昨日の寒さとは一変して今日は裸洗濯日(昔の人は雪の翌日の暖かさを良くそう言いましたよね)。風も全く有りません。蝋梅は何処でも見られるのでワザワザ出かけて行く事も無いのですが気分転換と言う事で上増田の「蝋梅の里」へ車を向けました。写真の整理の都合で帰りに寄った仙ヶ滝を最初に投稿致します。
浅間山が神々しく輝く姿を正面に見ながら松井田への道を走ります。この辺り人家の曲がりくねった細い道を走らずに済む迂回路が開通しましたので安中の梅林へ行く方は随分、走りやすくなりましたよ。
仙ヶ滝は蝋梅の里への1本手前を左折した土塩(ひじしお)集落の奥に在ります。こんな山奥にねぇと思う所に建つ数軒の民家を見て更に細い道を奥に入ると数台置ける駐車場があり、そこから10分程歩くと仙ヶ滝へ下る道が有りました。熊も居れば猪も居るのでしょう。熊出没注意の看板が立てかけられる道を進むと滝は目の前
滝に伝説は付き物でこの滝にも松井田城陥落の際、城主の娘「お仙」が身を投じたと言う悲しい物語が伝えられ、その後、誰言うとも無く「仙ヶ滝」と呼ばれる様になったと言う事です。
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滝の奥に並ぶ無数の石碑はお仙を供養する為のものなのでしょうか
滝の裏側
此処の所の寒波で無数のつららが垂れておりました
滝から流れ出た水は九十九川となり安中方面に流れていきます
上からポタポタと落ちる滴が石畳を凍らせ格好は二の次、慎重に歩かざるを得ませんでした
辺りがどこか寂しそうな雰囲気を醸しているのは森閑とした中と言うだけではない、やはり伝説が頭をよぎったせいかもしれません。
彩が全くない中、真っ赤な実が印象に残った仙ヶ滝でした。続きますのでコメント欄はお休みです。