2日目は、朝からマラソンコースの下見だ。下見といっても全部回るわけではなく、バスが通れる範囲で主要な場所だけ見て回る。
まず最初にバスから見えたのが、エトワール凱旋門だ。パリを象徴する観光名所で、ナポレオンの名によって建設が始まったが、ナポレオンは凱旋門が完成する前に死去しており、完成を見届けることが出来なかった。この凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを始め、12本の通りが放射状に延びておりその形が地図上で光り輝く「星=étoile」のように見えるので、「星の広場(エトワール広場) la place de l'Etoile」と呼ばれていたが、現在は「シャルル・ド・ゴール広場 Place Charles-de-Gaulle」と名称が変更になっているそうだ。
フランスの国旗がたなびいているのはグラン・パレだ。1900年のパリ万国博覧会のために建てられた大規模な展覧会場・美術館。
コンコルド広場でバスを降りて少し歩きまわる。広場の中心にあるのひと際目立つ一本の柱は、オベリスクである。1836年にエジプトのルクソール神殿から運んできたものでクレオパトラの針とも呼ばれている。奥の方には、エッフェル塔も見える。
このコンコルド広場が出来た当初は、ルイ15世の騎馬像が設置されていたので「ルイ15世広場」と呼ばれていたが、フランス革命勃発により、騎馬像は取り払われ「革命広場」に改められた。そしてフランス革命中、ここは処刑を行う刑場であり、かの有名なルイ16世やマリー・アントワネットもこの広場で処刑(斬首)されたという。残酷な歴史の残る場所でもあるのだ。そしてこの先の通りがシャンゼリゼ通りで、凱旋門まで真っすぐつながっている。
映画『ポンヌフの恋人』の舞台ともなったポンヌフ橋。その下を流れるのはセーヌ川だ。
バスティーユ広場に立つ革命の記念柱。
パリ市庁舎。1357年に建てられたネオ・ルネサンス様式の建物だったが、1871年のパリ・コミューン事件で焼失し、現在の建物は1882年に再建されたものだ。細部にいたるまで建設当時のままに再現された建物は、まるでお城のような重厚な雰囲気でとても市庁舎とは思えない。
奥に見える尖った塔のある建物は、ノートルダム寺院だ。
サン・ジャックの塔。もともとサン・ジャック・ドゥ・ラ・ブシュリー教会の鐘楼部分だったが、フランス革命時に破壊され、あとにこの塔だけが残ったもの。教会の存在した中世にはスペインまでのサンティアゴ巡礼路の起点とされていて、教会付属のこの鐘楼は巡礼者たちにとってのランドマーク的存在だったそうだ。
オペラ座の前まで来た。
パリ中心部にあるフランス第一のオペラ、バレエ劇場ということで素晴らしい建物だ。
オペラ座前に何やら金ぴかの銅像?がある。
あれっ!ちょっと目を離した間に帽子をかぶっていた。
よく見ていたら、いわゆるストリートパフォーマーだった。まるで銅像のような扮装に、道行く人も急に動きがあってびっくりしていた。
オペラ座前の広場はカップルだらけだ。
オペラ座近辺を散策後、昼食のためにレストランに入る。
まずは、ワインとオランジーナを注文。
初めて食べるエスカルゴ。カタツムリの一種だということを知っていたので、気持ち悪そうだなあと思っていたが、見た目はサザエのつぼ焼きみたいなので抵抗なく食べることができた。殻から取り出し内臓を除去した後に加熱し、パセリとニンニクのみじん切りを練りこんだエスカルゴバターと呼ばれるバターソースを絡めるので思ったより食べやすいのだ。
フランスの伝統料理でもあるブッフブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)。
食事が終わると、マラソンEXPO会場に移動だ。
最初の受付で、健康診断書を提示する。
こちらでは、ゼッケンを貰う。
フィニッシャーだけがもらえるTシャツと共に記念撮影。
マラソンランナーのスタート写真前で記念撮影する人も多い。
エイドに出るものを示したテーブル。
あとは、いろんなお店を見ながら会場を回る。
各自、自分への記念品や知り合いへのお土産用にといろいろ買いこんでEXPO会場を後にする。
これで下見は終わりとなり、その後は各自自由行動だ。我々ファミリーは、その後ルーブル美術館に行くことにしていたので、そのままツアーメンバーと別れる。
「2018パリマラソンツアー:2日目ルーブル美術館」に続く。
まず最初にバスから見えたのが、エトワール凱旋門だ。パリを象徴する観光名所で、ナポレオンの名によって建設が始まったが、ナポレオンは凱旋門が完成する前に死去しており、完成を見届けることが出来なかった。この凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを始め、12本の通りが放射状に延びておりその形が地図上で光り輝く「星=étoile」のように見えるので、「星の広場(エトワール広場) la place de l'Etoile」と呼ばれていたが、現在は「シャルル・ド・ゴール広場 Place Charles-de-Gaulle」と名称が変更になっているそうだ。
フランスの国旗がたなびいているのはグラン・パレだ。1900年のパリ万国博覧会のために建てられた大規模な展覧会場・美術館。
コンコルド広場でバスを降りて少し歩きまわる。広場の中心にあるのひと際目立つ一本の柱は、オベリスクである。1836年にエジプトのルクソール神殿から運んできたものでクレオパトラの針とも呼ばれている。奥の方には、エッフェル塔も見える。
このコンコルド広場が出来た当初は、ルイ15世の騎馬像が設置されていたので「ルイ15世広場」と呼ばれていたが、フランス革命勃発により、騎馬像は取り払われ「革命広場」に改められた。そしてフランス革命中、ここは処刑を行う刑場であり、かの有名なルイ16世やマリー・アントワネットもこの広場で処刑(斬首)されたという。残酷な歴史の残る場所でもあるのだ。そしてこの先の通りがシャンゼリゼ通りで、凱旋門まで真っすぐつながっている。
映画『ポンヌフの恋人』の舞台ともなったポンヌフ橋。その下を流れるのはセーヌ川だ。
バスティーユ広場に立つ革命の記念柱。
パリ市庁舎。1357年に建てられたネオ・ルネサンス様式の建物だったが、1871年のパリ・コミューン事件で焼失し、現在の建物は1882年に再建されたものだ。細部にいたるまで建設当時のままに再現された建物は、まるでお城のような重厚な雰囲気でとても市庁舎とは思えない。
奥に見える尖った塔のある建物は、ノートルダム寺院だ。
サン・ジャックの塔。もともとサン・ジャック・ドゥ・ラ・ブシュリー教会の鐘楼部分だったが、フランス革命時に破壊され、あとにこの塔だけが残ったもの。教会の存在した中世にはスペインまでのサンティアゴ巡礼路の起点とされていて、教会付属のこの鐘楼は巡礼者たちにとってのランドマーク的存在だったそうだ。
オペラ座の前まで来た。
パリ中心部にあるフランス第一のオペラ、バレエ劇場ということで素晴らしい建物だ。
オペラ座前に何やら金ぴかの銅像?がある。
あれっ!ちょっと目を離した間に帽子をかぶっていた。
よく見ていたら、いわゆるストリートパフォーマーだった。まるで銅像のような扮装に、道行く人も急に動きがあってびっくりしていた。
オペラ座前の広場はカップルだらけだ。
オペラ座近辺を散策後、昼食のためにレストランに入る。
まずは、ワインとオランジーナを注文。
初めて食べるエスカルゴ。カタツムリの一種だということを知っていたので、気持ち悪そうだなあと思っていたが、見た目はサザエのつぼ焼きみたいなので抵抗なく食べることができた。殻から取り出し内臓を除去した後に加熱し、パセリとニンニクのみじん切りを練りこんだエスカルゴバターと呼ばれるバターソースを絡めるので思ったより食べやすいのだ。
フランスの伝統料理でもあるブッフブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)。
食事が終わると、マラソンEXPO会場に移動だ。
最初の受付で、健康診断書を提示する。
こちらでは、ゼッケンを貰う。
フィニッシャーだけがもらえるTシャツと共に記念撮影。
マラソンランナーのスタート写真前で記念撮影する人も多い。
エイドに出るものを示したテーブル。
あとは、いろんなお店を見ながら会場を回る。
各自、自分への記念品や知り合いへのお土産用にといろいろ買いこんでEXPO会場を後にする。
これで下見は終わりとなり、その後は各自自由行動だ。我々ファミリーは、その後ルーブル美術館に行くことにしていたので、そのままツアーメンバーと別れる。
「2018パリマラソンツアー:2日目ルーブル美術館」に続く。