とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018パリマラソンツアー:2日目ルーブル美術館

2018-04-14 19:20:23 | 観光
マラソンEXPO会場近くの地下鉄に乗ってルーブル美術館まで移動する。パリの地下鉄は、均一料金で、構内を出るまでは何度でも乗り換えができる。


地下鉄駅からルーブル美術館の地下のフロアーに入って行く。逆ピラミッドが目の前に見えてきた。逆ピラミッドは、観光客を美術館の入口へと導く役割を果たしている。下向きのガラスのピラミッドの直下の床には、高さ1メートルほどの小さな石のピラミッドが設置されていて、「上部にある、より大きなピラミッド」を映しているかのようにデザインされているらしい。


チケットを購入して中に入って行く。躍動感あふれる彫像が何体も展示されている。


知っている美術品で、まず最初に見たのが『サモトラケのニケ』だ。ギリシャのサモトラケ島で発掘された勝利の女神ニーケーの彫像である。


館内の窓から外の広場を見ると、ルーブル美術館のランドマークともいうべきガラスのピラミッドが見えた。自分の中では、映画『ダ・ヴィンチ・コード』の1シーンとして特に印象深い構造物だ。


天上や壁に惜しげもなく張り巡らされた絵画や彫刻。




そして、一番の目玉である『モナ・リザ』のある部屋まで来た。たくさんの観光客がカメラを構えている。レプリカは何度も見ているが、これが本物だと思うと感慨深いものだ。




とにかく展示している美術品の数が半端じゃない。いくら進んでも、限りないくらいあるのでとても全部を見て回ることはできない。


建物と建物の間には、ちょっと洒落た庭もある。


ドミニク・アングルの『グランド・オダリスク』。ルーブル美術館には二大美女と呼ばれる女性がいる。一人は、『モナ・リザ』。そして、もう一人がこの『グランド・オダリスク』に描かれている女性だ。半身を大きく捻り振り返る裸身の女性。肩から腰への曲線は、なめらかさを強調するように表現され「実際よりも脊椎骨3つ分体が長い」との批判さえともなった事で有名だという。


『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』。ナポレオン1世の首席画家ジャック=ルイ・ダヴィッドにより描かれた油彩画で、1807年に完成。


『ミロのヴィーナス』。ヘレニズム期の代表的ギリシア彫刻である。ミロは発見された島の名前で、ヴィーナスとはギリシアのオリンポス12神の中の愛と美の女神アフロディテのラテン名。1820年、エーゲ海のキュクラデス諸島の一つのミロ島で、一農夫の手によって発掘された。


『ミロのヴィーナス』の奥にも数々のギリシア彫刻が展示されている。


『アテナ、通称:ヴェレトリのパラス』。この作品は女神アテナ(ローマ人はパラス又はミネルバと呼んだ)を表現し、それはその冑と、蛇により縁取られ、その中央をメデューサの頭で装飾された胴鎧のような神盾により判断できるという。


4人の女神によって支えられた入り口を抜ける。


まだまだたくさんの美術品があるのだが、とても時間が足らない。疲れてきてもいたので、館内を出てピラミッドのある広場に出る。観光客が大勢広場でくつろいでいる。


ピラミッドをバックに記念撮影。


ルーブル美術館を出ると19:30となっていた。二階建ての観光バスを見かける。


ポンヌフ橋近くを歩いて回る。


セーヌ川沿いには、古本の店が幾つも開いている。




20:00。娘が知り合いから教えてもらったという日本語メニューのあるレストランに入り、ディナーだ。


まずは、前菜のサラダである。


メイン料理はそれぞれ違うものを頼む。


デザートは、お菓子のエッフェル塔が付いている。


凱旋門からの夜景を見ながらホテルに向かう。もう22時を回っていた。




この日も夜遊びで遅くなってしまった。ゆっくり眠らなければ。

「2018パリマラソンツアー:3日目ブレックファーストラン」に続く。