これまで明かされてこなかったその素顔と俳句作りの現場
そして、その流儀とは…
(1)拘り
『かな』と言う詠嘆を外すとか
「ども」という理屈を外すとか
この動詞がこの機械のエンジンとして全然働いていないだんよ」とか
それが分かると修理してあげられる
伝えたいのは評価されやすい俳句のつくり方ではなく、
自分の思いを正確に表現する技術だ
すぐみんな言うんだよ
「感性」とか「感覚」とか「センス」とか
その部分が無いとは言わないけど
でも(言葉を)組み立てていく作業というのは
もう本当に単なる技術
技術は身につけられるんです