たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

丸沼高原ロックガーデン 7/22

2014年07月25日 | アウトドア
関東地方も、どうやら梅雨が明けた様だ

今日は久し振りに、みっちゃん、きみちゃんとトレッキングに出かけた

昨年は日光白根山まで足を延ばしたが今回は途中から左折して森の中に花を求めるトレッキングだ

先ずはロープウエイで標高2000mを一気に登る

秋の紅葉に心躍らせた眼下も今は落ち着いた緑に包まれている

そうした中に色合いとしては珍しいピンクのマタタビを見つけた

窓越しなのでハッキリ写せなかったのが残念




明日の大祭の準備が行われていた二荒山神社を左に見て

記憶に残る山道を七色平分岐まで歩き白根山への道とはここで分かれ左折すると

まもなく血の池地獄に到着だ

説明版には何とも恐ろしい謂れが書かれていた

とても一人では歩けない寂しい場所だった








何処に花が有るの?

林床は一面、カニコウモリの葉が茂るのみで見渡せど見渡せど花の蕾さえ見えない

「緑が綺麗だねェ」「このヒンヤリ感、最高」

負け惜しみかな?


六地蔵の案内板に導かれて歩く事30分

木立の中にヒッソリと6体のお地蔵様が

雪深い山中、余りにも可哀相と言う事か、真新しい地蔵堂に安置されていた

ただ一つ一つのお地蔵様の前に御賽銭箱が置かれているのは・・・どうも・・・




その直ぐ先は好展望地だ

この先はかなりの傾斜になっている為か心地良い風が吹き上げてくる

周辺はシロバナヘビイチゴの群落

ヘビと冠しようが、この際どうでもいいよね、初めて出会えた花だもの

展望、風、花の三役揃い踏み、ここでお昼にしない手はないでしょう

先ずはカンパーイ 






飲んだビールのアルコールは何処へ?

そのくらい時間の経つのも忘れて長~いお喋りをしていた私達

そろそろ足湯に向かいましょうか?

だが、この先は休んだ後には辛い激しいアップダウンが待っていた

途中、200名の小学生が「こんにちわ」と元気な声で擦違う

微笑ましい光景だが一人一人の挨拶に応える身は結構きつい物が


オッ、燧ヶ岳ですよ

そして二つ目の花、ゴゼンタチバナですよ

そんな道は何処か北八ヶ岳を思わせる






10時に歩き始めて14時20分、ようやく足湯に到着

白根山を眺めロックガーデンに植えられた花々を眺め極楽極楽





先ずはコマクサ






クルマユリ


イワギキョウ


ハクサンフウロ




                                      
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済州・萬丈窟(マンジャングル) 韓国の旅  5/20

2014年07月23日 | 海外旅行
済州バスターミナル(10:40)~萬丈窟入口(11:30) → 2300ウオン
バス → (5番乗り場 ・ 700番のバス)
萬丈窟入口~萬丈窟 (タクシー)→ 2000ウオン
萬丈窟入場料 →2000ウオン


此処の所どうも体調が思わしくなく昨夜は咳と微熱に悩まされたが

雄さんが冷蔵庫でタオルを冷やし看病してくれたお蔭で今朝は幾分、持ち直した

今、外は雨が降っている

今日は休養日にしようかと相談したが10時過ぎ雨も小降りになったので

萬丈窟だけなら天候に関係なく見学できそうなので支度をしバスに乗り込む

(写真は済州バスターミナルと

時刻や行先を見ているとにこやかな笑顔で側に来て、お世話して下さるガイドさん)

私達も何度お世話して頂いた事か、外国旅行者にとっては有り難い存在だ




10:40、ターミナルを発車したバスは小さな町を幾つか見送りながら海沿いを疾走する

隣り合わせた女性は中国人だった

私達が日本人だと知ると「私、今、日本語を勉強しています」と言い何やかやと話しかけてくる

その時、運転手と乗客の激しいやりとりに驚いて(と言ってもこれは普通の会話なのだが)

こちらに目をくれた中国の女性に「驚かなくても大丈夫、韓国の会話はこんなもの」と説明すると

“日本人の会話はとても優しい”を力説していた

萬丈窟入口に降り立つとタクシー2台が待っていたかの様にスーッと横付けした

萬丈窟まではバスの便が無く、ここから2,6キロを歩かなければならない 

中国の女性は歩くと言っているが

「雨の中、2・6キロは大変でしょう、一人2000ウオンだそうですからタクシーを使ったらどうですか?」

と言うとどうしようか迷ったあげくタクシーを使う事に決めたようだ


萬丈窟に着くと例の女性達は運転手に

「城山日出峰と民族村を回って一人25000ウオンはどうか」と言い寄られ

韓国語が話せない二人はどうしてよいものか分からず私達に救いを求めてきたので

「必要ないそうです」と言ってあげたが、それでも運転手はヒツコク迫っていた

雄さんも堪忍袋の緒が切れて シャーラップ!!

出来れば一緒に回りたい素振りの女性達とはここで別行動をとり先ずはメピョソで入場券を購入




ヒンヤリした窟内は寒く足元が見えないほど暗い

水溜りに入らぬよう注意をしながら歩くが、それでもウッカリ靴を濡らしてしまう事も








萬丈窟は調べた写真が殿堂をイメージする鍾乳洞の様な感じだったので

是非、見たいと計画した訳だが印象が余りにも異なり

とても2キロを歩く気にはなれず亀石を見た1キロ地点で引き返す事にした

写真は(ロシアの赤ちゃんと亀石)




帰りはタクシーを使わず

“風雨に会っても溶岩の石垣って崩れないんだね”

“こんな痩せた土地でも作物が作れるのね”

そんな所に妙な関心を持ちながら2,6キロをのんびりバス停まで歩く事に

でも萬丈窟よりは、この道すがら見た景色の方がズッと楽しかった・・・かも




バス停に着いた所で雨が激しくなってきた

その時“もうすぐ700番のバスが到着します”と言う音声が日本語で流れたのには驚かされた

その通り、バスは一分も待たずにやってきた

済州バスターミナルが近づいた時、雨が激しい事も有ってか

運転手さんが「バスターミナルの向かいで降りるのでしたら、そちらに付けますが」

と言って下さったが私達の宿はバスターミナル側だったので

「気を遣って下さってありがとうございます」と礼を言いバスターミナルまで連れて行って頂いた

若い感じの良い運転手さんだった


ニュース

毎日セオウル号のニュースが流れる中、ソウルの地下鉄で電気系統による火災が発生し

辺りに有毒ガスが充満していると言う新たなニュースが

二日前には全州(チョンジュ)行の高速バスが走行中、エンジントラブルで突然、発火

乗客は直ぐに非難し無事だったが、それにしても交通機関の事故がちょっと多すぎやしまいか



                                       
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済州島(チェジュド)へ   韓国の旅  5/19

2014年07月20日 | 海外旅行


莞島(ワンド) 9:00~~済州島(チェジュド) 10:40 → 37000ウオン




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9時乗船、セオウル号の影響か乗客は僅かで空席が目立つ

晴れてはいるが海と空の境がないボンヤリした景色を眺めていると

済州の島影が徐々に近づくが果たしてどれが漢拏山(はるらさん)なのか

莞島から1時間50分、船は済州港に接岸した

下船して案内所で帰りに行く木浦港への時間と便名を確認

係員は年配の男性だったが英語で応対してくれ

観光マップは韓国語と日本語の両方を持って行った方がよいですよと助言して下さった






旅客ターミナルから済州旧市街へは距離も分からず、ともかく街の方を目掛けて地図を頼りに歩いた

暑さと坂がきつい

ここで大変な事が起きた

そろそろ現金が心配になり最初に目に付いた銀行で

現金を引き出そうとクレジットカードを挿入した

ところが雄さんのカードも私のカードもエラー表示が出てしまったのだ

ピンの間違いかと再度 試みるが結果は同じ

銀行員も心配して一緒にやってくれるが、やはり駄目だった

カードを渡し調べて頂くと私のカードは既に期限切れ

カードは自動更新されるものとばかり思っていたので確認する事も考えずに持ってきてしまったのだが

要するに数年使わずにいると更新ストップされてしまうのだとか

私は生活の中では現金派なので、そういう事に対する認識が全く0なのである

しかし雄さんのカードは有効期限内なので使用可なはずなのに、これは一体どうした事なのか

後の20日間、日本円5万と現在持ち合わせのウオンでは

どう計算しても、どう節約しても3万円は足りない

私も雄さんも途方にくれてしまった

行く手に公園が有ったので、そこで気を落ち着かせようとベンチに座ってみたが

この問題の良い解決策など全く浮かんで来ない

「大丈夫、心配ない」と言う雄さんの言葉は

私から少しでも不安を取り除こうとしている言葉で有る事は分かっている


ともかく通りすがりの人達に道を聞きながら何とかバスターミナルまでやってきた

何となく歩いてしまったが結構な距離だった




大変な問題が降り懸かってきてしまったので

「あれもこれもが交錯して何から手を付けて良いのか」と雄さんは頭を抱えている

相当、混乱している様だ

取り敢えず宿を確保しようと荷物の番を私に任せ雄さんはバスターミナルから出て行った

暫く待たされた帰って来た雄さんの表情は心なしか明るい

6泊 27万ウオンを交渉し20万ウオンにしていただけたのだそうだ

宿にチェックインし旅装を解きバスターミナルの向かいに有った銀行へ雄さんは走る

私はカード会社に電話だ

調べて頂いたところ「御主人様のカードは有効なので使用できるはずなのですが」と言う

出来ないから聞いているのに

ドアが開いた

「どうだった?」と聞くまでもなく雄さんの顔は上手くいかなかった事を物語っていた

操作したところアンテンダと書かれた紙が出てきてしまうのだそうだ

それでも銀行員は親切で色々調べてくれたらしい

結果、分かった事は「カード会社と当銀行は取引が無いのです」だった

カード会社から再度、電話が来た時にその件を話すと又々待たされ

「そうでした、済州とは取引をしておりません、下ろせるのはソウルの3ヶ所だけなのですよね」


その時、雄さんが思い出した様に「確か、ここの旅館、ビザカード使用可になっていたよな」

直ぐに受け付けに行き事情を話すと「構いませんよ」と支払いをビザカードに変えて下さった

私達が行く所はビザカードが使えない所が多いので2か所ばかりホテル泊、使える者は全てカードで 

ヤッタ―

宿のアジョシは嫌な顔もせず20万ウオンを返して下さった

部屋に入り数えると25万ウオン

またまた受付へ走る

アジョシ、照れくさそうに頭を掻いていたそうだ

このアジョシ、とても綺麗好き

階段の一段一段を丁寧に拭いているので勿論、床も黒光りしている程だ

ア~ァ、何だかお腹が空いて来てしまった

入った食堂は5品のみ

でも上品な味付けが癖になりそう、また食べに行くかもしれない


ファンデへジャングク


クルへジャングク




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莞島(ワンド)へ  韓国の旅 5/18

2014年07月17日 | 海外旅行

海南バスターミナル(10:10)  莞島バスターミナル(10:55) → 5400ウオン
莞島バスターミナル~(タクシー)~莞島フェリー旅客ターミナル → 3000ウオン
本日の宿泊料 → 45000ウオン


海南バスターミナルで莞島行きのバスを待っている時の事

いきなり怒鳴り声がした

60代くらいの男性が同じく60代くらいの女性に大声で怒っていたのだ

韓国の人は普段でも喧嘩をしている様な口調なので

最初は気にしていなかったのだが、その声が段々激しくなってくる

暫くは黙って聞いていた女性も終に堪忍袋の緒が切れたか有りっ丈の声を張り上げて応戦

駅の係員が仲裁に入ったが一向に治まる気配がない

私達がバスに乗り込むまで、それは続いていた

  

この橋を渡りいよいよワンドへ

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ワンドは漁師の町だ

バスを降りフェリー旅客ターミナルへ向かうと早速 潮の香りが鼻をついた

今、男性達は漁に出かけているのだろう

見かけるのは女性達やお年寄りの姿ばかり

時折、観光客がアワビの入った水槽を覗いている

その様子を椅子に座って見ているハラボジの目は「フン、どうせ買わないのだろ」の冷めた目

でも安い、日本だったらとてもとても この値段では買えない安さだ

先ずは明日、済州へ行くフェリーの予約を済ませた

9時発の高速船  一人37000ウオン


宿もスムーズにとれたので漁師町に足を向けてみようと海岸に繰り出す

そろそろ漁船が帰る時刻でも有った




海岸には午前中に捕ったであろう魚が日干しされていた

何処となく伊豆の海岸を思い起こす光景だ






帰って来ましたね、逞しい海の男たち




待ってましたとばかりに女性が迎えにでる

この後の仕事は女性にバトンが渡されるのだ

見事な海の連携プレーである






夕暮れ時、漁船も暫しの休憩だ

お疲れ様~




すると少し先の船着き場が俄かに賑やかになった

観光用の釣り船が帰ってきたのだ

みな、手に手に重そうな発砲スチロールの箱を下げている

その内の一人がワザワザ蓋を開けて今日の収穫を見せてくれた

ウオーお見事




陽も西に傾いた

そのホンノリとした赤さを海に落とすと、そのまま陽は山の影に隠れ

代わって町の灯りが海を輝かせた

活気のある町なのに何処か寂しさが感じられる漁港の夜

そう感じるのは私だけだろうか




さて、今夜の食事

ムッツリしたアジュンマが作ってくれたオムレツとラーメン

このラーメンの入れ物がふるっていた

ボコボコのお鍋なのだ

マッ、いいさ 漁師になったつもりでいただきましょう

帰りキムパプを二つテイクアウトしながら、二言三言 話しかけると

ムッツリアジュンマ、ようやく笑顔を見せ「コマスミダ~」

オヤスミナサイ




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大興寺(テフンサ) 韓国の旅 5/17

2014年07月14日 | 海外旅行



頭龍山から下山後、新羅時代の古刹「大興寺」を見学

ここの見所は何を置いても1000体の仏を祀る千仏殿だろう

日本の仏像彫刻と比較すると技術的価値は日本に軍配が上がりそうだが

お釈迦様を囲んだ1000体の仏像が居並ぶ様は壮観だ

この仏像に纏わる話が残っている

慶州(キョンジュ)から船で運ぶ途中、漂流したのか誤って運ばれたのか

日本へ流れ着いてしまった

これを見た日本の僧は

何と素晴らしい事かと1000体を祀る堂を建立しようとした

ところが或る日、夢の中で「仏像は収まる所に収めよ」というお告げを耳にする

かくして1000体は無事 韓国に帰され目出度く此処に祀られたのだ








大宗師や大講師を排出したと言う大興寺である

このお方も道場で日夜、修行に励んでいるのでしょうか


境内に堂々とたつ大木は

樹高20m、幹回り4、4m、樹齢500年の「ケヤキ」


また境内には茶房が有る

静かな宗教音楽が流れる室内で韓国にしては少々高い(5000ウオン)アイスコーヒーを戴いた

ここでは色々な種類の茶も楽しめる、それは何故?後で分かった事だが

この寺の13代宗師である草衣禅師が茶文化の聖地として世に広めたのだと言う

あ~残念な事をした、分かっていたならアイスコーヒーなんか飲まずに緑茶を戴いたのに


海南へ戻り駅前の食堂でウドンを頼んだ

ウドンと言うより見た目もお味もチャンポン麺と言った感じ

でも、とても美味しい

作ってくれたのは爽やかな青年

雄さんが「料理は上手いしハンサムだし、もてて仕方ないだろ」と冗談を言うと

側にいたアジュンマが「彼女がいるのよ」と代弁

話が盛り上がった所で帰ろうとすると「コーヒー飲みますか?」とサービスして下さった

気を良くした私は早速カメラを向けたネ (アジュンマには逃げられてしまったけど)

因みに独り身の事を韓国でもチョンガ―

もしかして韓国が本家なのかな???






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