「彼岸花も、もう終わりね」ウォーキングに行こうと外に出ると神社の片隅に白っぽくなった彼岸花が目に留まりました。近付いてみますと終わり花ではなくピンクの彼岸花だったのです。こんな品種も有ったのですね。正月料理に使う手まり麩を連想してしまいました。
さて、今宵は十五夜。「十五夜に晴れなし・十三夜に曇りなし」と昔から言われてきましたが今夜はどうなのでしょう。昼を過ぎた辺りから青空が広がり始めました。ただ、雲が多いのが木に掛かります。駄目だろうなと思ってマウスを使って描いたパソコン画を載せれば意地でも出てくれるかもしれない・・・
素敵な名前を戴いたムラサキシキブ。美貌と才能に恵まれた紫式部にあやかって付けられた名前の通り高貴な色が目を惹きます。
続き (1/1 初詣を終えて)
赤城山
榛名山
妙義山
子供の頃からずっと目の隅に常にあった群馬の山ですが実際に意識する様になったのは
小学校での運動会での団旗の色だった様に思います
赤城団は赤 榛名団は黄 妙義団は緑 白根団は白
団分けがどの様にして作られたのか覚えておりませんが
私の頭のハチマキは何時も白 すなわち白根団でした
小学生でしたから運動会の度に密かに赤いハチマキに憧れていた事を覚えております
妙義山の左隣には八ヶ岳が見えこの時期になりますと、その姿をクッキリと浮かび上がらせます
宿稲荷から榛名山の峰の一つ相馬山を正面に見据えて歩けば
雑木に数羽、群がっていたこの野鳥の正体は?
枝を掻い潜り動きが激しく何とか姿を捉えたのはこの一枚だけでした
大して歩いていないのに日頃の運動不足がたたっているのでしょううか
少々疲れて参りましたので横着をして龍門寺さんの境内を抜け近回りを決め込みます
見ているだけで優しい気持ちになれる子地蔵さんですね
寺の境内を抜けて尚も近道を
私が今の場所に移り住んだ頃には廻り中が桑畑でしたのに近年それがグンと消してしまいました
その名残が目を惹きます
運動場を過ぎれば、もう家は目と鼻の先
清々しい元旦の一日でした
あぁ、愛でたやな~愛でたやな~ 笑う門には福来たる
眉間に皺を寄せず令和二年を笑って過ごそうぜ~
布袋様はそう仰って迎えてくれました
宿稲荷は家から歩いて20分余り
参詣者も一段落した境内は嘘の様に静かです
「この永代太々御神楽の額が価値が有るんだそうだよ」
私の後ろに居た年配の男性がそう教えて下さいました
普段、神殿の扉は閉じられていますので目に出来るのは本日のみです
正月と太太神楽当日以外は龍2体が人を一歩も寄せ付けまいと目を光らせております
奥社を飾る見事な彫刻は勢多郡花輪の彫師・石原常三の手に寄るもの
何度みても溜息ものです
縁起物の亀は子孫繁栄を意味しているのでしょうか
親亀の周りには子亀が群がっていますね
人間界では惨い獅子の子落としの図です
「落されても這い上がってくる精神力を持った者で無ければ
待ち受ける厳しい世の中を生きて行きていく事は出来ない」と言う教訓ですね
元旦に相応しく晴渡り風も穏やかな一日でした
令和二年が平穏な年で有ります様に