『沙羅の風』松弥龍作(国土社) 2023年04月02日 | 本の紹介 「季節風」でご一緒している松弥龍さんの新刊です。 松さんは、森三郎童話賞をご受賞した『ぼくとお兄ちゃんのビックリ大作戦』という本があり、『沙羅の風』は二作目の出版になります。 「季節風」に掲載されたのを読んだのは、何年前でしょう。何年もかけて大切に育み、このたびの出版になった作品。おめでとうございます!! 沙羅は、母と二人暮らし。母のことは「おかあさん」ではなく、名前、れいこさんと読んでいます。それがなぜなのかが、最後で明らかになります。 一緒に鳥取へ旅行したことで、沙羅が行き着いた母の秘密。 この作品は、どこまでご紹介したらいいか迷います。ぜひ、予備知識なく読んでいただきたい作品です。