最近、涼しくなったとはいえ、
外で働く皆様は、
さぞや大変だろうと思うのです。
おはようございます。
私が暮らす街は、開発指定地域になって以来、
閑静な住宅街の景色は、一変した。
家は壊され、そしてまた、新たな家が建ち、
道路は、至る所で工事をしている。
そりゃ、道路はすんなり通りたい。
出勤の慌ただしい時間に、いちいち止められたのでは、
たまったものじゃない。
しかし、交通整備員のおじさんを見ると、
深々と頭を下げているではないか。
イライラする自分が、恥ずかしくなっちゃうよね。
ごめんなさいね、おじさん。
そう思い直して、笑顔でブレーキを踏んだ。
笑顔で、待つこと、数十秒・・・
いいのね?
もう通っていいのね?
ん?だめ?
どっち?
ねえ、どっちなのー?
整備員さんは、その後も、
「行け」なのか「停まれ」なのか、はたまた、
「ちょっとした俺の舞いをば」なのか分からないが、
ひたすらボディーランゲージで、意思疎通を図ろうとする。
しゃべって。
もう、声出して教えて!
そう思いながら、足元はポンピングブレーキ状態の私は、
ちょっとだけ、イラっとしちゃった、ごめんなさい。
ねえ、我が家のおじさん?
あなたは、何がしたいの?
あやに、袋を被せて、何が面白いの?
しばらく、眺めて・・・
で、そこで服を脱ぐわけ?
なんで?
小汚いTシャツ一丁で、かっくいいポーズ取るの、なんで?
やっと、気が済んだの?
見て、あやの顔。
めずらしく、戸惑ってるよ。
あや「おじさん?これなに?ねぇ、なに?」
きっと、あやと遊びたかったんだろ?
きっと・・・