たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

柊木犀&山茶花

2021年11月30日 | 

今日も風の無い小春日和でした。ただ夜には雨になる予報が出ております。結構、乾ききっておりますので恵みの雨になるかもしれませんね。

 

先日フォロアーのイケリンさんがヒイラギモクセイを上げられたのを拝見し、そう言えば近くに有る事を思い出しウォーキングを兼ねて見に行きました。

冬の訪れとともに花を咲かせる事で当てた冬の木「柊」、近づくととても優しい香りがします。花の色も雪の様な美しさです。

 

「ウッワ!凄い蜜」  

条件反射で思い出すのが2年間、聞かされどうしの三密という言葉

今日は忘れましょう!

コメント欄はお休み致します

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(続)心に残る思い出の山・塔ノ岳

2021年11月29日 | 心に残る思い出の山

続き

尊仏山荘

 

使用に耐えるのだろうかと思える日の出山荘の横を通り11時ジャスト、山頂に立った。尊仏山荘の前に広がる山頂広場は標柱を囲んで板が張り巡らされ、まるで競馬場の観客席(よく知らないが)の様だ。しかし見るものは馬じゃない。雄大な富士であり今まで見えなかった鍋割山や丹沢山、蛭ヶ岳を始めとした犇めく丹沢の山であり太平洋である。 苦有れば楽有りとはまさにこの事、階段登りのストレスを一気に吹き飛ばす眺めであった。

 

先ずは大観を肴に雄さんのビールを一口グイッと。側に賑やかな男性3人が到着し「これから油炒めを作るっちゃ、これが何とも美味いっちゃ」と言いながら小さなフライパンに油を注ぎ玉葱とベーコンを炒め始めた。・・・っちゃとは何処の言葉っちゃ?

一方、ご夫婦でやって来た奥さんの「この山で富士山がこれほど美しく見えるのは珍しいわねぇ」と言う声も聞こえてくる。

 

  

12時近くになると低気圧が発達しながら北上しているという予報通り怪しげな雲が海側から押し寄せ時間の経過と共に上空を覆い始め富士山をも徐々に包み始めた。気温もグッと下がり底冷えする寒さに慌てて防寒具を見につけ早々に山頂を辞す。

花立山荘に帰り着いた頃には富士山も太平洋の海原も消え表尾根の三ノ塔が主役の座を獲得していた。落ち葉を踏んで穏やかになった尾根道を下りマユミの木々に囲まれた登山道に入ると急に野鳥の声が飛び交い手を伸ばせば届きそうな枝にシジュウカラが止まり盛んに何かを啄んでいる。

すると他の木にツガイのヤマガラがやって来た。側に寄っても飛び立とうとしない。少し進むと今度は上空に8羽のトンビ?と思ったらそれはパラセールで1か所を、まるでトンビが輪を描くように旋回。単調な尾根上が思いもかけず楽しくなる。堀山の家で一休み。「ここからノンストップで下ろう」と掛け声も勇ましく防寒具を脱いで軽快に下山口に向かった。

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分かりにくい道と江の島での大渋滞に辟易しながら兄の家に着いたのは18時半を回ってしまっていた。メキシコから一時帰国のNちゃんも待っていてくれた。(兄は長男であり私は末っ子なのでその差は親子ほどの開きが有る為、姪のNちゃんの年齢と私の年齢はあまり違いません)

 

先ずはお風呂を頂きサッパリしたところで改めて挨拶。すき焼きの鍋を囲んで談笑する窓辺にリスが現れ思わぬ闖入者にビックリ。歩いてすぐの所に海が有り、そしてリスが遊ぶ自然が有る。良いのか悪いのか住んでみなければ分からないが観光地で有る事を除けば余生を暮らすのには良い所なのかもしれない。

21時、失礼して床に就く。雨戸が閉まっていた事も有って雄さんも私も8時まで泥の様に眠った。

昼頃、国道1号まで道案内をして貰い第三京浜から環八を抜け意外に早く関越道に乗る事が出来た。どこを向いても車・車・車の世界から群馬県の何と静かな事か。赤城山が夕陽を受け美しい紫色に染まっていた。

コメント (21)
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心に残る思い出の山・塔ノ岳

2021年11月28日 | 心に残る思い出の山

平成12年 歩行6:13  休憩2:22   (所要:35)

成人式が今年から第二日曜になったため連休を利用して鎌倉の兄に会いに行く事にした。折角なので未知の領域である丹沢山系の塔ノ岳を登ってから行くのも悪くはない。こんな事でも無ければ先ず登る事も無いだろうと思って居た山である。国道246号沿いは真夜中と言うのに店は開き車の往来も激しい。秦野戸川公園の駐車場は8時からで解放されていない(2時間以上520円)。8時まで待つ訳にはいかず登山口近くの大倉山の家の上を走る林道に一寸した空き地を見つけ駐車した。 5時、目を覚ますと未だ夜は明けておらず遠く伊勢原辺りの灯りが一塊で瞬いていた。一台二台と車が到着し駐車場探しに右往左往している。大駐車場が出来てから駐車禁止の取り締まりが煩くなったのだそうだ。

6時45分、日の出と共に出発。木々を通して零れる朝日が眩しい。足元は石畳、登山道脇は手入れに行き届いたヒノキが続く。何時もならジメッとしていて好感のの持てない人工林もこれだけ見事に手入れがされていると目を見張る美しさがある。仄かなヒノキの香りをかぎながら眼下に目を移すと水無川を辿るルート上の山小屋が谷あいに見えた。このルートは掘山の家の先で合流するので往時そちらを計画したのだが時間的に無理があり大倉尾根のピストンとなった。

大倉高原山の家、ここまで登山口から55分。水一杯20円(水質検査協力代)

見晴茶屋

 

駒止茶屋

大倉高原山の家を過ぎた辺りでマラソンのトレーニングだろうか駆け抜けていった若者二人は、もうどの辺りまで行っただろうか。林の切れ間から眺めた富士山は山頂まで、あの神々しさを保ってくれるだろうか。

次の堀山の家までは笹を下草に雑木が並ぶ上り下りも少ない商戦漫歩。「何か山登りに来た様じゃないね」と口に出るほど歩きやすい道だった。

 

掘山の家

行く手に崩壊で赤土が剝き出しになった斜面が、その上に建つ花立山荘を守る要塞の様に長い階段と土留めの柵が続いている異様な風景が見える。これから始まる急登に備えザックを置いた。此処は見晴らしは悪いが皆、気持ちは一緒らしく、そのまま通過する者は一人も居ない。

いきなり始まる岩交じりの胸突きが終わると、いよいよ階段に足を入れる。いつ果てるとも無い長い長い階段上りの始まりだ。土留めの柵は真新しい材木でがっちり固めている。周辺の植樹はアセビの幼木。土留めと共に有毒なので食害も兼ねるアセビを選び手植えをしたのだろう。 階段は段差が少ないのが救いだが、ともかく忍の一字で頑張るしかない。

こうして標高差290メートルを45分を掛かって漸く着いた花立山荘は今迄の辛さに十分報いる大展望を提供してくれた。末端に越前岳を抱えて白銀の輝きを放つ日本一の山・富士山。振り返れ三ノ塔から塔ノ岳に続く穏やかな尾根。その直ぐ後ろにチョコンと三角頭を覗かす大山、それらの右肩に三浦半島から伊豆半島の相模湾が輝き江の島の小さな塊も確認されると言う楽しくも爽やかな展望だ。勿論、足元には今登って来た大倉尾根も一望できる。

 

山荘のトイレ使用料は50円

花立山荘から再び階段を鍋割山と塔ノ岳の稜線上の分岐点「金冷やしの頭」まで登り上げれば塔ノ岳はもう目の前のはず。スズタケに囲まれた穏やかな稜線上を行くと、いよいよ塔ノ岳の登りに掛かり再び階段が現れると、それは山頂までズッと続いた。 ブログの方も続きますのでコメント欄はお休みです。

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散歩道(3) 久し振りの宿稲荷

2021年11月27日 | 

障子を開けて置けば暖房も要らない暖かさでしたが外気に冷たさを感じながらの今日の散歩です。

草紅葉が景色を柔らかくしております。何気ない風景ですが季節はマジシャンですね。

春からだったか夏からだったか忘れるほど長く咲いている百日草が木漏れ日によるものか何時にない美しさを見せておりました。

 

名前が素晴らしき皇帝ダリア&未だ元気に咲いていた白花コスモス

 

菊2種 真っ赤な菊って有るんですねぇ。雄さん!家にも欲しいネッ

嘘でしょう!ヤマツツジで無く私が季節を間違えたのかと思ってしまいました

 

しかし驚きましたね。今こんなに咲いてしまって春はどうするのでしょう?

 

 

 

久し振りにやって参りました。こんな片田舎に置いておくにはあまりにも勿体ない彫刻の数々は何度みても溜息ものです。

作者は群馬花輪の石原吟八郎を祖とする常造、常八。 仰ぎ見ますと動き出すのではないかと思わず後ずさりしてしまいそうな迫力が有ります。

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散歩道(2)果実編

2021年11月26日 | 果実

今日も風が気持ちよく感じられる一日でした。午前中は風が比較的穏やかですので最近はウォーキングを午前中に変えてます。

家の窓からも見える好きな景色なのですが家からですと3本の電線が見苦しい為に写した事は有りませんでしたが、これなら電線も許容範囲です。

 

柚が鈴なりです、でもオレンジ色が濃いところをみますと柚では無くミカンでしょうかね。

2cm程のオレンジ色の果実、この染みはこういう種類なのでしょうか、それとも虫の悪戯なのでしょうか。花も咲いていたでしょうがどんな花であったか?

此方は染みの有った果実の横に有ったものですが、こちらも2cm弱。葉が違いますので別ものなのでしょうね。 この家の男性がベランダで日光浴している姿が見えましたので尋ねようかと思いましたが背中が拒否している様に見えましたので分からないまま。 確かこのお宅には以前、大きな犬が居て通る度に良く吠えられたものです。

ヒヨドリジョウゴ

これは野ばらの実でしょうか?

「枇杷の枝が道の方まで伸びてしまって」と根回り2m近く有る大きな枇杷の木の枝おろしをしている主婦、ご主人は温暖化がどうのこうのと訳の分からない事を言って一切、手伝ってくれないとぼやくぼやく。

奥を見ますと何処から手を付けて良いのか戸惑ってしまいそうな結構な広さの敷地です。車が置いてあると言う事は住まいは別の場所に在るのでしょう。ご苦労様としか言いようが有りませんでした。コメント欄はお休み致します。

コメント (2)
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