昨年に引き続いて、奥熊野いだ天ウルトラマラソンに参加することになった。今回は、私を入れて5人のメンバーだ。大会は、23日(日)なので、前の日から現地に向かう。なかなか行くことのない和歌山県なので、観光もしたい。今回は、本州最南端となる潮岬まで足を延ばすことにした。
まず最初に寄ったのが、串本にある橋杭岩だ。約850mにわたって列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っている。海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭が規則的に並んでいるように見えることからこの名が付いたのだという。
この奇岩には、その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっているそうだ。観光案内のパンフレットを見て、どうしても見に行きたくなったのだが、わざわざ見に来た甲斐があった。こんな風に規則的に並んでいるのは、まるで人為的に作ったかのようにみえて、自然の成せる技が凄いと思えた。夜はライトアップされるらしく、それもまた幻想的だろう。
橋杭岩を見てから、数キロ先の潮岬に向かう。潮岬に行くと一番目立つのが、この潮岬観光タワーだ。
入場料300円を払うと、本州最南端訪問証明書を貰える。入り口のホールには、映画「海難1890」の撮影で使用されたトルコ海軍の船の模型が展示されている。
映画「海難1890」の主役日本人の医師とヒロインを 模した顔ハメ。二人とも、いい感じで役に嵌っている。
エレベーターで7階の展望階に行く。本州最南端の海が一望できる。
屋上には、本州最南端潮岬のプレートがある。
潮岬観光タワーを出て、望楼の芝に向かう。その先端には、潮岬本州最南端の碑がある。目の前には緩やかな弧をえがいて太平洋が広がり、地球が丸いことが実感できる。
碑より下にある岩場に立つ釣り人。まさしく、ここが本当の本州最南端の場所になるだろう。
16時ちょっと前に潮岬灯台に寄る。閉館時間が16時だったらしく、締められるところだったが、何とか入れさせてもらえた。
明治3年に初点灯し、現在まで海上交通の要所として沖行く船を照らし続ける灯台だ。入り口は狭く、68段のらせん階段をグルグル回りながら上っていく。
眼下には太平洋の大海原が広がっている。
眼下の森の中にひっそりと佇んでいるのは、本州最南端の神社「潮御崎神社」だ。
1階の灯台資料展示室には、2代目潮岬灯台レンズ(第2等フレネル不動レンズ)が展示されている。
潮岬灯台を出て、潮御崎神社に向かう。
江戸時代から明治初期まで行われた沿岸の古式捕鯨で重要な役割を担った「鯨山見(くじらやまみ)」といわれる場所。ここで、クジラが通るのを見張り、発見したら合図をしたという。
立派な佇まいの潮御崎神社の拝殿。賽銭箱の向こう側に本殿がある。
潮岬を一通り観光して、那智勝浦まで戻る。この日の宿は、那智勝浦温泉「万清楼」だ。食事は献立表の通りで、食べきれないほどの豪華なメニューだった。
そして、翌日がマラソンの本番となる。天気は快晴で、寒くも暑くもなく絶好のマラソン日和となりそうだ。
「2017奥熊野いだ天ウルトラマラソンツアー:マラソン編」に続く。
まず最初に寄ったのが、串本にある橋杭岩だ。約850mにわたって列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っている。海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭が規則的に並んでいるように見えることからこの名が付いたのだという。
この奇岩には、その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっているそうだ。観光案内のパンフレットを見て、どうしても見に行きたくなったのだが、わざわざ見に来た甲斐があった。こんな風に規則的に並んでいるのは、まるで人為的に作ったかのようにみえて、自然の成せる技が凄いと思えた。夜はライトアップされるらしく、それもまた幻想的だろう。
橋杭岩を見てから、数キロ先の潮岬に向かう。潮岬に行くと一番目立つのが、この潮岬観光タワーだ。
入場料300円を払うと、本州最南端訪問証明書を貰える。入り口のホールには、映画「海難1890」の撮影で使用されたトルコ海軍の船の模型が展示されている。
映画「海難1890」の主役日本人の医師とヒロインを 模した顔ハメ。二人とも、いい感じで役に嵌っている。
エレベーターで7階の展望階に行く。本州最南端の海が一望できる。
屋上には、本州最南端潮岬のプレートがある。
潮岬観光タワーを出て、望楼の芝に向かう。その先端には、潮岬本州最南端の碑がある。目の前には緩やかな弧をえがいて太平洋が広がり、地球が丸いことが実感できる。
碑より下にある岩場に立つ釣り人。まさしく、ここが本当の本州最南端の場所になるだろう。
16時ちょっと前に潮岬灯台に寄る。閉館時間が16時だったらしく、締められるところだったが、何とか入れさせてもらえた。
明治3年に初点灯し、現在まで海上交通の要所として沖行く船を照らし続ける灯台だ。入り口は狭く、68段のらせん階段をグルグル回りながら上っていく。
眼下には太平洋の大海原が広がっている。
眼下の森の中にひっそりと佇んでいるのは、本州最南端の神社「潮御崎神社」だ。
1階の灯台資料展示室には、2代目潮岬灯台レンズ(第2等フレネル不動レンズ)が展示されている。
潮岬灯台を出て、潮御崎神社に向かう。
江戸時代から明治初期まで行われた沿岸の古式捕鯨で重要な役割を担った「鯨山見(くじらやまみ)」といわれる場所。ここで、クジラが通るのを見張り、発見したら合図をしたという。
立派な佇まいの潮御崎神社の拝殿。賽銭箱の向こう側に本殿がある。
潮岬を一通り観光して、那智勝浦まで戻る。この日の宿は、那智勝浦温泉「万清楼」だ。食事は献立表の通りで、食べきれないほどの豪華なメニューだった。
そして、翌日がマラソンの本番となる。天気は快晴で、寒くも暑くもなく絶好のマラソン日和となりそうだ。
「2017奥熊野いだ天ウルトラマラソンツアー:マラソン編」に続く。