小谷村では、日本最古とされる小型肉食恐竜の足跡化石が発見されている。道の駅小谷には、翼竜とたたかう恐竜親子のステンレス製モニュメントが飾られた恐竜公園がある。

恐竜の足跡を模したモニュメント。

11:40。道の駅内で、持ち寄った食料で簡単な昼食としたあと、天神道越えコースに向けて出発する。天神道越えコースは、難易度中級で道の駅小谷から平岩駅までの約9キロのコースだ。

唐沢の石仏。

塩の道から少し上がったところにある三峰様。カヤで作った三体の素朴なお社には、火除けの神様が祀られている。

この辺りもいい具合に色付いている。

砂山の石仏。この辺りから、雨の降り方が酷くなってきていた。

湯原温泉「猫鼻の湯」。かつて小谷村の猫鼻地区に猫鼻温泉という大きな露天風呂が名物の温泉があったが、1995年7月の水害で甚大な被害を受け、再建されることなく消滅した。
2011年5月湯原地区に場所を移し、湯原温泉として営業が再開されたという。雨が酷く、温泉に入って行きたいくらいだったが、着替えも何もないので、そのまま通り過ぎる。

猫鼻石仏群前を通過。

この山道を登り切れば、国道に出られる。

国道148号に出ると、ちょうど新潟県と長野県の境界だ。看板を越えると、新潟県の糸魚川市になる。

葛葉峠から平岩駅に向かう道は、舗装道路となりぐんぐん下って行く。途中には、巨大な白い物体が見えていた。近くまで回ってきてみると、巨大な大仏であった。調べてみると、白馬大仏と呼ばれている仏像であった。長野県ではなく、新潟県にあるのに白馬と名が付くのは可笑しい。かつて、この辺りは温泉街であったらしいが、1995年の水害により主要道路が迂回してしまった為、今では廃墟となってしまっている。もちろん大仏内に入ることもできない。

当初の計画では、平岩駅15:50発の大糸線に乗る予定であったが、思ったより早いペースで来ていた。頑張って走れば13:46発の大糸線に乗れそうだったので、必死に走る。冷たい雨で体も冷えてきていたので、とにかく早く帰りたかった。
13:40。無事、平岩駅に到着する。ガイドマップでは、所要時間が3時間と書いてあったが、トレランでは2時間で着いてしまった。

数分後、電車が到着する。1輌だけの可愛い電車だが、やっと人心地がついた。全員、無事完走できたことも良かった。

ただし電車は、南小谷で乗り換えとなり、白馬大池行きの電車は、そこで1時間以上も待ち時間があり、体がぐんぐん冷えていた。低体温症になりかかっていた人もいて、とても1時間も駅で待っておられないので、タクシー2台に分乗して白馬大池駅まで向かった。その後、駐車してあった車に乗り換え、白馬の温泉に寄っていくとやっと体が温まった。
早いペースで走れたものの、冬の到来を思わせる後半の冷たい雨に冷や汗ものだったが、計画通り千国街道塩の道の3コースをすべて1日で完走できてよかった。翌日は、残りの最も難所だと言われる大網峠越えコースを走る予定だ。この日は、ペンションに戻って早めに就寝する。
「2017千国街道塩の道トレイル:大網峠越えコース前半」に続く

恐竜の足跡を模したモニュメント。

11:40。道の駅内で、持ち寄った食料で簡単な昼食としたあと、天神道越えコースに向けて出発する。天神道越えコースは、難易度中級で道の駅小谷から平岩駅までの約9キロのコースだ。

唐沢の石仏。

塩の道から少し上がったところにある三峰様。カヤで作った三体の素朴なお社には、火除けの神様が祀られている。

この辺りもいい具合に色付いている。

砂山の石仏。この辺りから、雨の降り方が酷くなってきていた。

湯原温泉「猫鼻の湯」。かつて小谷村の猫鼻地区に猫鼻温泉という大きな露天風呂が名物の温泉があったが、1995年7月の水害で甚大な被害を受け、再建されることなく消滅した。
2011年5月湯原地区に場所を移し、湯原温泉として営業が再開されたという。雨が酷く、温泉に入って行きたいくらいだったが、着替えも何もないので、そのまま通り過ぎる。

猫鼻石仏群前を通過。

この山道を登り切れば、国道に出られる。

国道148号に出ると、ちょうど新潟県と長野県の境界だ。看板を越えると、新潟県の糸魚川市になる。

葛葉峠から平岩駅に向かう道は、舗装道路となりぐんぐん下って行く。途中には、巨大な白い物体が見えていた。近くまで回ってきてみると、巨大な大仏であった。調べてみると、白馬大仏と呼ばれている仏像であった。長野県ではなく、新潟県にあるのに白馬と名が付くのは可笑しい。かつて、この辺りは温泉街であったらしいが、1995年の水害により主要道路が迂回してしまった為、今では廃墟となってしまっている。もちろん大仏内に入ることもできない。

当初の計画では、平岩駅15:50発の大糸線に乗る予定であったが、思ったより早いペースで来ていた。頑張って走れば13:46発の大糸線に乗れそうだったので、必死に走る。冷たい雨で体も冷えてきていたので、とにかく早く帰りたかった。
13:40。無事、平岩駅に到着する。ガイドマップでは、所要時間が3時間と書いてあったが、トレランでは2時間で着いてしまった。

数分後、電車が到着する。1輌だけの可愛い電車だが、やっと人心地がついた。全員、無事完走できたことも良かった。

ただし電車は、南小谷で乗り換えとなり、白馬大池行きの電車は、そこで1時間以上も待ち時間があり、体がぐんぐん冷えていた。低体温症になりかかっていた人もいて、とても1時間も駅で待っておられないので、タクシー2台に分乗して白馬大池駅まで向かった。その後、駐車してあった車に乗り換え、白馬の温泉に寄っていくとやっと体が温まった。
早いペースで走れたものの、冬の到来を思わせる後半の冷たい雨に冷や汗ものだったが、計画通り千国街道塩の道の3コースをすべて1日で完走できてよかった。翌日は、残りの最も難所だと言われる大網峠越えコースを走る予定だ。この日は、ペンションに戻って早めに就寝する。
「2017千国街道塩の道トレイル:大網峠越えコース前半」に続く