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甲州市~甘草屋敷

プレバト俳句~2022炎帝戦

2022-07-24 15:17:03 | プレバト俳句

  産声送信ドバイは大夕焼  中田喜子

炎帝戦  参加資格231名/58名エントリー/10位
題:メール

1位 名人6段  中田喜子  産声送信ドバイは大夕焼
2位 5級 犬山紙子  恋を終わらせ平日の海月見る
3位 名人初段  森口瑤子  メールぴこんぴこんシャワー中だってば
4位 永世名人  東国原英夫  羽蟻わく今宵ロマンス詐欺メール
5位 名人10段  藤本敏史(FUJIWARA)  アルパカを返す手配り雲の峰
6位 挑戦者 安藤和津  白雨受くネットショップの段ボール
7位 名人6段 千賀健永(Kis-My-Ft2) 緋ダリアや「メール不達」のメール来る
  添削 ダリアは緋「メール不達」の メール来る
8位 挑戦者 久代萌美  社食から花火原稿音読す
  添削 原稿を下読み社食から花火
9位 永世名人  梅沢富美男  月見草文箱の底に出さぬ文
10位 挑戦者 勝村政信  夏の雲逝くな逝くなと文字叩く
  添削 夏雲や逝くな逝くなと文字叩く

11位から15位
11位 かたせ梨乃  夕涼の竹富未読メール百
12位 横尾渉(Kis-My-Ft2)  晩涼のRe:Re:Re:セットリストの見せ場
13位 千原ジュニア  故人との弾みしメール夜の秋
14位 ミッツ・マングローブ   真夏来てサブスクのtrf
15位 村上健志(フルーツポンチ)  風鈴鳴る千の躊躇を弔って

2022年の炎帝戦はこのような結果となった
昨年の2021炎帝戦はこんな感じ
お題のTシャツで、良い句が出て満足だった
その時に、例の犬山紙子氏が突如現れ、一位を奪ったのだった
浮き沈みがあったものの、挑戦権を得て今年も出場権を獲得し

第2位の成績だった

今年の句は、「恋を終わらせ平日の海月見る」 犬山紙子 
随分と上達した、そしてさすが小説家らしい物語性のある句だ
なんかいいなぁと思う

中田喜子が悲願の一位となった
おめでとうと言いたい
だが、この句は実際に経験した句か、想像の句かで評価が違う
苦節5年の快挙だが、他の句に比べ臨場感が無いように思う
俳句は自分の事を詠む
これは友人の事を詠んでいるので、それだけ共感や臨場感が無いのだ

その点、森口瑤子の 「メールぴこんぴこんシャワー中だってば」
これ、ほんと採りたての野菜みたいに新鮮だ
新境地と言う所だろう、見習うべきところがある
梅沢名人はちょっと残念だったな、句が古すぎる

永世名人、名人、持ち級、挑戦者と様々な級の人が入交り、
無記名で先生の選を受ける、これが俳句の醍醐味だ
我々の句会でも先生と同じ土俵で選を受ける
喜んだり、がっかりしたり…
そうして、皆上達していくのだ



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