先週末は、富山県南部の最高峰であり、二百名山にも数えられる金剛堂山に登ってきた。前金剛(1,638m)、中金剛(1,650m)、奥金剛(1,616m)の3つの峰からなる山で、山頂付近には草原の様な緩やかな地形が広がり、周囲の山々を見渡すことができる。
前日の夜に家を出て、道の駅利賀に向かうが、実際現地に着いてみると、農協や役所の単なる駐車場のような場所で、トイレも売店もなくとても道の駅と言えるような場所ではなかった。とてもここでは寝られないと、いろいろ調べた結果、10キロほど先に旧・道の駅利賀が有ることがわかり、真夜中の山道を移動して、現地に着いた。売店は閉鎖され、自販機もないが、広大な駐車場には、真夜中にも関わらず煌々と明かりが付いている。しかも立派なトイレもあり、こちらの方が道の駅らしい。
翌朝、目覚めてから朝食をとり、栃谷登山口に向かう。この登山口も広い駐車場があり、水洗トイレもあり、ここまで来てもよかったくらいだ。時間は午前7時だったが、すでに2台ほどの車が停まっていた。
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今回は、2人ほどキャンセルが出て、3人でのスタートとなった。
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すぐに、鉄橋を渡る
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橋を渡りきった所に、栃谷登山口の看板が立っている。
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すぐにブナが立ち並ぶ林の中を登っていく。
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最初から急な道が続く。登山道が雨でえぐられてしまったのか、深い溝があちらこちらにある。
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登山道より1キロ地点を通過。以後、1キロ毎に案内の標柱が立っている。
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片折岳1346mに到着する。藪の中に囲まれ、山頂とは思えないような場所の地面に銘板がひっそり置かれていた。よく見ると一服金剛とも読める。
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登山道より3キロ地点を通過。
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登山道より4キロ地点を通過。山頂までは残り1キロ弱だ。
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9:50。金剛堂山(前金剛)1638mに到着する。山頂には、立派な社と方位盤が置かれ、360°の大パノラマを臨むことができる。
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鋭く尖った槍ヶ岳の穂先や穂高連峰がくっきり見える。北アルプスが一望だ。
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そして、視点を少しずらせば、手前には7月に登った白木峰、その奥には8月に登った立山連峰と剱岳もはっきり見える。
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西側を見れば、雪がなくなってしまった白山。金剛堂山は、日本の名峰の数々を一望できる、絶好のスポットだ。
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さて、我々は、最高峰の中金剛まで足を伸ばす事にした。前方に見える一際高いピークが中金剛のようだ。
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中金剛の手前にある小高いピークには、立派な石碑が立っている。裏側には、江戸時代末期、富山藩10代藩主前田利保が西白木峰(現在の金剛堂山)に登った時に山頂で詠んだ歌が刻まれているそうだ。
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前金剛から10分ほどで、中金剛1650mに到着する。ここも、藪の中で何の変哲もない山頂だ。金剛堂山の最高峰ということでここまで来たが、やはり前金剛の方が展望は抜群にいい。
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さらにこの先に奥金剛1616mが有るということだったが、往復で50分くらいかかるようなので、帰りの時間も考えて、中金剛で引き返す事にした。山頂周辺の草原のような緩やかな地形が金剛堂山の一番の見どころだが、中金剛までに行くだけで十分楽しめた。
あとは、そのまま引き返し、栃谷登山口に戻った。橋を渡れば、駐車場は目の前だ。
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今回も、天気には恵まれたが、9月にしてはあまりにも暑かった。山には涼を求めてきているのだが、この日は蒸し暑く、温泉に入りたくて早々に下山してしまった。
参考1.金剛堂山の高低図&コースタイム
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参考2.金剛堂山のコースマップ
前日の夜に家を出て、道の駅利賀に向かうが、実際現地に着いてみると、農協や役所の単なる駐車場のような場所で、トイレも売店もなくとても道の駅と言えるような場所ではなかった。とてもここでは寝られないと、いろいろ調べた結果、10キロほど先に旧・道の駅利賀が有ることがわかり、真夜中の山道を移動して、現地に着いた。売店は閉鎖され、自販機もないが、広大な駐車場には、真夜中にも関わらず煌々と明かりが付いている。しかも立派なトイレもあり、こちらの方が道の駅らしい。
翌朝、目覚めてから朝食をとり、栃谷登山口に向かう。この登山口も広い駐車場があり、水洗トイレもあり、ここまで来てもよかったくらいだ。時間は午前7時だったが、すでに2台ほどの車が停まっていた。
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今回は、2人ほどキャンセルが出て、3人でのスタートとなった。
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すぐに、鉄橋を渡る
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橋を渡りきった所に、栃谷登山口の看板が立っている。
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すぐにブナが立ち並ぶ林の中を登っていく。
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最初から急な道が続く。登山道が雨でえぐられてしまったのか、深い溝があちらこちらにある。
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登山道より1キロ地点を通過。以後、1キロ毎に案内の標柱が立っている。
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片折岳1346mに到着する。藪の中に囲まれ、山頂とは思えないような場所の地面に銘板がひっそり置かれていた。よく見ると一服金剛とも読める。
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登山道より3キロ地点を通過。
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登山道より4キロ地点を通過。山頂までは残り1キロ弱だ。
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9:50。金剛堂山(前金剛)1638mに到着する。山頂には、立派な社と方位盤が置かれ、360°の大パノラマを臨むことができる。
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鋭く尖った槍ヶ岳の穂先や穂高連峰がくっきり見える。北アルプスが一望だ。
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そして、視点を少しずらせば、手前には7月に登った白木峰、その奥には8月に登った立山連峰と剱岳もはっきり見える。
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西側を見れば、雪がなくなってしまった白山。金剛堂山は、日本の名峰の数々を一望できる、絶好のスポットだ。
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さて、我々は、最高峰の中金剛まで足を伸ばす事にした。前方に見える一際高いピークが中金剛のようだ。
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中金剛の手前にある小高いピークには、立派な石碑が立っている。裏側には、江戸時代末期、富山藩10代藩主前田利保が西白木峰(現在の金剛堂山)に登った時に山頂で詠んだ歌が刻まれているそうだ。
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前金剛から10分ほどで、中金剛1650mに到着する。ここも、藪の中で何の変哲もない山頂だ。金剛堂山の最高峰ということでここまで来たが、やはり前金剛の方が展望は抜群にいい。
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さらにこの先に奥金剛1616mが有るということだったが、往復で50分くらいかかるようなので、帰りの時間も考えて、中金剛で引き返す事にした。山頂周辺の草原のような緩やかな地形が金剛堂山の一番の見どころだが、中金剛までに行くだけで十分楽しめた。
あとは、そのまま引き返し、栃谷登山口に戻った。橋を渡れば、駐車場は目の前だ。
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今回も、天気には恵まれたが、9月にしてはあまりにも暑かった。山には涼を求めてきているのだが、この日は蒸し暑く、温泉に入りたくて早々に下山してしまった。
参考1.金剛堂山の高低図&コースタイム
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参考2.金剛堂山のコースマップ
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