8月に続いて2度目の北海道。今回は、山友のKちゃんが百名山完登を目指しての最後の百座目の登山となるので、そのお祝いを兼ねての登山だ。まずは、女満別空港から、斜里岳の登山口に近い清里町まで車を走らせ、ホテル緑清荘に宿泊する。
翌日8時、緑清荘を出発する。
車の車窓からは、田園の先に斜里岳の姿がくっきり見える。雲一つない天気で、素晴らしい登山になることが予想された。
20分ほどで、登山口のある清岳荘前に到着する。駐車場は、8割方埋まっており、我々は遅いほうだ。
登山届に名前を記入して、8:30頃スタートする。
しばらくは森の中を進む。
20分くらいで沢が現れた。
斜里岳といえば、20回くらいの渡渉が続くスリリングなコースが有名だ。
しょっぱなから、水がザーザー流れる沢の上を渡っていく。初めての人は、ビクビクしながら慎重に飛び石の上を乗り越えていく。
一つ終われば、すぐに次の渡渉が始まる。
右に行ったかと思えば、すぐに左側の岸に移動だ。
奥に行くに従い、滝が現れてくる。
滝の流れのすぐ横の岩を登っていく。
ここの岩は赤茶けている。水の中に鉄分が含まれているようで、錆がついて赤茶けているのだ。そのおかげで、岩の上に乗っても滑らない。緑の苔だと滑ってしまうが、斜里岳の沢では安心して岩の上を歩いて行けるのがありがたい。
みんなこんな道は歩いたことがないので、かなり印象に残る登山になったようだ。
大きな岩が、流れを二つに分けているのも面白い。
この流れを登り切れば、もう危険な場所はほとんどない。
上二股を過ぎ、胸突き八丁を越えると、鞍部に到着する。後続のメンバーが来るまでしばらく休憩する。右側のピークの禿げた辺りが山頂だ。
かなり遠くそうに見えたが、20分ちょっとで斜里岳山頂1547mに到着する。山頂で、Kちゃんの百名山完登のお祝いセレモニーを行う。山頂からは360度の大展望が広がり、百名山完登にふさわしい素晴らしい山行となった。
ランチ休憩のあと、山頂を後にする。
岩場を慎重に下る。
遠く知床の羅臼岳も見える。
再び、鞍部に戻る。
上二股からは沢を下る旧道コースには向かわず、熊見峠経由の新道コースに入る。沢を登るのは割と歩きやすいが、下るのは危ないので、帰りは新道コースを歩くのが一般的だ。ただ、新道コースは、かなり回り道となり距離が長い。いいかげんに熊見峠に着かないかなと思っていたが、まだまだ、あの先に見えるピークのあたりのようだ。
やっとのことで熊見峠に到着する。
熊見峠を過ぎてしばらくすると、下二股への激下りが始まる。下二股からは、再び渡渉の連続となるが、ほぼ平坦なので、みんな渡渉に慣れたせいか順調に進む。
渡渉が終われば、最後の林道歩き。
15:45。スタート地点の清岳荘前に無事ゴール。
歩行時間7時間19分(休憩込み)、歩行距離9.6キロで、ほぼコースタイム通りの山行だった。私以外は、みんな初めての斜里岳だったが、ハラハラドキドキの連続で記憶に残る山旅になったようだ。
参考1.斜里岳の高低図&コースタイム
参考2.斜里岳のコースマップ
「2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目」に続く。
翌日8時、緑清荘を出発する。
車の車窓からは、田園の先に斜里岳の姿がくっきり見える。雲一つない天気で、素晴らしい登山になることが予想された。
20分ほどで、登山口のある清岳荘前に到着する。駐車場は、8割方埋まっており、我々は遅いほうだ。
登山届に名前を記入して、8:30頃スタートする。
しばらくは森の中を進む。
20分くらいで沢が現れた。
斜里岳といえば、20回くらいの渡渉が続くスリリングなコースが有名だ。
しょっぱなから、水がザーザー流れる沢の上を渡っていく。初めての人は、ビクビクしながら慎重に飛び石の上を乗り越えていく。
一つ終われば、すぐに次の渡渉が始まる。
右に行ったかと思えば、すぐに左側の岸に移動だ。
奥に行くに従い、滝が現れてくる。
滝の流れのすぐ横の岩を登っていく。
ここの岩は赤茶けている。水の中に鉄分が含まれているようで、錆がついて赤茶けているのだ。そのおかげで、岩の上に乗っても滑らない。緑の苔だと滑ってしまうが、斜里岳の沢では安心して岩の上を歩いて行けるのがありがたい。
みんなこんな道は歩いたことがないので、かなり印象に残る登山になったようだ。
大きな岩が、流れを二つに分けているのも面白い。
この流れを登り切れば、もう危険な場所はほとんどない。
上二股を過ぎ、胸突き八丁を越えると、鞍部に到着する。後続のメンバーが来るまでしばらく休憩する。右側のピークの禿げた辺りが山頂だ。
かなり遠くそうに見えたが、20分ちょっとで斜里岳山頂1547mに到着する。山頂で、Kちゃんの百名山完登のお祝いセレモニーを行う。山頂からは360度の大展望が広がり、百名山完登にふさわしい素晴らしい山行となった。
ランチ休憩のあと、山頂を後にする。
岩場を慎重に下る。
遠く知床の羅臼岳も見える。
再び、鞍部に戻る。
上二股からは沢を下る旧道コースには向かわず、熊見峠経由の新道コースに入る。沢を登るのは割と歩きやすいが、下るのは危ないので、帰りは新道コースを歩くのが一般的だ。ただ、新道コースは、かなり回り道となり距離が長い。いいかげんに熊見峠に着かないかなと思っていたが、まだまだ、あの先に見えるピークのあたりのようだ。
やっとのことで熊見峠に到着する。
熊見峠を過ぎてしばらくすると、下二股への激下りが始まる。下二股からは、再び渡渉の連続となるが、ほぼ平坦なので、みんな渡渉に慣れたせいか順調に進む。
渡渉が終われば、最後の林道歩き。
15:45。スタート地点の清岳荘前に無事ゴール。
歩行時間7時間19分(休憩込み)、歩行距離9.6キロで、ほぼコースタイム通りの山行だった。私以外は、みんな初めての斜里岳だったが、ハラハラドキドキの連続で記憶に残る山旅になったようだ。
参考1.斜里岳の高低図&コースタイム
参考2.斜里岳のコースマップ
「2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目」に続く。