たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(4)丸沼のヤチ坊主

2017年06月29日 | アウトドア

丸沼は金精峠(R120)を超え菅沼を過ぎ丸山スキー場手前を右折

狭い道を2K下った所に有ります






ここは標高1430m

時刻は既に16時を回り数組の釣り人が帰り支度をしているところでした

一軒宿「環湖荘」は丸沼がマス釣りで有名な沼なので

大半の宿泊客は釣り人だそうです

あわよくば温泉に浸かる事が出来るかと期待したのですが

この日は中学生の合宿で混み合い、それは叶いませんでした

因みに入浴料は1000円


さて谷地坊主ですが私は釧路湿原で見たのが最初でした

冬の凍結で株が持ち上がり春になると雪解け水が根元をえぐる事により

やんちゃ坊主のざんぎり髪の様な形となる事は

これも釧路湿原で学習しました






不思議な光景ですね

釣り人も居なくなった沼をぼさ~っと眺める夕暮れ時

静かです

まるで時間が止まったかの様です


肌寒い空気が流れる木々を縫って湖畔沿いを歩いて見ました

見渡す限りが千木良一族の所有と聞き只ただ唖然とするばかり

大分、陽が西に傾きいよいよ風が冷たくなりました




夕食は何処でもいいわと車を停めたのが

河岸段丘の上に建つ一寸洒落た焼肉屋さんでした

そう、此処は川を底辺として幾つもの段が重なって出来た河岸段丘の町なのです

雄さんの頼んだ冷麺に浮いているもの

リンゴの産地らしく輪切りにしたリンゴでした


今日の一浴は偶然みつけた町営の「ほっこりの湯(550円)」

特に特徴ある温泉では有りませんが

美人の湯であり疲労回復にも効果が有るとの事

フェイスクリームを持参しませんでしたが

心なしかシットリ滑々しておりました

4回に渡った今回のミニ旅、お付き合いいただき感謝しております


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(3)竜頭の滝

2017年06月27日 | アウトドア
続き

クリンソウ園地を辞し竜頭の滝に向かう途中の草むらで又

ウスバシロチョウのヒラヒラと舞う姿を見かけました




垂れ目が可愛いお茶目ちゃんって感じですね


左は頭が白いのでモンシロチョウ?

そして右は黄色いからモンキチョウ?

蝶についての私の知識はこんな程度です

  

周辺には春の名残の花が其処彼処に残る自然豊かな場所でした

  

今日も滝見茶屋は各国からの観光客も含め何時もながらの賑わいです

茶屋前に咲いていたのはゴールデンシャワーとヒメウツギでしょうか

(ゴールデンシャワーはコスモスさんがアップした物と同じかと、多分?)






2年半振りに訪れた竜頭の滝

全長は230mほど有るとの事ですが此処で見えるのは40mです

一番の見せ場を提供してくれるのが滝の前に陣取った

滝見茶屋からの眺めという事になるのでしょうか


滝上の橋から見た滝の始まりは未だ穏やかな流れですが此処から

写真上に覗く中禅寺湖までを一気に流れ下って行くわけですね




橋を通る道路を渡れば此方側でも優美な姿の小滝が見られました

この上は戦場ヶ原 そして更に上に行けば豪快な湯滝も控えています




では遊歩道を歩いてその230mの滝を追ってみたいと思います

脇に小さなツマトリソウが点々と咲く道でした



僅かな距離で様相を変えた滝は時に渦を巻き

音も豪快に川幅10mを流れ下ります






流れはいよいよ激しく




岩に阻まれた流れは此処で2分され




対の滝となって竜の姿へと変わります


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(2)千手ヶ浜のクリンソウ

2017年06月25日 | アウトドア

続き

「此処から5分ほど先に群生地が有りますよ」

疎らに咲いているクリンソウを撮影する私達に男性が教えてくれました


逸る気持ちを抑えて橋を渡り尚も奥に進みますと


これは凄い

見頃を迎えた色取り取りのクリンソウの群生です




清楚な白 艶やかなピンク

どの花にスポットを当てたら良いのか戸惑うばかり








何と表現したら良いのでしょう

「楽園」 「天国」・・・適当な言葉が思い浮かびません

木々に囲まれ鬱蒼としている中での撮影は安価なカメラでは

色の美しさを出すには今一と言うのが悔しいがとにかく美しい




気が付けば既に12時を大分過ぎておりました

雄さん、お腹が空いていたのでしょう

持参のお弁当をアッと言う間にたいらげてしまいました

近くにやって来たのはウスバシロチョウ

目に見える羽の紋様が「オイラにもくれよ」と訴えている様ですね

浜辺では女性が石切りに講じています

4・50代でしょうか、すっかり童心に返っていますね

お腹も落ち着いたところで次は水辺のクリンソウを堪能する事に致しました




中禅寺湖に注ぎ込む流れ込む清流のアチコチに魚影が走ります

日光イワナの稚魚でしょうか








水と花 クリンソウに限らずですが本当に相性がいいものです






余りにも美し過ぎて時間がどんどん過ぎて行きます

これで未だ迷いが残る高山は完全に諦めが付きました

最後にちょっと変わったクリンソウも有りましたので見て下さい


(まだら模様)

  

(これは正統派)


(ツートンカラー)

続く


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(1)日光・竜頭の滝から千手ヶ浜へ

2017年06月23日 | アウトドア
中禅寺湖畔に有る高山を登ろうという事で朝6時出発

家から約2時間、竜頭の滝駐車場に車を停めます

4名のトレッカーが出発するのを呼び止め滝上への道を尋ねました

グループは、これから千手ヶ浜のクリンソウを見に行き

余力が有ったら高山に登るのだとか

千手ヶ浜のクリンソウは知りませんでしたので仕度をしながら

その手も有るな!と急遽、第一の目的地を千手ヶ浜に変更です


(当初は竜頭の滝から滝上まで行き高山登頂後、中禅寺湖畔に下り竜頭の滝へ戻る予定でした)


竜頭の滝の左側面を眺めながら予定とは逆回りで湖畔沿いの道へと入ります


てっきり湖畔沿いを歩くのかと思っていましたが湖畔を高巻き

アップダウンを繰り返しながら道は南に向かって伸びておりました



一寸した山歩き気分を味わいながらの道は広葉樹林の緑が美しく

秋の紅葉の素晴らしさを教えています




石を抱え込んでいる根、横になりながらも根性よく生き続ける木

そうした造形を楽しみながら道は奥へ奥へと続いておりました


崖に危険な個所にはこの様な階段が設えて有りますので快適です


この花は何でしょう

極小さな花で有り地味なので見落としてしまいがちでしたが

注意して見ればあちらこちらに散らばっていたではないですか





またまた出て来ましたね 「奇樹」

雄さんはスタスタと言ってしまいましたが私は怪しげな視線を感じて・・・

しばし睨み合いです




ここで遊歩道は湖畔へと下ります

しばしの憩いを貪る女性達の姿が中々絵になりましたので一枚 


瘤に掴まってぶら下がれないものかと手を伸ばして見ましたが今一歩足りません






セカセカ歩いては勿体ない道、しばし砂浜に腰を下ろす事に致しましょう

しかし中禅寺湖の水の美しさ

久しくこんな綺麗な湖を見ていなかった気がします

その時、竜頭の滝を出発した遊覧船が

滑る様に千手ヶ浜に向かって・・・

歩くのが大変になったら、この手も有るなと納得しつつ見送りました


名残の山ツツジの健気さが印象的です


この木も凄い!

下の部分は殆どえぐられ隙間からは向こうの景色が覗き見えます

そしてこの瘤

何年の歳月を掛けて作られたものなのでしょうね

この木の右方に小さく高山登山口を示す標識が見えますでしょうか

道道、高山は紅葉の時に出直そうと決定したにも関わらず

標識を目にして迷いが出て来てしまいました

何はともあれ、取り敢えずは千手ヶ浜へGo・Go・Go




標識から約15分、着きました、千手ヶ浜です

向かいの男体山が雄々しいですねぇ

反対方向にはバス停も有り遊覧船も有る事から静かだった森の道が一変

喧騒のクリンソウ園です

その時「あら!千手ヶ浜に来たの?」

出発前、滝上への道を教えて下さった方達です

尋ねた時、私は未だ仕度をしておらずサンダルでしたので

「あのサンダルで高山に登るのかしら、無謀よねって話ながら来たのよ」

と口を揃えて言った時

「登山靴を履いています」と靴を見せた所を雄さんがパチリの一コマでした

続く


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真竹をどうする?

2017年06月22日 | 暮し

雄さんは外で網戸張り

私は屋内でたけのこ料理

「昔むかし有る所に」を、そのまま我が家に置き換えた様な一日です


知り合いに真竹の竹の子をたくさん頂きました

真竹は孟宗竹と違い灰汁抜きの必要が有りませんので料理の手間が掛かりません


先ずは皮を剥き熱湯でグツグツと

頃合いを測って火を止め冷めるまでそのままの状態

どうしてそのままなのかは知りませんが

昔、知り合いのお婆さんが、そうしていましたので


①はお味噌汁の具

②は天麩羅に

3は炒め物と煮物、シナ竹に使います

(炒め物の造り方)

これ結構、人気が有るんです

薄い短冊状にした竹の子を油で炒め唐辛子・醤油で味付け

程よく味が沁みたら最後に胡麻油を入れ、もう一度炒めてオシマイ

この炒め物は胡麻油がミソです

冷凍保存して置けば一年中食べられますよ

私は山へよく持って行きますがKの好物で殆どKのお腹に納まってしまいます

●(手に入らない時には市販の水煮の筍を私は代用しております)


仕上がりました




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