とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

一部の電波時計は時刻がずれているかもしれない

2011-04-02 18:53:45 | ニュース
最近は電波時計が多くなって正確に時を刻んでいる。ところが、先日の大震災が原因で一部の電波時計にズレがでているかもしれないという。

国内の標準電波は2つあり、福島県の「おおたかどや山」から送信される40kHzの電波と、佐賀と福岡の県境付近にある「はがね山」から送信される60kHzの電波である。現在入手できる電波時計のほとんどは、40kHz/60kHzの両波から受信しやすい方を自動的に選択して受信することになっている。しかし、古い機種だと40kHzの電波しか受信できないものがあるらしい。

現在は東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、日本の標準時刻を伝えるための施設「おおたかどや山標準電波送信所」が2011年3月12日に電波の送出を停止したままになっている。おおたかどや山の電波は、北海道から九州東部辺りまでカバーしていたのに対して、はがね山は沖縄から関東辺りまでが事実上のカバーエリアとなっている。このため、東北地方や北海道では電波時計の時刻が合いにくくなっている。そして、それ以外の地域でも古い機種で40kHzしか対応していないものは時刻が合いにくくなっているそうだ。

停波しているおおたかどや山は事故のあった原子力発電所からの距離が約17kmと、避難指示を受けた20km圏内に位置するため、職員が避難して電波が止まっているという。原発事故の先行きが不透明なため、再開のめどは立っていないのだ。地震の被害だけでなく、原発事故は思いもよらぬところにも影響を及ぼしていることがわかる。

まあ、時間が少しずれたくらいはどうって事ないのだが…。

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