梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

"蜥蜴の尻尾きり?”

2014-06-17 16:54:25 | ニュース

 

Wakayama STAP細胞問題も、若山教授が記者会見したことにより、小保方さん・笹井さん・そして若山教授のそれぞれの役割がはっきりしてきました。
誰がうそを言っているのかいないのか、果ては謀略説まで飛び出しています。

 真相はどこにあるのかわかりませんが、若山教授を応援したいと思います。「自分一人に責任を押し付けられる恐怖があった」と言う若山教授の苦悩はひしひしと伝わってきます。とても嘘を言っているようには思えません。
若山教授は蜥蜴の尻尾になりかねないのです、切られて終わり…。かって組織を守るために幾人の人が犠牲になったでしょうか。

 政治家の秘書が全部責任を取って自殺する…そして真相は真っ暗闇、なんてことは実際にありましたね。“親父のため”とか言って…

 この問題は「世界の三大研究不正の1つに認定されている」という記事まで出ています。
若山教授は言っています。「自分はこの問題を解決するため、できる限りのことをした。小保方さん自身も問題解決に向けて行動してほしい」と。
そう、我々の知りたいのはただ一つ“真実”です。

今、若山教授は孤立無援、一人で戦っていると思います。頑張れと言いたいです。

 


"明治の男とは~白蓮悲し”

2014-06-11 17:36:41 | 花子とアン

Photoおとうの浮気も気になりますが、もっと 気になるのが九州博多編です。あの無骨な炭鉱王である嘉納伝助の白蓮に対する心模様…今日は見せてもらいました。
”なぜ私と結婚したんですか”という問いかけに

”惚れたとたい。見合いで会うた時に…いわゆる一目惚れちゅうやって。”

よくぞ言ったと思うのですが、その後がいけませんね。自分の気持ちとは裏腹に「華族という身分と顔」に惚れたのだと思わず言ってしまうのです。本当は心から好きなのに、明治の男とは……。
その切ない胸の内を余すところなく演じているのが吉田鋼太郎さん。
今日のスタジオパークに出ていました。満を持しての出演でしょう。
嘉納伝助はお金にものを言わせて好き勝手をしているいやな男かと思っていたのですが、吉田鋼太郎さん演ずる伝助は何故か切ない。
吉田さんは言っているのです。伝助は白蓮を好きで好きでたまらないのだと。
九州博多編は、この後伝助と白蓮に壮絶な修羅場が待っています。しかし、伝助はどんな仕打ちを受けようともこの一度は愛した白蓮に対し、深い愛を見せるのです。
この、伝助を吉田鋼太郎さんは見事に演じています。
この博多編に比べれば、山梨で起きている、おとうの浮気騒動なんて、ままごとのようなもんじゃないけ。あんまり心配することもねえ
ずら。


”表富士&裏富士論争~お爺やん怒る”

2014-06-10 18:05:53 | 花子とアン

Img_7672周造お爺やんが、一時下火となっていた富士山の表&裏論争に火をつけてしまいましたね。
お爺やんがひどくこだわりを持っていることは薄々感じていましたが、これほどまでとは驚きです。
つい先日、国土地理院のホームページ上で 富士山の山頂が 「静岡県富士宮市」と表記されていることが分かり 山梨県側が是正を求めるという騒ぎがありましたね。もともと天辺はどちらの県にも属していないのです。今はその表記は消されたようです。

どっちが表だとか裏だとか、どっちから見た富士山が美しいとか…(これはテレビ番組でやっていました。これで番組が一つ作れるんです。)
お爺やんがこれほどこだわるところを見ると、明治のこの頃から既に論争は始まっていたということでしょう。

”そうさなぁ”としか言わない寡黙なお爺やんのあの権幕には参りました。婿殿の浮気という伏線があったので、あのように烈火のごとくの怒りとなったのかなぁとも思いますが…
さて、この表&裏富士論争、山梨県と静岡県に火が付きますか…おとうの浮気も気になります。


”食べ歩き”

2014-06-08 23:49:43 | 山梨の食べ歩き

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以前よく行っていた、レストランが Cafe Restaurant Piace (カフェレストラン ピアッチェ)としてオープンしました。Tea&Restaurant Spoonの姉妹店だそうですよ。Spoonは蒸し料理がウリのようですね。
Piace の方は石窯のピザが美味しいということでピザと、パスタを注文しました。

店内は以前のワールドキッチンそのままで、お皿などもおなじでしたね。料理もイタリアンでしたが、メニューの内容は全然違いました。

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やっぱりピザは美味しかったですよ。パスタも…
リゾットは、家でも作れるねっという範囲でしたが。


”紫陽花~移り気”

2014-06-06 23:55:19 | 日記・エッセイ・コラム

1梅雨入りです。

我が家には紫陽花が3本あります。
1本はダンスを習いに来ていた生徒さんから頂きました。
紫陽花はいろいろな色に変わることから別名七変化と言われています。花言葉は「移り気」。
その生徒さんは、お気の毒にこの花言葉のようなトラブルにみまわれ、一時ダンスをやめてしまいました。あれから10年、紫陽花は大きく成長し、その生徒さんも、今は生き生きとダンスを踊っています。

後の2本は、母の日のプレンゼント(写真上)。これも地に下ろした所、瑞々しい花を咲かせるようになりました。
雨に紫陽花…似合いますね。
庭に咲く紫陽花はなんといってもガクアジサイです。楚々としたこのガクアジサイが好きです。


”女の闘い”

2014-06-04 20:43:28 | 花子とアン

Photo いよいよタミが本性を現しましたね。

 ”妻らしい事やら何一つしよらん人は、 人形らしゅう黙っちょきゃあいいとたい!”

 こう言い放ったタミ、凄まじい女の闘いです。叩けば叩き返すタミのこの強さはどこから来ているのでしょう…
タミのモデルになった人がいます。嘉納家を取り仕切る女中頭ですが、加納伝助の妾の一人でした。
花子とアンは朝ドラですから、極力爽やかでなければなりません。それでタミは妾としては描かれていませんが、あの強さは暗にそのことを言っているんですね。蓮子もきっと気が付いているのでしょう。
だから、伝助の看病は自分でしたのでしょう。女の意地です。
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タミを演じているのは筒井真理子さん(写真)。山梨県、甲府一高出身です。山梨出身なのに、残念ながら甲州弁ではなく博多弁ですね。彼女は、竹久夢二の絵草子に出てくるような、大正の女性そのもので、とてもはまり役です。蓮子びいきにとっては、憎き女め!となるのですが、ここは山梨出身ということで、彼女の活躍に期待したいと思います。

 


”やまなしの文化~ランキング一位”

2014-06-02 23:53:17 | 山梨の町歩き

_1_2 あまりに暑すぎて、6月に入ったばかりだというのに朝顔が咲き出してしまいました。
この暑さ、果物にも影響がでるのでしょうか。時間をかけずに桃や葡萄が大きくなったら味はどうなるのでしょう、心配です。
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「統計から見たやまなし」は、全国一位が結構あります。日照時間や桃・葡萄等は納得しますが、文化が一位と知っていましたか?図書館数が一位、博物館、公民館が2位、スポーツ施設も充実していることから、学ぼうとすればいつでもどこでも学ぶ事が出来るという点で一位なんでしょう。
umeさんのカレンダーは、5,6月は講演会や講座のスケジュールが満載で、これが全部県や市、図書館、大学の生涯学習として企画されているのですから一位というのも頷けます。
今年は朝ドラ「花子とアン」の影響もあってか、関連の講座が多く開かれていますね。嬉しいことです。甲州弁も一躍脚光を浴びていますが、先日の文学館館長の話によれば、「こぴっとしろし!」「いいさよぉ」という甲州弁のはんこを作ったところ、すぐに売り切れてしまったとか…テレビの力は大きいですね。はんこを作ってしまうというアイデアにも驚きますが。
今月はその甲州弁の講座も予定されているので、楽しみです。


”漏刻~時の記念日”

2014-06-01 19:04:30 | 山梨の町歩き

_1  _2

6月10日は時の記念日です。
山梨市の老舗の時計店がこの日を記念して企画展をしています。
漏刻ってご存知ですか?読んで字の如く、水を漏らしてその嵩により時間を計るという仕掛けです。日時計とか砂時計はよく知っていますが、水時計はあまり知られていませんね。西暦671年に天智天皇がこの漏刻によって「時の奏」を行った日が6月10日だった為、この故事に基づいてこの日を時の記念日と定めました。

店内には、いろいろな古い時計が展示されていますが、写真右はちょっと変わった時計です。箱の底に香を線上に敷き、それを焚いて上の枡上の煙の出た場所で時間を計るというものです。蚊取り線香を定規で測って印をつけておいて、どの場所まで燃えたらなんどきというように計ったのでしょうね。
今も昔も変わらないのが「時の奏」すなわち太鼓や鐘を使って時を知らせることです。畑仕事等の時はお昼の鐘が待ち遠しく、夕方流れる調べは母が恋しくなります。
携帯電話やスマートフォン等、今や時は刻むというより、聴覚から視覚の時代です。でも、遠くから流れる夕焼け小焼けのメロディや柱時計のボ~ンボ~ンという調べはいいものですよ。
実はumeさん、今オカリナで練習している「大きな古時計」をこの店内で演奏させてもらいました。時計さんいつも休まずに動いてくれて有難う!

 


”をみななれば~短歌の魅力”

2014-06-01 02:32:01 | 俳句&短歌

Photo_2県立文学館で開催している村岡花子展 関連講演会の第3弾は、文学館館長であり、歌人の三枝昂之氏でした。
第1回の村岡恵理さんは、孫として見た村岡花子像、茂木健一郎氏は、脳科学者から見た赤毛のアンでした。

そして、三枝昂之氏はというと、歌人から見た花子像です。
当初、三枝氏は花子が歌人であるということを知らなかったようですね。「赤毛のアンの翻訳家村岡花子」としてあまりに有名だったので、歌人としては陰が薄かったのでしょう。
今日の講演は、そんな花子の7歳の時に作った辞世の歌から、短歌の巨匠である佐々木信綱氏に師事し、その後に作った数々の歌を紐解いていきます。
与謝野晶子の影響を受けた「熱血短歌」、毎日の暮らしの中にあるものを見出した「記録短歌」このように分けての解説でしたが、umeさんにはちょっと難しい…
分かったような、分からないような…

”女(をみな)なればひいなの如もつゝましう我が世果てん則(のり)と思ひぬ” 花子