榛名周辺を未だウロチョロしています
水沢の桜を見ていましたら盗人越えの桜が気になってきたのです
あぁ、未だ少し早い様ですね
一山真っ赤に染まるのはゴールデンウイーク辺りでしょうか
少々気落ちした私を陽だまりに咲く八重桜が慰めてくれました
その下には愛らしいスミレが点々と
コブシは少し盛りを過ぎたかな?って感じ・・・ですね
それにしても何故ここは“盗人越え”なのでしょうね
そこで虎の巻を開いてみますと有りました
やはり気になってとことん調べた方(K氏)がいらっしゃったんですね
伊香保で盗みを働いた者がこの峠を越えると追ってから逃れる事ができた
博打が盛んだった頃、厳しい取り締まりを逃れてこの峠を越えた
要するにこの峠を越えれば管轄外なので捉えられる事はないと言う事なのでしょう
昔、ここは峠を境に縄張り争いが絶えず一歩でも峠を越えると盗人扱いにされた
という様な3つの説が書かれていましたが果たしてどの説が有力なのか
私は最初の説を一押ししたいと思いますが皆さんは如何でしょう?
もう家は目の前
そこでもう一つ確認したい場所が有った私は家を通り越し再び松の沢方面へ車を走らせます
図書館で借りた「群馬の花の名所」で「ツツジの郷」が善地に有る事を知りました
家から僅か10分先にそんな名所が有ったなんて灯台下暗しも甚だしい限りです
本の地図は略式でしたので検討を付け行ってみましたが、それらしき郷が見当たりません
一本上の道だっかと思い引き返してみましたが、やはり空振り
でも・・・だいぶ山深くなった時ビックリしましたね
ミツマタの木が斜面を埋めているのです
とにかく、その数と言ったら半端ではありません
圧倒された私は、暫しその光景に見とれてしまいました
これはほんの一部ですが、まるで全世界のニンフが一堂に会した感じ
ただ暗くなったら絶対に通りたくない寂しい山道です
車に戻った私は果たして何処へ抜けるのかも分からないまま先を急ぎました
30分ほど走った頃でしょうか。ようやく見覚えのある風景にホッ
モワッとした芽吹きに心を静めながら勝手知ったる道を家へと向かうのでした
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