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久しぶりに金川の森にある「杜茶や」さんを訪れてみた。
木の葉はすっかり落ちて真冬の佇まい…
辺りは静まり返り、ここは別荘地?と思われるような錯覚を起こす。
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何やら見たことのない鳥がいる。
結構大きな鳥だが、一向に跳ぶ気配もなく何か啄んいる。
ママさんに聞くとこれは小綬鶏だという。
そのうち10羽ほど次々と飛んできた。
調べてみると、秋から春にかけて群れを成して生息するらしい。
面白いのは、身体に似合わぬ大きな声で鳴き、
それが「チョットコイ、チョットコイ」と聞こえることから、
「警官鳥」と俗称されるらしい…何ともユーモアのある鳥だ。
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入り口に前回の吟行の折に取った写真と、
杜茶やさんとママさんを詠んだ二句が掲示してあった。
訪れた人に聞かれるとその折のことを説明してくれているらしい。
冬になると色々な鳥がここに餌を啄みに来るようになるが、
人は疎らになるようだ。
鳥に興味のある人…冬の自然を俳句に詠みたい人…
是非、一度ここを訪れてみてはどうでしょうか…