杏子の里と言えば更埴が思い浮かびますが
ここ東条(ひがしじょう)も知名度は低いながらレッキとした杏子の里なのです
観光客の姿も無いので静かに花を愛でたい者にとっては穴場的な場所と言えましょう
奇妙山、下山後、私達はおよそ6000株の杏子が植えられている山村を回ってみる事にしました
奇妙山
高見岩
駐車地点より山村風景
時間も未だ早いので高台に建つ寺へ
ここからの眺めは更に素晴らしく「平和」という2文字しか浮かばない長閑な山村が
まるで杏子の木に埋まる様に足元から緩やかに下っています
寺の裏手を回ると滝不動の鳥居が有ります
滝不動は草の生い茂る参道を進み門を潜った更に奥
枝垂桜やソメイヨシノが無かったら寂しい程ヒッソリとした空間です
ふと見上げると屋根の上に奇妙山が頭を覗かせていました
図らずも北信濃の春を満喫する事が出来、後は温泉で汗を流すだけ・・・と思って松代荘に向かうと
これはこれは立派な大欅
神社の創建が1200年と言いますから、おそらくこの欅も800年の歳月を生きてきているのでしょう
そして山では蕾だったヤマブキが里では満開でした
さて今度こそ予約がなかなか取れないという人気の松代荘へ
(宿泊は1万円程度、日帰り入浴は500円 鉄分含有の天然温泉)
家路へと向かう鹿沢辺り、浅間山はやっぱりスゴイ・・・よね
R145号線を走っている途中、左に「おまき桜」の看板を見つけました
目に留まれば通過する訳にはいきません
車を乗り入れて感動したのは桜だけでは無く今は廃校になった岩島第二小学校の建物でした
オルガンの音に合わせ元気に歌う生徒の声が今にも聞こえてきそうな・・・
休み時間を知らせる鐘の音と共に元気な姿が走ってきそうな・・・
そう言えば私が通った小、中学校もこんな建物だったっけ
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