たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

鬱陶しい毎日

2011年07月31日 | 日記
梅雨明けしたはずなのに今年はどうしたのでしょうか。
上空に居座ったままの寒気と湿った空気の影響で各地は豪雨に見舞われ新潟、福島ではかなりの被害が出てしまいました。
そうした中で今朝3時過ぎに起きた強く長い地震(福島・震度5強)
我家は地デジ化と共にテレビ無しの生活が始まりましたので様子は明日の新聞を待つより他に有りませんが全く自然は何処まで人を苦しめたら気が済むのでしょうか。
そして今日もまた雨となりました。




雨に打たれながらも平然と凛々しく咲く花たちに

「そうクサクサしなさんな」と言われた様なそんな気が・・・

                                   
13時半、約束の友人のお宅にお邪魔し卓球で憂さ晴らしをしてきました。
こんな日は何もかも忘れて球を追いかけるのが一番のようです。


友人手作りのブルーベリーの果実酒、綺麗な赤でしょう

奥に卓球台
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コマクサ咲く本白根山(7/24)と金魚の誕生

2011年07月28日 | 登山


                  本白根山は今回で3回目の山です。
                  偶然、今日はコマクサ祭り初日と言う事でスキー用リフトが稼働していましたが
                  2000mを超える山で有っても急な登りもないまま僅かな時間で稜線です。
                  ここは自分の足で高山の雰囲気と稜線に至るまでの可憐な花々を楽しみながら登るべきでしょう。
                  同行した友人は今回で5回目のトレッキング
                  「息が切れます」と言いながらも徐々にレベルアップしている事への喜びを噛みしめている様でした。
                  後続のハイカーが次々に追い抜いていきますがいいんです。
                  無理する事なく友人が自然の心地よさを実感してくれる事こそ私の喜びでも有るのですから。

                                         

                ゴゼンタチバナタカネアオチドリ?イチヤクソウオトギリソウミヤマシャジンコキンレイカ(タカネオミナエシ)

                  旧火口が前方に見えてきて いよいよコマクサの登場です。
                  昨秋、登ったとき数輪残っていたコマクサに大感激したものですが
                  それどころでは無い山肌一面が赤く染まるほどの群落です。
                  火口の縁を通り本白根に向かう稜線には、たった一株の白花も目にする事が出来ました。

                                                 

                  
                                    白、淡いピンク、赤 とりどりのコマクサ

                                                 
                                 山頂で昼食後10分程度、弱い雨が降ってきましたがこれもご愛嬌


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                 話し変わりまして昨年池に放った金魚から赤ちゃんが産まれました。
                 15年以上も金魚を飼っていますが、こんな事は初めてです。
                 現在、体長2,5センチ

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                 そして次の金魚がパパとママ

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 夜も更けた頃でした。
 こんな珍客が







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巻機山(二日目)

2011年07月26日 | 登山
            賑やかな小鳥のサエズリに5時起床
            主人は、もう朝の一仕事(朝の風景や花の写真)を終え写真の編集をしていた
            簡単な朝食をとり6時15分巻機山頂へと歩を進める
            湿原の植物を撮りながらノンビリ歩いても6時40分には山頂に到着した
            ここから牛ヶ岳までコースタイムによると50分
            何処までも続くニッコウキスゲの帯を辿ると幾つかの池塘の周りをワタスゲがが囲みその姿を水面に写していた
            タテヤマリンドウも此方の方が俄然多い
            周囲に目を移せば早朝の斜光をまともに受けた米子頭山へ続く稜線は
            密生する笹が銀色に輝きこれも捨てがたい巻機の景色だった


                                          米子沢の源頭(水場)


                                          巻機山頂より割引山を望む


                                          米子頭山に続く稜線




                                          水面に写るワタスゲと笑っている様な池塘群


                                          牛ヶ岳を望む


                                          未だ雪がこんなに残っている
                                          青い空、緑の風、気持ちの良い稜線だ






                                          牛ヶ岳山頂


                                          トンボと一緒に何時までも遊んでいたい山頂だった

                     小屋に戻ったのが8時40分
                     随分ゆっくりしたものである
                     ん? 小屋の中にナタまで下げたリュックがポツンと、一体誰の物でしょう
                     ペットボトルを抱えた主が帰ってきてビックリ
                     マイミクの「山が一番さん」だった。
                     彼は群馬県の県境尾根を制覇しようとしている「つわもの」
                     もうすぐ群馬県地図が完成するのだそうだ
                     今日は米子頭山辺りでツェルトで夜営との事
                     後に戴いたメールによるとかなりの藪漕ぎを強いられたらしい
                     私達が眺めたユッタリした、あの稜線である
      

                        

                                         その米子頭山だ
                                         2枚目は7合目より写した懐かしいマッターホルンとも呼ばれる大源太山
                                         ここで美味しいコーヒーを淹れ一息


                                         11時20分、ようやく六合目に
                                         ふと足元を見ればブナの根方に妖精が

                                     
                                         下山後、立ち寄った直江兼続・上景勝ゆかりの古刹「雲洞庵」
                                         そして今日の一浴は金城温泉320円なり(源泉かけ流し)
                                         今日は温泉の脇を流れる川で花火が打ち上げられるとか
                                         
                                         
駐車場(0,50)三合目(1,00)五合目(0,55)六合目(0,40)七合目(0,40)八合目(0,30)九合目(0,10)小屋

小屋(0,25)巻機山(1,00)牛ヶ岳(0,30)巻機山(0,20)小屋(0,40)七合目(0,35)六合目(0.35)五合目(1,35)駐車場
                                         
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7/15 巻機山(1日目)

2011年07月22日 | 登山
                        長年の夢だった巻機山、ようやく登る機会に恵まれた。
                        今日、明日共に天気は保証付きである。
                        二人共、忙しい登山は好きではないので避難小屋に1泊する事にした。
 
                        明日から3連休だが金曜日の今日はその影響もなく広い桜坂駐車場はまばらだった。
                        この分だと小屋はもしかして貸し切り?  何だか最高の登山になりそうな予感



                 滑りやすい赤土の道をひとしきり喘ぎ登れば疎らだったブナの木が何時しかブナ一色に変わった
                 時々立ち止まっては木漏れ日にきらめく緑に目をやると弛緩しかけた五感がムクムクと頭をもたげて来る様に思えてくる
             


                        パッと視界が開けると日差しは強いがようやく得られた爽やかな風が嬉しい五合目に到着
                        米子沢を流下する真っ白な滝に心が舞い上がった



                             視界は再び閉ざされ赤土の急登が始まった
                             耐えるしかない
                             ギンリョウソウが林床を飾っていたのはこの辺りだったろうか
                             余りの数の多さに仰天したものだ
             
                             そして11時半、六合目に到着した
                             休んだばかりだが通り過ぎるには惜しい展望台
                             米子沢とは尾根を挟んで左側に位置するヌクビ沢と割引沢の絶景を眺めながら此処で昼食とする事にした

 
                                               偽巻機山

 

                               辛い登りに容赦はない
                               次第に小屋一泊の荷が肩に食い込んでくる
                               もう、全身汗まみれである
                               「上へ行けばニッコウキスゲの群落ですよ」
                               3名の通りすがりの若者が掛けてくれた言葉の何と嬉しかった事か
                               視界が開けたのはそれから間もなく
                               行く手に偽巻機が姿を現した
                               目指す本峰はこの山を超えた先
                               まだまだ遠い、ガンバレ



                           もう、さえぎる物はない
                           何時の間にか六合目で仰ぎ見た天狗岩が目の高さになっていた
                           暑い
                           真上から照りつける太陽はジリジリと肌を刺す
                           天然の涼風が無かったらかなり辛い登りになった事だろう

                           何か所か進入禁止のロープが張られ笹を切り開いた登山道が出来ていたが滑ったりつまずいたり
                           これは結構、体力を消耗するものである
                           急坂のターンを繰り返すと前方に標識が見えた
                           八合目だ
                           先ずは何もかも放り投げ丸太に身を預け暫く放心状態
                           一息付いた所で周りを見渡せば何とその数といったら・・・
                           興奮が一気に高まった
  
                           ここからは傾斜も緩み偽巻機の頂(九合目)を踏めば小屋は目と鼻の先である
                           もう、時間は気にしないでノンビリノンビリ歩きたい
             

                                     九合目から見る巻機山と稜線続きの牛が岳



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



                                           

                              平成16年に建て替えられた避難小屋。トイレはバイオで臭いはない。 
                              自転車は汚物を撹拌させる為の物で使用後、前に20回、後ろに10回こぐ

             
                           主人は九合目に向かって花の撮影に出かけた
                           私は二階の窓から暫く景色を楽しんだ後、水場方面へ撮影に行ってみる
                           未だ太陽は高いが八合目で擦れ違ったグループが最後の登山者の様でもう人影は何処にも無かった





               水場周辺は今まで出会わなかったハクサンコザクラやタカネバラ、ショウジョウバカマ、イワイチョウが咲く静寂に満ちた原野である



                                    陽が傾いて辺りは幽玄の世界へと変わっていく







                               西日を受けた草原が鮮やかに光り流れる雲が薄っすらと赤く染まる
                               やがて日没の時を迎え山は森閑と静まり返った
                               聞こえるのは雪渓から流れる水音と小鳥のサエズリだけである
     
       
             
                          

         
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巻機山(花編)

2011年07月17日 | 登山
7月15~16日の宝庫「巻機山」
        小さいサイズはクリックして頂けば大きいサイズになります

                                         

                   1と2枚目は名前分らず。ただ4合目辺りの辛い登りに挫けそうな気持ちを足元で支えてくれました
                   3枚目→ゴゼンタチバナ



                               ジメッとした林床のアチコチに頭をもたげるギンリョウソウ

                                         

                   7合目を過ぎた辺り白・黄花のニガナが咲いていました。そして一株紅花サラサドウダン
                   4枚目のキノコは何と言うのでしょうか、橙色がとても印象的でした

                          

                        アカモノハクサンシャクナゲツマトリソウイワイチョウウラジロヨウラク
                        8合目を過ぎるとイヨイヨ花の数が増え気持ちにゆとりが持てました





                                         キンコウカニッコウキスゲ



                        9合目、ワタスゲの綿帽子が爽やかな風を受けて左右にリズムを刻む気持ちの良い稜線です
                        今宵の小屋はもう目の前です

                                                 



                       小屋前の雪渓周辺では可憐な花々が競演を繰り広げていました
                       ハクサンコザクライワカガミショウジョウバカマイワイチョウワタスゲの群落

                                                      

   

                       小屋から巻機山への登りの途中見かけたショウジョウバカマタテヤマリンドウトキソウ
                       山道沿いの池塘で水芭蕉の葉を数株みつけました

                                        





     タカネアオチドリハクサンフーロオトギリソウ白花タテヤマリンドウ(ピンクも有りました)・タテヤマリンドウ(稜線上は至る所、リンドウが咲き乱れています)・オノエラン

                   花、総てを載せる事が出来ないのは残念ですがお腹いっぱい堪能することが出来ました。






     





                   



              

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