たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(4)西沢渓谷  竜神の滝・恋糸の滝・貞泉の滝

2021年11月01日 | 

続き

竜神の滝

足元に注意を払いながら上へ上へと目指して行きますと再び川音が激しくなりその先に竜神の滝が見えて参りました。落差は5~6mと言ったところですが勢いが有るのか滝壺は深く濃いコバルトブルーをしておりました。姿の美しい滝です。

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恋糸の滝

 

絡み合いながら細く長く糸を引く落差100m有ると言う恋糸の滝。木の簾を掛け、まるで恥じらうように落ちていますね。

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貞泉の滝

行く手に見えて来たのは、これもまた豪快に飛沫を上げる貞泉の滝

落差は8mくらいでしょうか

 

↓ 岩を舐め

↓ 滝壺めがけて

見事な着水

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黄葉を流れに写し川は黄金色に輝きます

 

 

上へ上へと変化する滝をクリアしていく充足感を抱いて私の足は止まりません。 本日はコメント欄をお休み致します。

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(3)西沢渓谷 躍動感あふれる滝の連続

2021年10月31日 | 

続き

中央からやや左、魚止めの滝が見えます。木に邪魔されて一部しか見えませんが魚止めと言う位ですから激しい流れと落差はかなりのものでした。それ以上にこの水の色、驚くほどの蒼さです。この色が景観をますます神秘的なものとしてますね。(三重の滝は順路が違う為、断念しました)

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落差はそれほど無いものの、この白泡たぎる凄絶さに私は一瞬眩暈を覚えてしまいました。滝そのものが意志を持っているかの様ですね。

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岩床を舐めるように走り抜けていく流れはまるで矢の様です

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時折現れる滑滝も美しい、ここはうなぎ床でしょうか。張りつめていた神経が緩む穏やかさです。

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とにかく轟音を立てて流れ下る様は躍動感に漲っております。上空を旋回しているヘリの音もかき消される程の凄さでした。

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足を挫かぬよう慎重に

 

一見穏やかそうな流れに変わってもこれは一時の安らぎに過ぎない事を仄めかすかの様に石にぶつかっては飛沫を上げ決して穏やかでない事を物語る流れでした。  (続く)

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(2)西沢渓谷

2021年10月30日 | 

続き

 

ナレイ沢

流れ下る水の音しか聞こえない山間の道、緊張感も何もなくただ木漏れ日に身を任せるのみ

 

辺りが秋色を帯びれば立ち止まり・・・これでは目的地まで相当な時間が掛かってしまいそうです。

今は廃業となっている西沢山荘、ここまで35分でしたからほぼコースタイム通り。それほど道草を食っていた訳では無かった様です。

 

山荘の近くに田部重治(たなべじゅうじ=帝国大学英文科卒 英文学家・登山家)のレリーフが有りました。登山界への功績は大きく田部氏により奥秩父の山々が世に知れ渡る様になった訳ですね。

ここから遊歩道は狭まり川までの目も眩む様な高低差にたじろぎます。うっかり石車に乗ったり躓いたら・・・気を抜かず慎重に

二股の吊り橋

右に鶏冠山の異様な岩峰が覗きます。勿論、思い出の山です

揺れる橋から左を見れば秋色を伺う事が出来ました

 

 

大久保の滝 落差30m、木々に邪魔されて撮影も大変な滝です

大久保の滝からは結構きつい階段登りが始まりました

ちょっと洞窟探検

さて、これからです、前方に凄いのが見えて来ました

続きますので今回もコメント欄はお休み致します

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(1)西沢渓谷

2021年10月29日 | 

好天を狙って秋を満喫する為に山梨県の西沢渓谷にやって来ました。新車を購入して初めての車中泊です。

10月28日、目覚めると雲一つない快晴の下に甲武信ヶ岳(2475m)が雄々しいですね~。私達が嘗て登ったのは毛木平~甲武信ヶ岳~十文字山の縦走コースだったが徳ちゃん新道から登り上げる登山道が西沢渓谷にも在ると言う。こうして甲武信を仰ぎ見ていると、その小屋主徳ちゃんと酒を飲み交わした日の事が懐かしく蘇って参ります。

車中泊した道の駅「みとみ」

 

肝心な紅葉ですが今年は色付きが遅い様で、どうやら見頃は11月に入ってからの様です。でも無風の快晴を迎え秋の入り口に立てたのです。感謝しなければいけませんね。

これは月見草でしょうか?車の脇に数輪こんな時間に珍しく開花しておりました。

道の駅から歩いて僅かで西沢渓谷の入り口を示す標識が

 

真っ赤に熟したナナカマドの実

渓谷入り口に洒落た建物が在りました。車が数台止まっており時折ザックを背負ったハイカーが入って行きます。小振りだけど旅館だったら止まってみたい雰囲気です。しかし、これが公衆トイレだったとはお釈迦様でも・・・

朝日にキラキラ光る仙人様に見送られてレッツゴー!

 

                    なれいの滝

 

渓谷に入るや川音が激しくなって参りました。滝も幾つか現れましたが、これは未だ序奏

木漏れ日の躍る気持ち良い林道を奥へ奥へと進みます。ここまで約35分

昨夜8時過ぎに帰って参りましたので写真の整理に手間取りました。続きますのでコメント欄はお休み致します。

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