1月28日
風も無く穏やかな朝でした
榛名神社に近づくにつれ凍結路面を見ますがそれは想定内
家から約40分、市営の駐車場に到着です(9時40分)
鳥居と隋神門との中間を右に延びる林道が天狗山へ通じる林道
有り難い事に踏み後が天狗山方面に伸びておりました
しかし、その踏み後も赤い鳥居のイヨイヨ登りに差し掛かる地点まで
余りの雪の多さに踏み後の主は断念した様です
大丈夫か?私達
積雪35㎝は有るでしょうか
小動物の足跡がまるで道案内の様に続いています
さぁ気持ちを引き締めて ラッセル・ラッセル
(10時45分)積の深さは60㎝になりました
道は間違いなし
少し先で真新しいピンクのテープを見つけた地点で辺りを見渡しますと
左奥にもピンクのテープ なお進みますと更に奥にも・・・
私達は迷う事無く急な斜面にとり付きます
しかし
溶鉱炉の様な岩を左に見た辺りから、どうも様子が・・・
勘が「此処は違う、引き返せ」と言っています
30分ほどウロウロしたでしょうか
最初に見たテープまで戻り、その真新しさに違和感を感じ手に取ってみますと
そこに記された小さな文字は「山域地質調査」、登山道を示すものでは有りませんでした
さんざん迷ったあげく、もしかしてと思われる道を登りますと
「来て来て~、炭焼き釜が有る~」私は叫びます
他を探索していた雄さんが登って来て
「見覚えがある様な無い様な・・・」と
この山に登ったのは30年以上も前、林道が作られる前でしたので記憶も曖昧になっていました
折角、人造物を目にしたというのに又もや行き詰まり・・・
あっちへウロウロ、こっちへウロウロしますが藪が酷くニッチモサッチモいきません
どうやら違った様だと引き替えし目を凝らしますと
前方に色のくすんだピンクのテープを見つけました
そのテープを目掛け突き進みますが次に見えたテープは沢の反対側
さすが、もしかしたら腰まで埋まってしまいそうな沢まで下りる気力は有りませんでした
見上げればコルは指呼の間
今日の暖かな陽気とラッセルで汗が滴ります
残念でしたが一寸無理そうです
立ったままの昼食を取り少々後ろ髪を引かれながら撤退
登って来たトレースが「それが懸命」と言っています
景色に見とれてバランスを崩しぺタッと尻もち
深雪の中で転ぶと起き上がれないものですね
そんな私を笑いながらカメラに収める雄さんも同じくスッテン
これも夫唱婦随と言うのでしょうかね
「何で立てないんだ?」
もがけばもがくほど立ち上がれないと言って又もがく
笑っちゃ悪いが大笑い
さぁ、バランスを崩さない様に・・・
笑い返されては堪りません
林を抜け鳥居まで戻って参りました
目の前に隋神門が見えてくればゴールです
時刻は(13時)
3時間20分の雪との格闘劇
山頂は踏めませんでしたが不思議と気分は爽快でした
続く
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