今日は一転、真冬に逆戻り、風は左程強くは有りませんでしたが冷たさが身に染みる一日となりました
今日のブログは一日遅れてしまいましたが昨日出かけた雲門寺です
雲門寺の山門は一間一戸鐘楼門、一つの建物で二つの機能を持った節約型です
門の前に実並みに向かって細い道が伸びていました。踏み石の両側には彼岸花が植えられており開花時期に来ればガラリと趣を変える事でしょう。
この道を南になおも進むと結構時を経た石仏が数体並んでおり、今は車道が作られているのでここを利用する者も居ないのでしょうが嘗てここが参道で有った事を物語っておりました。
振り返った参道です。真正面に山門を兼ねた鐘楼が見えますね
慶長2年(今から427年前)に創建されましたが文政6年(今から201年前)火災に見舞われ住職と檀信徒の努力により3年後に再建されました。現在の屋根は銅葺きとなっておりますが昭和43年以前は茅葺きだったとの事。
また、明治5年、学生発布により各村に小学校が開設されましたが明治12年までは雲門寺が教場として使われていた様です。
そうした歴史を持つ本堂前ではちょうど白梅が見頃でした
手入れの行き届いた庭園を歩いていますと何処からともなく野鳥の鳴き声やケタタマシイ雉の鳴き声に驚かされますが、これは猪や熊除けの為で有り人を感知するとセンサーが働き野鳥の鳴き声を発する仕組みになっていたのでした。実際、足元で記事に鳴かれると怯んでしまいますよ。
庭には幾種かの椿が咲き、その中の一つ写真の種は侘助でしょうか
セツブンソウを観に一旦、門を出ますと野面積みの石垣の前に水仙が優しそうでした。続く為コメント欄はお休み
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