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笛吹川フルーツ公園の紅葉

プレバト俳句~幼少期の写真

2024-08-24 13:19:03 | プレバト俳句

夕芒祖母の黄ばんだひらがな帳  森迫永依 

題:幼少期の写真

1 水野真紀 現状維持
    クラゲ刺す男言葉の課長の娘
 添削 刺されたるクラゲ罵る課長の娘
2 春風亭昇吉 1ランク昇格
    父と子の季節短し晩夏光
3 的場浩司 現状維持
    波飛沫母笑みて抱く裸の子
 添削 母の抱く裸子は吾ぞ波飛沫
4 武田鉄矢 1ランク昇格
    夏シャツのよごれそれぞれ昭和の子
5 森迫永依 1ランク昇格
    夕芒祖母の黄ばんだひらがな帳

◆村上健志永世名人37句目に掲載決定
    星明かりほどの重さの子に汗疹

◆千原ジュニア永世名人38句で掲載ボツ
    祖父に兄縛られしこの柿の木や
 添削 祖父が兄縛りし柿の木の夕焼
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幼少期の写真には誰でも思い入れがあるだろう
今回は自分を詠んだり、父母兄弟を詠んだり様々だ
その中でも、森迫の句は一番兼題に相応しいかなと思う
「夕芒祖母の黄ばんだひらがな帳」  森迫永依
説明を聞いていると、森迫の祖母は中国人だそうだ
そして、一生懸命ひらがなを練習していたそうだ
そのノートが題材となっている
黄ばんだが、セピア色の年月の経過を現していて秀逸!

その点、村上健志の句は幼少期という昔ではなく、
「星明りほど」の比喩は、未来への明るさが感じられる
とても良い比喩であるが、兼題からすると森迫の勝かな…



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