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初夏、はっと目を引く弟切草
秋になると紅い実が付く頃、落ち着いた生け花として楽しめます
しかし、こんな美しい花にどうして、こんなオドロオドロした字が当てられたのでしょう
早速ネットで調べてみますと
時は平安時代
鷹匠である晴頼は鷹の傷を治す最良の特効薬であるオトギリソウを庭で栽培していました
弟は口外せぬ様きつく言われていたのにも拘らずつい口を滑らせてしまいます
それを知った兄は激怒し弟を切り殺してしまいました
葉や花弁の裏の黒い斑点は切られた時の血しぶきなのだそうです
その斑点はヒべりシンと言い服用後、日光に当たると皮膚炎を起こし
全身に浴びると、うつ熱により死に至る事も有るという猛毒なのだとか
それでは花言葉は一体どう付けられているのでしょう
恨み、秘密、復讐・・頷けますね
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6月と言えばやはり紫陽花
雨が大好きな花です
語源は集(あづ)真藍(さあい)(すなわち藍色が集まった物)が変化し(あじさい)と呼ばれる様になったのだとか
花言葉は御存知 移り気
七色に変化する事から付いた様ですが
ちなみに我家の紫陽花は4種ありますが総て単色、つまりオンリー(一筋)と言う事になります
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