1日目は、セクション2と3を先に走ったが、2日目はセクション1からスタートしてセクション2に繋ぐ。
セクション1のスタート地点は、摩周湖第1展望台からだ。霧の摩周湖と呼ばれるだけあって、この日も霧に覆われ、摩周湖の姿は全く見えない。

展望台の前には、摩周屈斜路トレイルの起点を示す0キロの看板が立っている。

駐車場の前の道路を渡ると、KMTと書かれた赤いコーンが入り口の目印のようだ。

笹やぶの中の道を徐々に下っていく。

1時間ほどで摩周湖からのトレイルを下りきると、柵の前に出た。

柵の錠を開けると、見通しのいい田園地帯が広がっている。

ポツンと1軒の農家が建っている他は何もない林道を進んでいく。

大きな重機が、巨大な貨物車を運んできたのに出会う。北海道では、重機が見たことがないような大きさだ。

舗装道路を進んでいくと、線路が見え1両の可愛い電車が通過していった。この電車は、北海道網走市の網走駅と釧路市の東釧路駅を結ぶ釧網本線(せんもうほんせん)だ。

その後も、線路を何度も越える。

KMTのマークに導かれ、森の中のトレイルを進む。


周りより少し低くなっていて、まっすぐに伸びている道は、旧釧路鉄道跡だ。130年前、この先にある硫黄山から採掘した硫黄を運ぶために実際に鉄道があった区間なのだ。

国道をしばらく歩く。

脇道から農道に入ると、畑に挟まれた気持ち良い道となる。前の方には、噴煙が上がる硫黄山が見えてきた。

川湯温泉駅前を通過。

青葉トンネル入り口。ここも旧釧路鉄道のあった場所だ。

トンネルがあるかと思っていたが、今はトンネルもなく、生い茂った木々の青葉で覆われたトンネルという事なのだろうか。

硫黄山に到着する。

川湯温泉の源として有名な硫黄山(アトサヌプリ)だが、明治初期から昭和30年代にかけては、硫黄を採掘する鉱山として利用されていたそうだ。この硫黄採掘によって、ほぼ未開の地であった弟子屈・釧路を含めた道東の産業が急速に発展していったという。

現在でも、黄色い噴気孔からもうもうと噴煙を上げている様は、まさに地球が息づいているのを間近で感じさせてくれる。

荒涼とした溶岩台地を抜けていく。

溶岩台地の先には、つつじヶ原自然探勝路の入り口がある。

つつじヶ原は、硫黄山から出る火山ガスや、酸性土壌などに耐えられる高山性の植物たちが特異な生態系を展開している貴重な場所だ。最初は「イソツツジ帯」「ハイマツ帯」が続いている。

展望台から硫黄山をバックに記念撮影。

このあたりから植生が変わり「広葉樹林帯」となってくる。

「針葉樹林帯」を抜けると、つつじヶ原自然探勝路の出口となり、ゴールの川湯ビジターセンターも近い。

川湯ビジターセンターから足を延ばして、川湯の日帰り温泉に入浴してゴールとする。その後、レンタカーで女満別空港まで帰り、今回の北海道遠征を終えた。
参考1.摩周屈斜路トレイル2日目の高低図&コースタイム

参考2.摩周屈斜路トレイル2日目のコースマップ
セクション1のスタート地点は、摩周湖第1展望台からだ。霧の摩周湖と呼ばれるだけあって、この日も霧に覆われ、摩周湖の姿は全く見えない。

展望台の前には、摩周屈斜路トレイルの起点を示す0キロの看板が立っている。

駐車場の前の道路を渡ると、KMTと書かれた赤いコーンが入り口の目印のようだ。

笹やぶの中の道を徐々に下っていく。

1時間ほどで摩周湖からのトレイルを下りきると、柵の前に出た。

柵の錠を開けると、見通しのいい田園地帯が広がっている。

ポツンと1軒の農家が建っている他は何もない林道を進んでいく。

大きな重機が、巨大な貨物車を運んできたのに出会う。北海道では、重機が見たことがないような大きさだ。

舗装道路を進んでいくと、線路が見え1両の可愛い電車が通過していった。この電車は、北海道網走市の網走駅と釧路市の東釧路駅を結ぶ釧網本線(せんもうほんせん)だ。

その後も、線路を何度も越える。

KMTのマークに導かれ、森の中のトレイルを進む。


周りより少し低くなっていて、まっすぐに伸びている道は、旧釧路鉄道跡だ。130年前、この先にある硫黄山から採掘した硫黄を運ぶために実際に鉄道があった区間なのだ。

国道をしばらく歩く。

脇道から農道に入ると、畑に挟まれた気持ち良い道となる。前の方には、噴煙が上がる硫黄山が見えてきた。

川湯温泉駅前を通過。

青葉トンネル入り口。ここも旧釧路鉄道のあった場所だ。

トンネルがあるかと思っていたが、今はトンネルもなく、生い茂った木々の青葉で覆われたトンネルという事なのだろうか。

硫黄山に到着する。

川湯温泉の源として有名な硫黄山(アトサヌプリ)だが、明治初期から昭和30年代にかけては、硫黄を採掘する鉱山として利用されていたそうだ。この硫黄採掘によって、ほぼ未開の地であった弟子屈・釧路を含めた道東の産業が急速に発展していったという。

現在でも、黄色い噴気孔からもうもうと噴煙を上げている様は、まさに地球が息づいているのを間近で感じさせてくれる。

荒涼とした溶岩台地を抜けていく。

溶岩台地の先には、つつじヶ原自然探勝路の入り口がある。

つつじヶ原は、硫黄山から出る火山ガスや、酸性土壌などに耐えられる高山性の植物たちが特異な生態系を展開している貴重な場所だ。最初は「イソツツジ帯」「ハイマツ帯」が続いている。

展望台から硫黄山をバックに記念撮影。

このあたりから植生が変わり「広葉樹林帯」となってくる。

「針葉樹林帯」を抜けると、つつじヶ原自然探勝路の出口となり、ゴールの川湯ビジターセンターも近い。

川湯ビジターセンターから足を延ばして、川湯の日帰り温泉に入浴してゴールとする。その後、レンタカーで女満別空港まで帰り、今回の北海道遠征を終えた。
参考1.摩周屈斜路トレイル2日目の高低図&コースタイム

参考2.摩周屈斜路トレイル2日目のコースマップ
