23日(日)は、深夜3時に起床。着替えて軽く食事をした後、旅館前に来た送迎バスに乗り那智の滝まで向かう。滝前の駐車場には、既に多くのランナーが集まり荷物を預けたり写真を撮ったりと賑やかだった。我々も、スタート前の元気でいるところの記念写真を撮る。
トイレなどを済ませ、那智御滝飛瀧神社鳥居で出走チェックを受ける。
滝までの長い石段を下って行く。
飛瀧神社の前には、豪快に那智の滝が水飛沫を上げて流れ落ちている。
護摩壇のなかに完走祈願などを記した護摩木を投げ入れる。滝の持つマイナスイオンと神社という聖域から何らかのパワーを受け取っているかのような気分にさせられる。
次第に空も青みがかかり、うっすらと明るくなってきていた。
5:00。いよいよ100キロの部がスタートする。最初からいきなり石段の登り坂となる。
5:25。日の出となり、熊野灘の向こうから眩しい太陽が上がってきた。
朝の太陽の光を受けて、水平線も木々の葉も赤く染まっている。一日中好天に恵まれそうなスタートとなっていた。
満願成就の観音様を仰ぎ見ながら更に坂を上っていく。
その後は、次第に写真を撮る余裕もなくなってきて、ひたすら前に足を進めるだけとなっていた。前半の50キロを約6時間16分ほどで通過したので、後半の50キロは+2時間の余裕はあるとの計算はできた。しかし、後半も二つの坂を越えなければならない。特に、83キロ辺りからの7キロも続く登り坂は、疲れた下半身にはキツ過ぎる。1キロ1キロがとても長く感じた。
頂上に到着してからは、下り坂となるが、前半のようなペースで走って下るのも苦痛となっていた。ずっと半袖で走っていたのだが、日が陰り涼しくもなってきた。辺りは、薄暗くなりライトが必要になりかけるギリギリのところでゴールの補陀洛山寺が見えてきた。やっぱり、ゴール前での声援は嬉しい。ゴール前でラン友から花を受け取り、平安衣装の女性が待つゴールに飛び込んだ。タイムは、13時間51分。昨年より3分ほど遅くなっていたが、14時間を切れただけで満足だ。まだまだウルトラを完走できる走力があると分かっただけで良かった。これで、次の100キロマラソンにも出てみようという気持ちが途切れずに済んだ。
ゴール後に頂いた完走木札。文字は、『翠風』とある。穏やかで力強いみどりの風を表した言葉だ。
完走証。翼のようなデザインは、よく見ると全て靴底や足裏だった。足が翼のように軽くなって走れるといいものだ。
「2017奥熊野いだ天ウルトラマラソンツアー:瀞峡編」に続く。
トイレなどを済ませ、那智御滝飛瀧神社鳥居で出走チェックを受ける。
滝までの長い石段を下って行く。
飛瀧神社の前には、豪快に那智の滝が水飛沫を上げて流れ落ちている。
護摩壇のなかに完走祈願などを記した護摩木を投げ入れる。滝の持つマイナスイオンと神社という聖域から何らかのパワーを受け取っているかのような気分にさせられる。
次第に空も青みがかかり、うっすらと明るくなってきていた。
5:00。いよいよ100キロの部がスタートする。最初からいきなり石段の登り坂となる。
5:25。日の出となり、熊野灘の向こうから眩しい太陽が上がってきた。
朝の太陽の光を受けて、水平線も木々の葉も赤く染まっている。一日中好天に恵まれそうなスタートとなっていた。
満願成就の観音様を仰ぎ見ながら更に坂を上っていく。
その後は、次第に写真を撮る余裕もなくなってきて、ひたすら前に足を進めるだけとなっていた。前半の50キロを約6時間16分ほどで通過したので、後半の50キロは+2時間の余裕はあるとの計算はできた。しかし、後半も二つの坂を越えなければならない。特に、83キロ辺りからの7キロも続く登り坂は、疲れた下半身にはキツ過ぎる。1キロ1キロがとても長く感じた。
頂上に到着してからは、下り坂となるが、前半のようなペースで走って下るのも苦痛となっていた。ずっと半袖で走っていたのだが、日が陰り涼しくもなってきた。辺りは、薄暗くなりライトが必要になりかけるギリギリのところでゴールの補陀洛山寺が見えてきた。やっぱり、ゴール前での声援は嬉しい。ゴール前でラン友から花を受け取り、平安衣装の女性が待つゴールに飛び込んだ。タイムは、13時間51分。昨年より3分ほど遅くなっていたが、14時間を切れただけで満足だ。まだまだウルトラを完走できる走力があると分かっただけで良かった。これで、次の100キロマラソンにも出てみようという気持ちが途切れずに済んだ。
ゴール後に頂いた完走木札。文字は、『翠風』とある。穏やかで力強いみどりの風を表した言葉だ。
完走証。翼のようなデザインは、よく見ると全て靴底や足裏だった。足が翼のように軽くなって走れるといいものだ。
「2017奥熊野いだ天ウルトラマラソンツアー:瀞峡編」に続く。