自然教育園の武蔵野植物園を巡っていて緑の草の間に
朱色の「フシグロセンノウ」(節黒仙翁) がオレンジ色の花を咲かせていて目を引きました。
朱色の「フシグロセンノウ」(節黒仙翁) がオレンジ色の花を咲かせていて目を引きました。

近くでは前回来た時に見ていた『「サガミラン」(相模蘭)』の花が果実になっていました。

もう一ケ所見た所に行ってみると土で汚れているもののまだ咲き残っていました。


花は地味でこれ以上開かず、名前は花の姿と
茎が折れ曲がっている様子が、キセルの頭の雁首に似ていることからきたそうです。
茎が折れ曲がっている様子が、キセルの頭の雁首に似ていることからきたそうです。

もう一種類、見ごろ情報に載っていた花「ウリクサ」(瓜草)を探しました。
多摩ニュータウン植物記PartVで見せて頂いていたのですぐわかったのですが
余りの小ささに驚きました。花の大きさは5、6ミリ。
多摩ニュータウン植物記PartVで見せて頂いていたのですぐわかったのですが
余りの小ささに驚きました。花の大きさは5、6ミリ。

名前は花が終わって実になると「マクワウリ」に似ることからのようです。

とても小さく近くに誰もいなかったので
久しぶりに地面に這いつくばってマクロレンズを使ってやっと撮りました。
久しぶりに地面に這いつくばってマクロレンズを使ってやっと撮りました。

武蔵野植物園の入り口近くに戻り、見忘れていた花、「シュロソウ」(棕櫚草)を
見るともう実が出来始め
見るともう実が出来始め

近くを探すとどうにか残っている海老茶色の花が見つかりました。
名前の由来はシュロ の幹の周りに付く毛のような皮に似たものが、葉の根本の葉柄が
腐ってシュロに似た毛になることから。
名前の由来はシュロ の幹の周りに付く毛のような皮に似たものが、葉の根本の葉柄が
腐ってシュロに似た毛になることから。

「サルトリイバラ」(猿捕り茨)の実がいつも見られる場所にありました。

その脇でピンクの花が咲いていて「ツルボ」(蔓穂)と分かりました。

「ツリガネニンジン」(釣鐘人参)の名前が見ごろ情報に掲載されていたので
探しましたが枯れているものが多くやっとどうにか比較的綺麗な花をみつけられました。
探しましたが枯れているものが多くやっとどうにか比較的綺麗な花をみつけられました。

散策路の反対側では「メハジキ」(目弾き)が見られましたが花が少なく咲き終わりのようでした。

季節が進んで「ノブドウ」(野葡萄)の色づいたり、「キジョラン」(鬼女蘭)の綿毛を見に又自然教育園を訪れたいと思っています。
撮影日 2019年9月6日