根子岳は群馬と長野の県境・菅平高原に在る山です。ここは夏でも涼しく周辺には別荘地、あらゆるスポーツ施設、スキー場が見られます。
登山口は菅平牧場。ここの標高が1590m有りますから山頂までの標高差は617m、時間にして2時間弱といったところでしょうか。
今回も山行記に残しませんでしたので思い出せる範囲でご紹介していきたいと思います。
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寒い登山道、入山して直ぐに木々に張り付いた氷の花、霧氷が頭上を覆い始めた
剥き出しの登山道は凍てつき岩山を歩いている様な感触だ
四阿山もスッカリ樹氷に覆われている
根子岳まで0・8㎞地点は笹の中
根子岳へ0・5㎞の標識を見ると漸く樹林帯を抜ける事が出来た。上から眺める樹氷群は言葉で表現できない程の美しさだった。
山頂到着。気温はマイナス15度Cくらいだったか。昼食休憩をとった場所から動く事も出来ず体を固くして四阿山をただ眺めるばかり。
そこへやって来たご夫婦はこれから四阿山まで行くそうだ。暫く話していた時、奥さんが「カメラ(使い捨て)が無いわ、落としたのかしら」。ご主人すぐに探しに戻る。
「やだ、有ったわ どうしよう」・・・そこへご主人が戻って来た。「ごめんなさい、有ったの」それを聞いたご主人の顔がみるみり変わった。私達が居たため怒りの持って行き場が無く持っていたストックを思い切り土に叩きつけた。それはそうだろう駆け足で戻り懸命に探したのだから。そして「行くぞ」とも言わず四阿山に向かって下って行ったのだった。四阿山に辿り着くまでこの気まずさが霧散しれくれると良いのだが。
こうした事は今迄の私のオッチョコチョイ振りからして私達二人にも有りそうな事。ご主人と雄さんが重なってみえたりした。
この美しさを振るえる手で写したが、もう少し寒さが凌げたなら心行くまで眺めていたかった
今日は夕方から出かけますので早目の投稿です
樹氷は写真では見たことがあるものの
自分の目で実物を見たことは一度もありません。
青空に映える氷の花は綺麗なものですね。
山に登った人しか目にできない光景なのでしょうが、
条件が揃わないと見られないだけに、こんな場面に出会える機会は
きっと少ないのでしょうね。
霧氷凄い-15度の世界
クマザサがいっぱいの登山道周りは霧氷の付いた木
そこを抜けて頂上まで登って行くとこの霧氷を上から見られるここに行かないと見らいいですね
後から来たご夫婦どうなったんでしょうね
私もすぐパニクルタイプなので この話
ドキドキしますね
無事に収まればよいのですが でないと折角
の登山が台無しになりますもんね(;^ω^)
陽が高くなるとカラカラと音を立て容赦なく頭を襲うのですが
菅平の冬の厳しさは持参のおにぎりが凍ってしまう程の寒さですので入山時と全く変わらない景色を保っておりました。
降雪時の雪の花のそれとは違い背景が青空と言う事も有り、クリスタルの輝きは素晴らしいの一語に尽きます。
こんな景色を想定しておりませんでしたので入山時からハイテンションでした。
私が登った時は11月でしたが陰の斜面では雪が残っていましたものね。
とにかく上を見れば氷の花、山頂に至れば下方は広大な氷の花園。最高でしたよ。
あのご夫婦も歩いている内に気まずさも薄れた事でしょう。山ってそんな優しさがあります。
私も他人の事を言えたガラでは有りません。
この性分は改まる事は無いかもな! いえ増々激しくなるかも( ;∀;)
このご夫婦、山頂に到達するまでには気まずさも消えた事でしょう!