5時起床
エッ・・・
何これ


空が燃えてる




時間と共に鮮やかさは薄れ10分のドラマは幕を閉じましたが、こんな朝焼けはかつて見た事が有りません

懸念していた雪の心配も無く7時半、登山口に到着




上越国境の山

上州武尊山

日光白根山


尾根コースに入り一端、未舗装の林道へ下りてあづま屋まで約3時間(休憩含む)
道中、樹間越しでは有りましたが上越国境の山や武尊山、日光白根山がお供です
あづま屋からは尾根に上がり浅松山頂へ・・のはずでした
ところが今は歩く人も居ないのか山全体、笹が生い茂り踏み跡が何処にも見当たりません
仕方なく林道に戻り途中から笹を掻き分け遮二無二、尾根を目指し・・

這う這うの体で山頂に。しかし
頂上へ行けば見えるだろうと期待した展望は低山の宿命か
パルプ材に使用するカラマツが邪魔をし此処でも樹間越しです


皇海山、日光白根山、赤城山、谷川岳そして四股の間に見える武尊
という名山揃い踏みに囲まれた(総て100名山)浅松山頂
このカラマツさえ無ければ最高の展望を満喫する事が出来たのに・・
標識が寂しく方向を指示しているだけでした
でも風もなく暖かな日溜りです
SLの汽笛を耳に食べるおにぎりの美味しかったこと


標識やテープも一切ない荒れた尾根から何度となく笹を掻き分け蔓に足を取られ枝で顔を叩かれながら
見覚えの有る林道に下り立って一安心も束の間
周回コースに入ったのが運のつき
長い急傾斜を一時間以上ここでもルートファインディングを要求される過酷な道が待っていました


時に急に飛び立つヤマドリに驚かされながら、ただひたすら下ります

ン?これは?

ようやく飛び出た林道を左に進めば良いものを真っ直ぐ進んだのが又もや間違いの元でした

かなり疲れてます

民家を手掛かりに無理矢理、下り立った場所は登山口からかなり北のようで

薄根川を渡り

村道を一時間余りトボトボと・・・


そんな情けない状態で歩く姿を余所に周囲の景色は飽く迄も長閑そのものでした


皮肉にも草鞋が、そして優しい眼差しの石仏が




川場と言えばリンゴ
リンゴで財を成したのでしょうか、重厚なお屋敷がアチコチに見受けられます
車に戻ったのはもう、4時近く
何と8時間を要した浅松山は散々な目にあいながらも無事終わりました