うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

青空が無くとも、なんだか楽しそうな模様

2022年07月20日 | 日記

やっと、晴れた!

 

おはようございます。

久し振りに、青い空を見た気がする。

嬉しいかと問われれば、それは微妙だ。

晴れたら晴れたで、気温がうなぎのぼりになるのだから。

 

こんなことを、私は産まれてこの方、何度も経験した。

だから

「もう、騙されないぞ!」と空に宣戦布告をする。

晴れたからって、浮かれてなるものか。

どうせ、暑いんだろう?

酷く暑くなるのだろう?

おい!

おい!!

 

などと、

朝からブツブツ、空に向かって話し掛けている時点で、

私は相当、浮かれている。

もはや、イカれている。

 

やったぜ、青空!

ごきげんよう、ありがと、テンキューいえーーーい!!

 

さて、我が家の猫らは、

空を見上げている場合でも無さそうだ。

たれ蔵よ、

あやの後ろに立つな!

やられるぞ?

 

バレたか?

 

カーテンの裏から、空見えるのか?

 

やっぱり、バレたか?

 

おっと、のん太が庇って、セーフ。

ちなみに、あやは、

のん太にだけ、のん太にのみ、大概のことは許す。

不意に横に来ようが後ろに立とうが、のん太なら許すという、

どえらい、えこひいきをしているのだ。

 

たれ蔵、懲りないのね?

 

いや、おたまよ。

感心している場合じゃないぞ。

あれじゃ、本望(空を見る)は、永遠に遂げられん模様だよ。


人の不幸は、エナジードリンク

2022年07月18日 | 日記

3年前の私は、

怒ってばかりだった気がする。

 

おはようございます。

3年前、たれ蔵とのん太が我が家へやって来た。

たれ蔵は、3兄弟の中で唯一生き残って、我が家にたどり着いた子だ。

のん太は、ほぼ産まれたてホヤホヤで、我が家へ運ばれてきた。

何の生き物だろうが、赤子がやってくるというのは、

めでたいことだ。

 

そりゃ、野良猫の子との出会いは、いつだって突然だから、

私としては、途方に暮れる。

毎度、「あぁぁ~どうしよっ」っとしばらく時が止まる。

もはや、無理くり『めでたい』のだと思い込んでいる節もある。

自己暗示だ。

そんなめでたい奇跡を経験しながら、

私は怒ってばかりの日々が始まる。

 

子猫が成長するに従って、問題も大きくなっていく。

それは、先住猫との関係性だ。

最初はいい。

とりあえず、先住猫を褒めて褒めて褒めちぎっていればいい。

作り笑顔の唇の端が本当にちぎれるのじゃないかというほど、

褒めちぎる。

先住猫の方も、幼い子猫には優しい。

狂犬みたいな、あのきくさんだって、子猫には優しかった。

 

ただ、子猫が腕白盛りになってくると、そうも言っていられない。

私も先住猫も、怒ってばかりだ。

もちろん、怒りたくはない。

私はいつだって、笑顔で穏やかな暮らしを望んでいる。

ヒラヒラしたスカートを履いて白いエプロンなんかを掛けて、

コトコト丁寧に煮込む鍋の前で、鼻歌を歌いながら味見したい。

「よし、出来上がり」

と呟いて、足元に大人しく佇む猫に微笑みかけたい。

けれど、現実は違う。

 

仕事から帰れば、上着だけ脱いで、

ランニング姿のまま、慌てて料理をしながら、

腕白な子猫に、本気で怒る先住猫の威嚇の声が響くたび、

「おたま、シャーシャー言うな!」

と遠くから怒鳴り、それでもダメなら包丁を持ったまま現場へ走る。

まるで、映画シャイニングだ。

その時の私は、おかっぱヘアーのジャックニコルソンだ。

 

なんでも先住猫を優先させる。

これは多頭飼いにおいて、基本中の基本だ。

分かっている。

分かっているが、怒りの矛先は先住猫に向いてしまう。

どうしたって、気心が知れた先住猫には、怒りさえも向けやすいからだ。

これは、私の甘えでしかない。

大きくなったって、たった5~6キロの先住猫に甘えてしまう、

ジャックニコルソンだ。

 

あれから3年、本当に頑張った。

ジャックがじゃない、おたまが頑張ってくれた。

元来、消極的なおたまが、自分から考えて工夫して変わって行くさまに、

私は本当に驚いた。

「猫って、努力するんだぁ」と。

新入りのたれ蔵とのん太も、いろんことを学んできた。

いや、のん太はそんなに学んでいないかもしれないが、

たれ蔵は、おたまとの関係を、自身の頭で考えながら構築している。

たれ蔵も努力する猫だ。

猫は、偉いもんだ。

 

ところが、

ようやく、なんとなくだけれど、

おたまとたれ蔵を笑って見ていられるようになった頃、

母かずこが、ジャックになった。

昨夜も、酷く興奮した声で、電話を掛けてきた。

「ボケてるのに、電話は掛けられるんだぁ」と呑気に感心したが、

実家へ駆けつけると、かずこは頭頂部がかなり薄くなっているから、

本当に、見た目からして、ジャックだった。

怒っている理由なんて、ない。

あるとするなら、頭の中の『アルツハイマー』か、

血中にふんだんに溶け込んだ『ビール』と『焼酎』が暴れているんだ。

認知症の妄想か、ただの悪酔いだ。

 

認知症患者への対応の基本中の基本は、

否定をしない。叱らない。問いたださない。

分かっている。

悪酔いした人間への正しい対応は、飲ませない!それだけだが、

いずれにしても、現実は理想通りにはいかないものだ。

 

ただ、昨夜は一つ、見つけた。

怒り狂ったジャックになった母は、私の過去の失恋話に食い付いた。

そして大いに笑った。

人の不幸が、滋養強壮剤になっているかのごとく、元気に笑っていた。

私の恋話は、リポビタンⅮかよ!と思ったが、

まるで噺家か、浪曲師みたいにノリに乗って話してやった。

あの時の、

笑っていいんだか困惑した表情で同席していた、父の顔が忘れられない。

 

また、かずこさんが怒りに震えていたら、

そうだ!

今度は、あいつの話をしてやろう。

「お前は平成イチクズ野郎だな」って思った、昔のあの男の話を・・・。

 

おい、おたま?

のん太に絡まれてんのか?

 

おぉぉ、おたまが黙して勝ったね。

 

おたま「おらを怒るのか?」

怒らんよ。

おたま、よう頑張ってくれてるもんな。

 

ありがとうな。

おたま「おら、褒められた」

そうだよ。

お前は偉いんだ。


正気の我が家

2022年07月16日 | 日記

どういう訳か、

我がガラケーが治っていた。

 

おはようございます。

やったぜ!

ということで、もう少し置いておこうと思う。

これまでは、目覚ましのアラームはガラケーに任せていたが、

無理は禁物だと思い、それも止めた。

今や、時々開いて、

「おっ、元気元気。」

と、安否確認をする程度にしている。

 

よく考えてみれば、

そんな携帯電話を持ち続ける意味ねーじゃねーか!

と、我ながら思うのだから、そこは正気だ。

私は、正気だ。

正気な状態で、ガラケーに

「いいねぇ、画面の黒がすっごく黒くて、元気そうだね~。」

などと話し掛けている。

私は、本当に正気なのでしょうか?

 

どうせガラケーは、いづれ、この世から消えてしまうらしい。

もはや強制終了なわけで、スマホに移行するほか、術が無くなる。

だから私もスマホは使っている。

今後、さらに、スマホが無いと困るという事が増えて来るのだろう。

じゃんじゃん便利になっていくというより、

使いこなせば、その便利さを享受できるわけだ。

正直言って、私は要らん。

これ以上、『便利』という不自由さに関わりたくないのが本音だ。

もっと本音を言うと、

使いこなせないの、助けて!

 

私、悩み切って正気を失った暁には、

人との連絡ツールを、すべて紙の文通にしてみようか。

と、そんな野望を抱いている。

 

我が家も、正気かどうか怪しい3バカ兄弟がいる。

おい、おたま?

主に、首と呼吸、大丈夫か?

もっと楽なポーズで寝たまえ!

 

そっちもだ。

ベッドに入れ!

カーテンの裏で寝るな!

 

普通に寝る子はいないのかねぇ?

どうして、ちょっと癖が強いの?

ねえ、あやさん?

 

あや「呆れちゃうわよね~。あいつら、変な寝方してからに!」

貴女も、相当な恰好ですけども・・・


ガラケーが壊れたから、お下がりを着てみた

2022年07月14日 | 日記

ついに、

我がガラケーが壊れてしまった・・・

 

おはようございます。

私は、多忙なビジネスマンでもないのに、

携帯電話を2台所有している。

ワイモバイルのスマホと、ドコモのガラケーだ。

通信に使っているのはスマホだから、

ガラケーが壊れたからといって、さして困りはしない。

困りはしないが、名残惜しい。

コイツとの時代が終わることが、なんだかとっても名残惜しいのだ。

とりあえず週末、ドコモショップへ行って、

お姉さんに相談しよう、そうしよう。

 

何か、気になっていることを一つ、

「えいや!」と行動に起こすと、

芋づる式にあらゆることが動き出すって時が、よくある。

まさに、今回もそれだ。

 

かずこさんのタンスの断捨離をちょこっとやっただけで、

ガラケーは壊れ、座布団カバーは破れ、皿を割り、

冷感マスクを注文したはずが、とても温かなマスクが届き、

なぜか鼻の横に出来物が出来るし、そのついでに

信じられないくらい太い鼻毛を見つけ、切ろうと思っても

ハサミの歯が立たないくらい丈夫で、

「えいや!」と立ち上がったら、軽い痔であることに気付き、

トイレへ走り、とりあえず用を足したが、紙が切れていて、

ブチギレた。

 

ちなみに、記述の途中からは、自業自得だ。

分かってる。

ただ、かずこさんのタンスの断捨離により、

久々、動いた。

モデル兼カメラマンとして動きに動いた。

 

『ババァのお下がり』

久し振りに、お下がりを貰ったので、

かずこコレクションのご紹介です。

 

いつ頃か、かずこは水玉模様にはまっていた。

黒いラインは、すべてラメで彩られており、華やかなはずが、

誰が着ても、なぜだか、

やさぐれ感が溢れ出てしまう、味わい深い一着だ。

 

スナック『やさぐれ』のホステスは、こういう感じか

ママには負けない気概は、袖をこうさせる。

こう、ピャーっとさせてしまうんだ。

これが女の心理だ。

女は武装する時、光物か、布多め、いずれかを選んでしまうものだ。

 

しかし、真っ向から戦うとなれば、これだ。

こんな穴ぼこだらけの、まるで楔帷子みたいな服、

いつ着ていいのか、わからない。

肌寒い時か、少し暑い時なのか、いつ着ればいいの?

なんて、迷っている女は、いつまで経っても、これは着られない。

「決めるのは、私よ!」という決断力持った出来る女しか、着られないのだ。

 

だけど、だけど私だって、

夜くらい、夢を見たいじゃない?

汚れない天使感を醸す、ネグリジェ着たいじゃない?

でも、白いと汚れるからという生活感を優先させると、

どぎついパープルを手に取ってしまう。

 

そんな自分が嫌になる。

そして「何だって言うとさ!あたしの何が悪いのさっ」と腐った時、

これ買っちゃったのかな?

おお、なんということでしょう。

これを着ると、チンピラみたいな気分になれる。

これを着れば、スーパーへ行っても肩で風を切れるに違いない!

駄々をこねる幼子にも、ただ黙って見つめてやれば、泣く子も黙るかもしれない。

子育て世代の女性に、是非試してみて欲しい。

 

といっても、

私は、とっくに子育て世代を超え、

孫がいてもおかしくない年齢になってしまった。

この自撮り、実はずっと、この状態でやり遂げた。

老眼鏡の上にグラサン!

我ながら、グッドアイデア。

 

おたま「おら、また巻き込まれただ・・・」

君も、懲りないね~


空の『今』と、私達の『今』の思惑

2022年07月12日 | 日記

先日、断捨離した、

母さんの不要になった衣服を、

今朝、ようやくゴミ捨て場に持って行った。

 

おはようございます。

朝5時、日の出は過ぎているのに、空は暗い。

雨粒がいつ落ちて来てもおかしくない。

「今だ・・・今しかない!」

私は、ゴミ袋3つ持って、足早にゴミ捨て場へ向かった。

 

向かった途端、ザーーーーっと降り始めた。

行って帰ってきた頃には、ずぶ濡れだったのに、

行って帰ってきた頃、雨が止んだ。

 

何事にも、私の『今』とは、そういう『今』だ。

チックショーーー!!

 

床に転げまわって、悔しがりたい気分だが、

こっちにも、なにやら転げまわっている猫がいる・・・

あや「おばちゃ~ん」

朝から、なんだい?

 

あや「おばちゃんおばちゃんおばちゃ~ん」

落ち着いて!

 

ピタッ

落ち着いた?

 

あや「とりゃーーおーばーちゃーーーーん」

どしたの?どしたの?

 

あや「ふぅ~」

爪痕、残したでっという顔ね。

残ってるね、爪痕ね。

 

のん太「おい、かかぁ。のんを見ろ!見りゅな!!」

どっちなの?

 

ころ~ん

 

のん太「見てりゅ?見りゅな!」

だから、どっちなの?

 

のんちゃん?

終わりなの?もういいのね?

 

のん太は、これくらいで終了したが、

あやはその後、熟睡している我が家のおじさんを起こしに行った。

突然の激しい雨で、可笑しなテンションになる猫、いるよね~。