今年は勉強一途と言う主人を無理矢理誘い赤城山中にあると言う珍しい滝を見に行ってきました。
熊出没地帯なので今一、一人では踏み込む勇気がなかったのです
車を最奥の「大猿山の家」の駐車場に置き昔、荷車が通ったという古い道を登っていきますと
前方に何やら赤い物が広範囲に散らばっています
主人はミカンの皮がばら撒かれているのかと思ったと言っていましたが
近づくとそれは見た事も無いキノコでした
一見柔らかそうな まるで薔薇の花に見えるキノコですが触れてみると肉厚で且つ固いんです
(家でキノコ図鑑やネットで調べたが該当するもの無し)
この時期は真っ赤な実を付けたマムシグサをよく目にします
前回も書きましたがやっぱり何処となく気味悪さを秘めた植物です
古道と分かれ道迷いを起こしそうな暗くジメーッとした杉林の中を登ると第一の滝に出会いました
下りられそうな所を探し下まで行くと何て事はない 少し先に梯子が掛けられていたんですね
この滝には名前が有りません
無いのならば勝手に高雄の滝(たかと雄の滝)と命名しちゃいましょう
高雄の滝から上流に向かって進む事わずか 終に出会いました「乙女の滝」
岩間を勢いよく滑り下る滝が窪みに当たり跳ね上がるその様を土地の人は「はね滝」と呼んでいたらしいのですが
いつの頃からか「乙女の滝」にすり替えられました
でも・・・絶対ワタシは跳滝でも乙女の滝でも無く「ヒョングリ(宙に向かってひょうぐる)の滝」の方が・・・いいな
だって次の写真を見て
夢が有りませんかね
シャッター速度を変えると同じ滝でも印象がガラリと変わります
滝の上部に行き落ち口の際まで行ってみました
落ちたら一巻の終わりですが、齢甲斐も無く つい私の悪い冒険癖が出てしまいます
何枚か写真を撮ってはみたのですが残念ながらモノになるのは一枚も有りませんでした
この後、私達は更に上流に有る大猿の滝を目指します
続く
人気ブログランキングへ