てたように屹立している。その幅は、1.5kmもあり、鋸の刃のように鋭くそびえ、垂直に柱状節理の岩壁が約200mの断崖をなしている。これを見るだけでも圧巻である。
公苑の中を抜け、いよいよ登山道に入っていく。登山者が多いのかなと思っていたら、公苑内にたくさんのカメラマンが集まっていて、何でも野鳥(アカゲラ)の撮影のために集まっていたらしい。やはり、登山者はあまりいそうもない。
樹林帯の中を上がっていくと、次第に積雪が多くなってきていた。こんなに雪があるなんて思ってもいなかった。どうりで、登山者は少ないわけだ。
急坂を上り切ると、少し平坦となりホッとする。
さらにひと登りして、住塚山1009mの山頂に到着する。
住塚山から南方方面を臨むと、雪を被った山並みが見える。大台ケ原山や大峰山系だろうか?
北方向に見える尖った山は、これから登る国見山だ。山頂から下の斜面までずっと雪が積もっている様子が見える。
東方面に見える白い斜面は、ススキの原で知られる曽爾高原である。今は、真っ白い雪で一面覆われている。左側に聳えるピークは、倶留尊山だ。
住塚山から一旦下っていく。アイゼンを持っていなかったので、雪道の下りはかなり怖い。一歩一歩慎重に下っていく。
急な下りが終わり、ニヤタワと呼ばれる鞍部まで来た。
これから、国見山への上りとなる。
鞍部から20分ほどで、国見山の山頂が見えてきた。山頂には、何と1羽の鳩が佇んでいる。
我々が近づいても、悠然と構えている。足輪がついているので飼い鳩のようだ。
南側に振り返ると、さっきまでいた住塚山が見える。
昼食休憩をしたあと、国見山1016mの山頂で記念撮影。結局、登山中一人も登山者に会うことはなく、我々だけで山頂を独り占めだった。
50分ほど休憩したあと、国見山から下山開始。ますます積雪が多くなっていた。
下りルートは、木段となっていたので、積雪が多い割には歩きやすく、ゆっくり降りれば何とか滑らないで行けた。
クマタワ峠まで、0.5キロ地点。
最後の激下り。一歩一歩慎重に下っていく。
クマタワ峠のトイレに到着。登山道は、ここで終わりとなり、東海自然歩道の広い道となる。
30分ほど、東海自然歩道を歩くと、済浄坊渓谷への分岐が見えてきた。
「2017住塚山・国見山登山:済浄坊渓谷編」に続く。
まず、今回は、曽爾村の中で1000mを越え、高い山に属する住塚山と国見山の2山の縦走だ。起点となる屏風岩公苑まで車で向かう。坂道をぐいぐい上がり駐車場に着くと、既に標高700m以上となっていた。車も結構止まっており、登山者が多い山なのだなあと思った。
駐車場には、立派なトイレも設置されている。
屏風岩公苑の中を歩いていく。公苑内には、サクラの古木が立ち並び、このあたりでは、有名なお花見スポットでもあるそうだ。残念ながら、この日の蕾はまだ固く、見頃になるまでには、10日~2週間位先だろう。雪がこんなに残っているから、それも仕方ないことだ。
屏風岩公苑での一番の見所は、兜岳の西側にある屏風岩(高さ868m)だ。奇鋒がその名の示すようにあたかも屏風を立てたように屹立している。その幅は、1.5kmもあり、鋸の刃のように鋭くそびえ、垂直に柱状節理の岩壁が約200mの断崖をなしている。これを見るだけでも圧巻である。
公苑の中を抜け、いよいよ登山道に入っていく。登山者が多いのかなと思っていたら、公苑内にたくさんのカメラマンが集まっていて、何でも野鳥(アカゲラ)の撮影のために集まっていたらしい。やはり、登山者はあまりいそうもない。
樹林帯の中を上がっていくと、次第に積雪が多くなってきていた。こんなに雪があるなんて思ってもいなかった。どうりで、登山者は少ないわけだ。
急坂を上り切ると、少し平坦となりホッとする。
さらにひと登りして、住塚山1009mの山頂に到着する。
住塚山から南方方面を臨むと、雪を被った山並みが見える。大台ケ原山や大峰山系だろうか?
北方向に見える尖った山は、これから登る国見山だ。山頂から下の斜面までずっと雪が積もっている様子が見える。
東方面に見える白い斜面は、ススキの原で知られる曽爾高原である。今は、真っ白い雪で一面覆われている。左側に聳えるピークは、倶留尊山だ。
住塚山から一旦下っていく。アイゼンを持っていなかったので、雪道の下りはかなり怖い。一歩一歩慎重に下っていく。
急な下りが終わり、ニヤタワと呼ばれる鞍部まで来た。
これから、国見山への上りとなる。
鞍部から20分ほどで、国見山の山頂が見えてきた。山頂には、何と1羽の鳩が佇んでいる。
我々が近づいても、悠然と構えている。足輪がついているので飼い鳩のようだ。
南側に振り返ると、さっきまでいた住塚山が見える。
昼食休憩をしたあと、国見山1016mの山頂で記念撮影。結局、登山中一人も登山者に会うことはなく、我々だけで山頂を独り占めだった。
50分ほど休憩したあと、国見山から下山開始。ますます積雪が多くなっていた。
下りルートは、木段となっていたので、積雪が多い割には歩きやすく、ゆっくり降りれば何とか滑らないで行けた。
クマタワ峠まで、0.5キロ地点。
最後の激下り。一歩一歩慎重に下っていく。
クマタワ峠のトイレに到着。登山道は、ここで終わりとなり、東海自然歩道の広い道となる。
30分ほど、東海自然歩道を歩くと、済浄坊渓谷への分岐が見えてきた。
「2017住塚山・国見山登山:済浄坊渓谷編」に続く。