Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

3月中旬の皇居東御苑(3)ミスミソウ、バイモ、フッキソウ、リュウキュウカンヒザクラ、アマギヨシノ、カワヅザクラ、オガタマノキ、クロヤナギ、モミジイチゴ、ヤブザクラ

2019年03月22日 | 皇居東御苑
皇居東御苑の本丸休憩所を過ぎて、野草の島の少し手前の植え込みの陰で
スプリングエフェメラルの一種の「ミスミソウ」(三角草)が枯れ葉の間から咲き出ていました。
名札があるのですが気づく人がほとんどいなくてひっそりといつもこの季節に咲いています。
  

 

野草の島へ着くとまだ咲いている花が少なかったのですが「バイモ」(貝母)が
そこここで群れて咲いているのが見られました。

「フッキソウ」(富貴草)も多く見られました。先日東京薬科大学で見た
同じツゲ科の花の「サルコッカ」に似ていました。角が生えているような白い実はまだ見られませんでした。

野草の島を出て本丸広場の芝生広場の中央辺り、バラ園の比較的近い所で
「リュウキュウカンヒザクラ」(琉球寒緋桜)の濃い目のピンクの花が見ごろを迎えていました。

天守台近くの桜の島へ行くとまだ開花している桜は少なかったのですが
「アマギヨシノ」(天城吉野)が白い大きな花びらで咲き始めていました。

エドヒガンと オシマザクラを交配して作り出された品種とのこと。

早咲きの「カワヅザクラ」(河津桜)は咲き終わりに近く綺麗に咲き残っている花を探すのに苦労しました。

天守台に近い所で「オガタマノキ」(招霊の木)の花が咲き出しているのを見つけました。

高い枝に咲いている花しか見られなかったのですがモクレン科の花で
コブシより小さめで神聖な木として崇められていて、神社などで見ることができます。
低い枝で咲いていた時、優しい香りがしていました。

桃華楽堂のそばでは「クロヤナギ」(黒柳)が咲き始めていました。
  

梅林坂を下りて大手門口へ戻る途中二の丸雑木林の縁で
「モミジイチゴ」(紅葉苺)の花が2輪咲いているのを見ました。

林の中でまばらに咲く桜を見つけたので札を見ると「ヤブザクラ」(藪桜)と
書かれていました。マメザクラとエドヒガンの と エドヒガン の交雑と考えられていて
多摩川と鶴見川に挟まれた多摩丘陵地域にのみ分布していると言われている珍しい桜です。

撮影日  2019年 3月19日
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