グリムスのブログパーツ貼り付けてだいぶ経つが、ついに10本が大人の樹となり10本の植林が決まった。そのうち6本は既に植林済みである。そして、先日7本目のグリムスの植林先が決まったとのメールが下記のように届いた。
とっちー様
こんにちは。
グリムスプロジェクトチームです。
お待たせしました!
とっちー様のグリムスが、次回の植林対象となります。
●植林スケジュール
-場所:中国・内モンゴル自治区
-日時:9月末までに完了の見込み
-樹種:ソウソウ
-本数:25,989本
ソウソウって一体どんな樹だろうと調べてみた。
ソウソウ(梭梭)とは地元にある潅木で、年に3度雨が降れば活着すると言われている。この木は砂漠のマングローブとも呼ばれ、旱魃や塩類集積に強い性質を持っている。この根元にハマウツボ科のホンオニク(肉蓯蓉:Cistanche deserticola)という漢方薬を接菌する。ホンオニクは漢方薬の中でも滋養強壮の強力な薬として珍重・重宝されている為、これを植えることで地域への収入にも繋がり、現地住民が自らのために植林を行うという理想的なサイクルを描くことが可能となるというわけである。
単なる砂漠化防止のための植林だけにとどまらず、生活の糧となる漢方薬栽培と植林の両立を図り、有志の農牧民を集めての植林モデルを目指すというのが趣旨のようだ。というわけで、私のグリムスの樹も僅かながらだが環境保全に寄与できたようだ。
因みに過去の植林先は
1~5本目 内モンゴル自治区にササボクかサカイソウ
6本目 アフリカのブルキナファソにユーカリかマンゴ
だった。