今朝、埼玉・群馬県境で42度と言う信じられない予報が出ました。もし予報通りであれば今夏、最高の気温と言う事になります。今日はやらなければならない庭仕事が有ったのですが御身大切、先送りするしかなさそう。
7月31日、箕輪の花火大会が開催されました。本日はその時の模様を投稿したいと思います。通りに出ますと既に車の列が出来ており、これではとても仮駐車場まで時間が掛かってしまう、城址駐車場に置くのが賢明と判断しUターン。同じ考えを持つ人も多かった様で、ここもあと数台で満杯と言う状態でした。
最短距離を取り城址公園内を通り裏道に向かう途中、雨が降り出しその内、篠突く雨になりました。此処まで来たら取り敢えず会場へ行って雨宿りするしか無さそうです。
それがどうした事でしょう、会場へ着くとあの勢いは失せ殆ど傘をさす必要も無い程になったのです。そしていよいよ始まりました。
箕輪の花火は30分と言う短さですがその分、景気よく上げますので見応えは十分です。隣りでお父さんに抱かれた坊やが「アンパンマンだ~・カエルだ~!」と実況中継よろしく大興奮。
いよいよ佳境となり尺玉の連発で打ち上げ終了・・・と共に再び雨が降り出し私達は自衛隊官舎に逃げ込みます。遠雷が轟く中、次第に降りも強くなり風も出て来ました。車が列を作る中、持って来たシートを被って退散する者、浴衣の裾をたくし上げて小走りする者、傘を持って来ない者はヤブレカブレで濡れるに任せる者様々に会場を後にしておりました。私達はもう少し小降りになるのを待とうと雨を凌いでおりましたが一向に勢いは衰えず意を決して雨の中へ飛び出します。
官舎で雨を凌いでいる時に見付けたカブトムシ
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足元はもうグチャグチャですが、ただ黙々と歩くのみ。信号で後ろを振り返ると雄さんの姿が有りません。学校の裏を廻ったのかとその道の合流点で暫く待ちましたが一向に姿を現さないのです。まさか城址公園から?いやいや、この降りでそれは無いと思い取り敢えず駐車場に向かいます。駐車場迄の長く感じられた事。少し雷鳴が近づいた様な・・・
駐車場のトイレで雨宿りしながら待つ事30分余り。漸く「いやー大変だった」と言いながら駐車場に戻って来ました。
聞けば雄さんの前を歩いていた5歳くらいの男児が転んだので起こしてやりながら母親を見れば乳飲み子を胸に成すすべもない状態だったので片足を引きずる男児の面倒を見ながら小学校の駐車場へ。男児がトイレに行きたいと言い出したので「トイレは連れて行くからお母さんは車を取りに行って来なさい」と。
雨で濡れたパンツを上げてやるのに大変だった。手に持った刀のおもちゃを出店で買って貰ったと見せてくれたりしたが、その内、心配になって来たのか「お母さん未だ来ないね」と。それでも男の子なんだな、泣かなかったもんな、とその時の出来事を私に語る雄さんの足元はやはりずぶ濡れでした。