fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

庭の蕗を食べました。

2023年04月15日 | 日記
 毎年、庭に出る蕗を食べます。この時期の楽しみです。



 茹でて、皮を剥いて、水にさらします。このときのみずみずしい感じ、大好き。


 ごま油で炒めます。ちくわは、かもめのちくわ。でも油揚げのほうが合うかも。鶏肉が少し入ってもいいですよねえ。

一日10枚その後

2023年04月14日 | 日記
 11日のブログに、一日10枚書いていると、書きました。その時、何枚だったか記憶がないのですが、先日無事に200枚で、初稿を書き上げました。11日は、150枚くらいまではいってたのか?
 でも、これからがまた、ひと踏ん張りもふた踏ん張りももっと必要です。
 場合によっては、大手術になることもありますからね。
 
(過去の作品では、ファンタジーで書いたものを、冒頭からリアリズムに書き直すとか・・遠い目)
 はっと、考えると、今回初稿を書いたとは言ってるけど、それも、大手術後の初稿だった。ファンタジー作品だったものを、しかも主人公を別にして、書き直したのです。ほぼ、全面書き直しです。

『ぼくらは森で生まれかわった』も、ファンタジーをリアリズムに書き直しています。


『おはようの声』は、一度主人公を変えて書き直し、また元にもどしました。(エリ視点の物語にしたことがあった・・)



『ぼくたちのだんご山会議』も、ファンタジーだったものを、リアリズムに書き直しました。


 
 こちらは、電子書籍でも発売中です。
 ファンタジーは、難しいです。つまり、ファンタジーじゃなきゃかけない作品なのかどうか? ということ。安易なファンタジーは、つまらないですからね。
 ファンタジー、好きなんですが。おもしろいファンタジー、書きたいなあ。

理科をもっとちゃんと勉強するんだった・・・

2023年04月13日 | 日記
          

 今書いている物語の資料として、理科の教科書を、借りてきました。
 小5~中3まで、4冊。おもしろい。充実してます。
 生物、科学、物理、地理が詰まっています。つまり身の回りから宇宙まで!
 
 うーん、有機物無機物。
 N極S極。
 重力、引力、万有引力。
 
 私が高校受験のとき、秋田県は、3教科だったんですよ。理科社会が受験科目になかった。なので、私は3教科を必死に勉強していたんですが・・。つまり、理科社会がおろそかだった・・。
 高校に入ってからは生物は好きだったので、勉強しましたが、物理化学がちんぷんかんぷん。
 大学では、宇宙に興味があったので、地学を取ったのに、最初の抗議で、ただただ数字を羅列されて、挫折。(でも、天文研究会というところに入ったんだった)
 潮の満ち引きは、月の引力だとそのころ知って、感動したのを覚えています。

 全部をしっかりというのは、無理です。でも、おもしろい!

リアルタイム大気汚染指数(AQI)

2023年04月12日 | 日記
 最近、この大気汚染指数をよく見ています。 
 先日、東京は48。この数字は「良い」です。つまり空気がきれいだということ。
私が住んでいる地域は、10いくつだったり・・。でも田舎だともっときれいかなと思うと、岩手も4~50くらいで、地域によっては70くらいのところもあります。観測地点の交通量が多かったりすると、ぐんと数字が跳ね上がるのかもしれませんね。
 さて、もう一カ所見るのは、ベトナムのハノイ。
 先日は、150 「健康によくない」でした。空気、悪いんですねえ。
 
 私は毎日散歩ができている。これって、幸せなことなのですね。
 そういえば、子どものころは、秋田だって工場の変な匂いが漂っていることがありました。
 ベトナムは今、そういう状況なのでしょうか。

       スノードロップ

 日本は、水もいいですしね。

追記:きょう、黄砂がすごいというニュースを見て、中国の指数をチェックしたら、なんと場所によって700、800越え。「危険」と出ます。
 ハノイは148、東京は、70とか。
 今のところ、うちの周辺は、黄砂はそんなでもないけど、これから飛んでくるのでしょうか。


一日10枚

2023年04月11日 | 日記
 若い作家さんは、きょう○字書いた というように、ご自身の原稿を字数で表現されますが、私の場合は、どうしても400字詰め原稿用紙換算で何枚としないとぴんときません。
 初校を書くときは、用紙をB5にして、20×20設定で書くのですよ。
 それで、新作の長編のときは、最低一日10枚書きます。これは『しゅるしゅるぱん』を書いたときからそうでした。
 30日で300枚! 単純計算すると・・ですが。
 今書いているのは、80枚くらい書いてから、そこに別の原稿をやらなくてはならず中断。それが一段落したので、また書き出しています。
 多いと20~25枚くらい書いちゃうときもあります。まあ、最近はあまりないかな。
 
 そうすれば、年に何作も・・書けるわけはありません。でも、そのくらいの気持ちは今でも持っています。
 もっともっと書いてる方も多いと思います。
 他のお仕事をしながらだと、そうもいかないでしょうから、いちがいには言えませんね。私の場合です。
 短編や絵本テキストだと、また別の筋肉を使う感じがします。
 とにかく、その筋肉は使わないと衰える。そう思っています。

 桜蘂の時期です。

藤といえば、お藤さん

2023年04月10日 | 自作紹介
 桜が終わったと同時に藤の花が咲き始めています。

            
 
 藤といえば、『家守神』の一人、お藤さん!
 花瓶に描かれている藤の花が蔓ごと抜け出てきて、女性に変化(へんげ)します。
 年のころは、20代後半~30代くらいでしょうか。いえ、実年齢は100歳以上。

 姉御肌できっぶがいいのですが、案外短気で、主人公の拓は、おたおたしてしまう場面もしばしば。1巻では、拓と母を佐伯家から追いだそうと、率先して、脅してきます。
        
 それでも、祖母が具合が悪いときは、お粥の作り方を教えてくれたりも。(2巻)
 片手がありませんが、その理由は2巻で明らかになります。
 3巻では、拓の母のTシャツ姿になったお藤さんも見られます。かっこいいです。
       

 片手で開いて片手でパシャリなので、すみません。左の髪が長いのがお藤さん。普段は、日本髪ですが、このときのみ、このヘアスタイルです。鶴吉さんはかっこいいけど、ちょっと服はださい? 金魚ちゃんは拓の服がすこしだぶだぶで、かわいいです。
 あれ、このとき、亀吉さんは留守番だったっけ? 亀吉さんは、割の合わないことを押し付けられるタイプなんです。

 

『家守神』シリーズ展開中です!

2023年04月09日 | 自作紹介
 3月9日の朝日小学生新聞に、大きく広告を出していただいていました。
 また、雑誌『児童文芸』にも!

         

         

 人に使われていた「物」が100年経つと魂を宿しつくも神となる場合がある。
 佐伯家の彼らは、そこに描かれていた絵が抜け出て人に変化(へんげ)する「家守神」です。
 
 花瓶のお藤さん、掛け軸の金魚ちゃん、急須のお蝶さん、襖の鶴吉さん、亀吉さん。この5人と主人公拓が織りなす物語、3冊同時に一気読みも楽しいと思います。それぞれのキャラは、巻が進むにつれて、際だってきています。現在4巻も頑張っているところです。4巻では、これまで縁の下の力持ち的だった亀吉さんにスポットライトが当たります! 亀吉さん、いい「人」なんです。といっても、発売は年末くらいかな。
 それまでぜひ、3巻をお楽しみください。

 先日出かけた、ジュンク堂立川高島屋店さんでも『家守神③ 金色の爪と七不思議』を面陳してくださっていました! 
 引き続き、よろしくお願いいたします。
        

花祭

2023年04月08日 | 日記
         

 本日は、お釈迦様の誕生日。
 先日たまたま高幡不動尊に寄ったら、すでに花御堂がありました。
 甘茶の振る舞いも。熱々でした。

         

 花祭余所の子どもと遊びをり   あぶみ

 甘茶、甘茶寺、仏生会、花御堂、花祭、などなど季語です。

マリーニ・モンティーニさんの個展~『木があつまれば、なんになる?』

2023年04月07日 | 日記
          

 『木があつまれば、なんになる?』の絵を描いてくださったマリーニ・モンティーニさんから個展のご案内をいただきました。
 4月27日~5月9日。吉祥寺にじ画廊です。
 
 とにかく、かわいい! 以前一度行ったことがあるのですが、グッズもいっぱい! マリーニ・モンティーニさんは、日本人です。二人のユニット名なんですよ。画家さんのお名前って、皆さん個性的ですよね。

          

『木があつまれば、なんになる?』は、新一年生へのプレゼントにもぴったり。漢字からファンタジーの世界へ入っていく楽しい物語です。

 近々、電子書籍になるというご連絡もいただいています。

 

『おはようの声』感想

2023年04月06日 | 自作紹介
           

 先日ツイッターに流れてきた『おはようの声』の感想です。書いてくださったのは、クラモチ様という方。

隣に住む、三歳年上のエリに憧れているゆっこ。そんなエリが突然、何も告げずに引っ越しをしてしまう。

思慕と呼ぶにはやや危うい機微を扱いながら、依存ではなく自立に、受動的ではなく能動的に向かいつつある心理を掬い上げることで、別れの悲しみを前向きに捉えている


 短い中にぎゅっと、核となっている要素を入れてくださっていて、感心しました。そうか、こう紹介したらいいんだ! 的に。
 ありがたいです。
 そうなんです、この作品別れのせつなさがあるんですが、悲しい、寂しいでは終わっていないはず。
 またyamada5さんは、

 『おはようの声』のような大きく劇的なことは起こらないけど日常の強度をすくいあげた作品は、子どもの記憶に爪痕を残すと思う。10年後くらいにあやふや文庫的なサービスで、「憧れのお姉さんの一家が×××する。あと、たしか雪国の話だったような……」くらいの情報で探されそう。 
 と書いてくださっています。嬉しいなあ。

チューリップ

2023年04月05日 | 日記
          

 チューリップは、本来植えっぱなしではなく、球根を掘って、乾燥して、秋にまた肥料といっしょに植えるもの・・なのかなと思います。
 でも、私はそういう手間暇をかける人間ではなく・・。
 何年も前に球根を買って植えたものが、忘れたころに出てきたりするのです。
 今年も1本、出てくれました。ありがとう! 日当たりもあまりよくないのに。

坂本龍一さん

2023年04月04日 | 日記
 訃報に接して、ああ、人は皆いつか死ぬのだなと思いました。
 私もそのときは、いつかやってきます。
 それが、5年後なのか10年後なのか、20年後なのか、もっと先なのか、わかりません。

 99歳の母を見ていると(あ、あまり見てはいないけど、電話で話したりしてね)、いろいろな感覚は鈍くなっているのかなと思います。
 私も、若いころのひりひりした感覚はないですもの。それは、ある意味楽なんです。
 だから年を取ったとき、病気で苦しいとかはいやだけど、そうじゃなければ、案外穏やかなのかなと思ったり。でもわかりませんね。

 何度も聞き返してしまって、ああやだなあと思うこともあります。

 同時に思うのは、やはり、これからの子ども達にとって、世の中がどうなるのかということですね。
 平和で、心豊かに生きられる社会であることを願うばかりです。

         花にら
 

ipadを使いこなしたい

2023年04月03日 | 日記
 ipadは、画面が見やすいのですが、電子書籍をこれで読むくらいと、出先のメールや送られてきた文書をチェックしたりに使っていました。
 今回、数日パソコンから離れて、ipadでやってたのですが、プリンターがなかったので、原稿をipadでチェックしました。これが案外見やすくて、いいなとなっています。プリントアウトして見るよりも、細かいミスに気づく感じがします。プリントアウトするとき、枚数が多くなりすぎないよう、文字を細かくしているせいかもしれません。
 でも赤を入れられないなあとか思っていたら、pdfに赤入れできるじゃないですか!
 これから、電車なんかはこれでやろう。
 ただ、アップルペンシルがないので、百均のやつ使ってて、書きにくいです。
 いろいろやって使いこなせるようになりたい。という段階で、とりあえず、アマゾンで3000円くらいのを購入しました。本日届く予定。

         

 ワードの文書を読むのはできるのですが、書き込むことはできない。ワードもファイルによっては、読み込むことができない。これはたぶん有料でワードを入れるとできるようになるのかな。
 

『沙羅の風』松弥龍作(国土社)

2023年04月02日 | 本の紹介
       

「季節風」でご一緒している松弥龍さんの新刊です。
 松さんは、森三郎童話賞をご受賞した『ぼくとお兄ちゃんのビックリ大作戦』という本があり、『沙羅の風』は二作目の出版になります。
「季節風」に掲載されたのを読んだのは、何年前でしょう。何年もかけて大切に育み、このたびの出版になった作品。おめでとうございます!! 

 沙羅は、母と二人暮らし。母のことは「おかあさん」ではなく、名前、れいこさんと読んでいます。それがなぜなのかが、最後で明らかになります。
 一緒に鳥取へ旅行したことで、沙羅が行き着いた母の秘密。
 この作品は、どこまでご紹介したらいいか迷います。ぜひ、予備知識なく読んでいただきたい作品です。

 

新年度~成田空港

2023年04月01日 | 日記
 きょうから4月。新年度です。
 ドキドキしている方、不安な方、楽しみで仕方のない方、いろいろでしょうね。
 新しいスタートをする全ての方に、幸あれと願う気持ちでおります。

 先日は、成田空港へ見送りにいってきました。


 コロナも収まりつつあるし、年度替わりだし、混雑しているかなと思ったら、そうでもありませんでした。
 搭乗手続きカウンター、ずらりと閉じたままの列も・・。まだ海外との行き来はすっかりもどったわけではないようです。そりゃあ、そうですね。
 働いている方たちがてきぱきとしている姿に感心して、こういう方達は、もしかしたらキャビンアテンダントを志望して航空会社を受け、地上勤務にまわっているとか、そういう場合もあるだろうなと思ったり。


 
 書店を探したところ、一カ所シャッターが降りているところがあり、ああ、いろんな国の方に対応した書店はなかなか難しいかもと思いました。他のおみやげ屋さんは、国を選びませんけど、本は写真集や画集なら楽しめる程度ですものね。

エアポートタクシーなるものも、初体験。快適でしたー。帰りは、電車を乗り継いで。行きはよいよい、帰りは・・でした笑。