8月に続いて2度目の北海道。今回は、山友のKちゃんが百名山完登を目指しての最後の百座目の登山となるので、そのお祝いを兼ねての登山だ。まずは、女満別空港から、斜里岳の登山口に近い清里町まで車を走らせ、ホテル緑清荘に宿泊する。
翌日8時、緑清荘を出発する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/37/acfc41a78b67a703a9883287252d1c6e.jpg)
車の車窓からは、田園の先に斜里岳の姿がくっきり見える。雲一つない天気で、素晴らしい登山になることが予想された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/3d/ac8e0afe491e0f35d530d2efc1a7c2c2.jpg)
20分ほどで、登山口のある清岳荘前に到着する。駐車場は、8割方埋まっており、我々は遅いほうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/33/8bd38749647a96e98d0fe6563fdeba9f.jpg)
登山届に名前を記入して、8:30頃スタートする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/3d/ae224734ce7cb4b6700dea4763764c67.jpg)
しばらくは森の中を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/5e/665e5f04b83aebf714f3cbe45c0c380b.jpg)
20分くらいで沢が現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f5/734bb0257175135a43f77af99a4bcc11.jpg)
斜里岳といえば、20回くらいの渡渉が続くスリリングなコースが有名だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/9f/89cf8acee9ffec75d8e273bdeb809c2a.jpg)
しょっぱなから、水がザーザー流れる沢の上を渡っていく。初めての人は、ビクビクしながら慎重に飛び石の上を乗り越えていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/8b/5dfb1bf7cf91b7dd3a6f9e31f58056e9.jpg)
一つ終われば、すぐに次の渡渉が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9c/5bafe8fd60e5973fdc277badfaaf292c.jpg)
右に行ったかと思えば、すぐに左側の岸に移動だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ab/1cd8ca991d51876436626974c48da51e.jpg)
奥に行くに従い、滝が現れてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/16/7a2b833b93b446e641619645614b0381.jpg)
滝の流れのすぐ横の岩を登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/48/cd3bb302c77e7b2641697177d97c440f.jpg)
ここの岩は赤茶けている。水の中に鉄分が含まれているようで、錆がついて赤茶けているのだ。そのおかげで、岩の上に乗っても滑らない。緑の苔だと滑ってしまうが、斜里岳の沢では安心して岩の上を歩いて行けるのがありがたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b7/8320726e19b79ae4bc7f01e320f733cb.jpg)
みんなこんな道は歩いたことがないので、かなり印象に残る登山になったようだ。
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大きな岩が、流れを二つに分けているのも面白い。
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この流れを登り切れば、もう危険な場所はほとんどない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/45/ee6596224542e17375533239cd385fec.jpg)
上二股を過ぎ、胸突き八丁を越えると、鞍部に到着する。後続のメンバーが来るまでしばらく休憩する。右側のピークの禿げた辺りが山頂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d1/6e1ae7b5ded34a6259d26fd011d41ee2.jpg)
かなり遠くそうに見えたが、20分ちょっとで斜里岳山頂1547mに到着する。山頂で、Kちゃんの百名山完登のお祝いセレモニーを行う。山頂からは360度の大展望が広がり、百名山完登にふさわしい素晴らしい山行となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/df/34035d657301c4baaf4a04a05fba226c.jpg)
ランチ休憩のあと、山頂を後にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c0/69b8a0774fa8fade5fb4d1eeef7fe5fe.jpg)
岩場を慎重に下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7b/399ba7b371715e331ee969fd02a2b8b7.jpg)
遠く知床の羅臼岳も見える。
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再び、鞍部に戻る。
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上二股からは沢を下る旧道コースには向かわず、熊見峠経由の新道コースに入る。沢を登るのは割と歩きやすいが、下るのは危ないので、帰りは新道コースを歩くのが一般的だ。ただ、新道コースは、かなり回り道となり距離が長い。いいかげんに熊見峠に着かないかなと思っていたが、まだまだ、あの先に見えるピークのあたりのようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/df/e8b01934cc4584687530c72ac8327dd0.jpg)
やっとのことで熊見峠に到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/88/83d08f7c5e91d12fdde2a38b40e31544.jpg)
熊見峠を過ぎてしばらくすると、下二股への激下りが始まる。下二股からは、再び渡渉の連続となるが、ほぼ平坦なので、みんな渡渉に慣れたせいか順調に進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/71/74e2a7630335fd5f26c4b83a6a008966.jpg)
渡渉が終われば、最後の林道歩き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/3c/44fd73eaa5df1f6d31412bb3ed1d2e89.jpg)
15:45。スタート地点の清岳荘前に無事ゴール。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/be669460da0ecbe8fa1f5a37cc74d7cf.jpg)
歩行時間7時間19分(休憩込み)、歩行距離9.6キロで、ほぼコースタイム通りの山行だった。私以外は、みんな初めての斜里岳だったが、ハラハラドキドキの連続で記憶に残る山旅になったようだ。
参考1.斜里岳の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4b/022729ca5bedd521119e5b1461fb6ee6.jpg)
参考2.斜里岳のコースマップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/9c/265ff601dec29e10e245daf2e5809044.jpg)
「2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目」に続く。
翌日8時、緑清荘を出発する。
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車の車窓からは、田園の先に斜里岳の姿がくっきり見える。雲一つない天気で、素晴らしい登山になることが予想された。
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20分ほどで、登山口のある清岳荘前に到着する。駐車場は、8割方埋まっており、我々は遅いほうだ。
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登山届に名前を記入して、8:30頃スタートする。
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しばらくは森の中を進む。
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20分くらいで沢が現れた。
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斜里岳といえば、20回くらいの渡渉が続くスリリングなコースが有名だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/9f/89cf8acee9ffec75d8e273bdeb809c2a.jpg)
しょっぱなから、水がザーザー流れる沢の上を渡っていく。初めての人は、ビクビクしながら慎重に飛び石の上を乗り越えていく。
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一つ終われば、すぐに次の渡渉が始まる。
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右に行ったかと思えば、すぐに左側の岸に移動だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ab/1cd8ca991d51876436626974c48da51e.jpg)
奥に行くに従い、滝が現れてくる。
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滝の流れのすぐ横の岩を登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/48/cd3bb302c77e7b2641697177d97c440f.jpg)
ここの岩は赤茶けている。水の中に鉄分が含まれているようで、錆がついて赤茶けているのだ。そのおかげで、岩の上に乗っても滑らない。緑の苔だと滑ってしまうが、斜里岳の沢では安心して岩の上を歩いて行けるのがありがたい。
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みんなこんな道は歩いたことがないので、かなり印象に残る登山になったようだ。
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大きな岩が、流れを二つに分けているのも面白い。
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この流れを登り切れば、もう危険な場所はほとんどない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/45/ee6596224542e17375533239cd385fec.jpg)
上二股を過ぎ、胸突き八丁を越えると、鞍部に到着する。後続のメンバーが来るまでしばらく休憩する。右側のピークの禿げた辺りが山頂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d1/6e1ae7b5ded34a6259d26fd011d41ee2.jpg)
かなり遠くそうに見えたが、20分ちょっとで斜里岳山頂1547mに到着する。山頂で、Kちゃんの百名山完登のお祝いセレモニーを行う。山頂からは360度の大展望が広がり、百名山完登にふさわしい素晴らしい山行となった。
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ランチ休憩のあと、山頂を後にする。
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岩場を慎重に下る。
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遠く知床の羅臼岳も見える。
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再び、鞍部に戻る。
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上二股からは沢を下る旧道コースには向かわず、熊見峠経由の新道コースに入る。沢を登るのは割と歩きやすいが、下るのは危ないので、帰りは新道コースを歩くのが一般的だ。ただ、新道コースは、かなり回り道となり距離が長い。いいかげんに熊見峠に着かないかなと思っていたが、まだまだ、あの先に見えるピークのあたりのようだ。
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やっとのことで熊見峠に到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/88/83d08f7c5e91d12fdde2a38b40e31544.jpg)
熊見峠を過ぎてしばらくすると、下二股への激下りが始まる。下二股からは、再び渡渉の連続となるが、ほぼ平坦なので、みんな渡渉に慣れたせいか順調に進む。
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渡渉が終われば、最後の林道歩き。
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15:45。スタート地点の清岳荘前に無事ゴール。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/be669460da0ecbe8fa1f5a37cc74d7cf.jpg)
歩行時間7時間19分(休憩込み)、歩行距離9.6キロで、ほぼコースタイム通りの山行だった。私以外は、みんな初めての斜里岳だったが、ハラハラドキドキの連続で記憶に残る山旅になったようだ。
参考1.斜里岳の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4b/022729ca5bedd521119e5b1461fb6ee6.jpg)
参考2.斜里岳のコースマップ
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「2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目」に続く。