8月9日木曜日。
ルグリと輝ける仲間たちプログラムA、3日目の公演にも行って参りました。連日の鑑賞。
「白の組曲」
アクセル君は初日と2日目のお勤めで、今日と追加公演の明日はグレゴリー・ドミニャックがトロワの一角を務めます。他は変更なし。
アクセル・イボくんと今日は非番の(笑)マルク・モローくんの姿を会場、1階席後方の補助椅子席にお見かけしました。
同僚の力演の毎に率先して大きな拍手とブラボーを送るのが微笑ましかったです。
驚いたのは、この日から投入されたグレゴリーも決して悪くはなかったのですが、今日が3日目のオドリック・ベザールとは差が見られたこと。やはり舞台を重ねるに連れて、特に若手は目に見えて成長する。
昨日バランスに不安を残したサンクのシャルリーヌ・ジザンダネも今日は万全でしたし。
他に印象に残ったのは絶好調のアニエス。
「白の組曲」での出てきただけで空気が変わるシガレットも、「ドリーブ組曲」も、自然と音楽と一体化して何ともいえない優雅なタメをつくるあたりは流石エトワールの輝き。
ジョゼは、「ドリーブ組曲」のソロで、ハッとさせるほど高い開脚してのジャンプなど、キレキレの演技で思わず沸き起こる拍手・・・でしたが、わたくしの目には楽しみにしていた「三角帽子」ではやや減速気味。
というか、微妙に音をはずしていました。
このスパニッシュな演目はピタッと決まってナンボですから・・・勿体無かったです。
あと、好みを言わせていただければ、衣装も赤いシャツに黒のパンツはややベタ。
スペインガラ、またはバレフェスのときのようにモノトーンでスタイリッシュな装いの方が、クールで却って熱さが際立ったような・・・。
酷評してしまった「椿姫」は今日も・・。
この日ご一緒したJAZZ通の友人K氏曰く、「ピアノが悪い」。
この演目のみ録音の音源ではなく、生ピアノがつくのですが、バレフェスで不評だった東バのプリンシパルダンサーの奥様の演奏。
音ははずすし、あとピアノの調律も悪かった。
あれでは踊りにくかろう、と・・・。
フジテレビ主催のフェリガラで、録音の音質の悪さに、これだから劇場イベントに急ごしらえの自前スタッフを投入するTV局は・・・と舌打ちをしたものですが、老舗NBSの仕切りでもこれではちょっと。
バレエ公演の音楽については、内容のクオリティに見合ったレベルを用意して欲しいと切に思ったことでした。
「オネーギン」
今日も素晴らしい・・・。
昨日は久しぶりのルディエール様の高貴・知性的かつ美しい演技に我を忘れてしまいましたが、今日はすがるオネーギンのルグリのダンスの質の高さに改めて感動。
ルグリのすごいところはやはり、全くブレのないコンスタントな質の高さの維持を当たり前のようにしていることと、絶対的な音感の良さ。
同じ”エトワール”という職位にあって、ルグリ、マルティネス、ペッシュの3人それぞれの間に横たわる開きの大きさは何なのでしょうか。
ルグリの場合、踊りが音に合っている、のではなく音楽を踊っている。ルグリが音楽なのだということが改めて感じ取れたこの日でした。
日曜日のBプロは、あの方も登場!楽しみです!
ルグリと輝ける仲間たちプログラムA、3日目の公演にも行って参りました。連日の鑑賞。
「白の組曲」
アクセル君は初日と2日目のお勤めで、今日と追加公演の明日はグレゴリー・ドミニャックがトロワの一角を務めます。他は変更なし。
アクセル・イボくんと今日は非番の(笑)マルク・モローくんの姿を会場、1階席後方の補助椅子席にお見かけしました。
同僚の力演の毎に率先して大きな拍手とブラボーを送るのが微笑ましかったです。
驚いたのは、この日から投入されたグレゴリーも決して悪くはなかったのですが、今日が3日目のオドリック・ベザールとは差が見られたこと。やはり舞台を重ねるに連れて、特に若手は目に見えて成長する。
昨日バランスに不安を残したサンクのシャルリーヌ・ジザンダネも今日は万全でしたし。
他に印象に残ったのは絶好調のアニエス。
「白の組曲」での出てきただけで空気が変わるシガレットも、「ドリーブ組曲」も、自然と音楽と一体化して何ともいえない優雅なタメをつくるあたりは流石エトワールの輝き。
ジョゼは、「ドリーブ組曲」のソロで、ハッとさせるほど高い開脚してのジャンプなど、キレキレの演技で思わず沸き起こる拍手・・・でしたが、わたくしの目には楽しみにしていた「三角帽子」ではやや減速気味。
というか、微妙に音をはずしていました。
このスパニッシュな演目はピタッと決まってナンボですから・・・勿体無かったです。
あと、好みを言わせていただければ、衣装も赤いシャツに黒のパンツはややベタ。
スペインガラ、またはバレフェスのときのようにモノトーンでスタイリッシュな装いの方が、クールで却って熱さが際立ったような・・・。
酷評してしまった「椿姫」は今日も・・。
この日ご一緒したJAZZ通の友人K氏曰く、「ピアノが悪い」。
この演目のみ録音の音源ではなく、生ピアノがつくのですが、バレフェスで不評だった東バのプリンシパルダンサーの奥様の演奏。
音ははずすし、あとピアノの調律も悪かった。
あれでは踊りにくかろう、と・・・。
フジテレビ主催のフェリガラで、録音の音質の悪さに、これだから劇場イベントに急ごしらえの自前スタッフを投入するTV局は・・・と舌打ちをしたものですが、老舗NBSの仕切りでもこれではちょっと。
バレエ公演の音楽については、内容のクオリティに見合ったレベルを用意して欲しいと切に思ったことでした。
「オネーギン」
今日も素晴らしい・・・。
昨日は久しぶりのルディエール様の高貴・知性的かつ美しい演技に我を忘れてしまいましたが、今日はすがるオネーギンのルグリのダンスの質の高さに改めて感動。
ルグリのすごいところはやはり、全くブレのないコンスタントな質の高さの維持を当たり前のようにしていることと、絶対的な音感の良さ。
同じ”エトワール”という職位にあって、ルグリ、マルティネス、ペッシュの3人それぞれの間に横たわる開きの大きさは何なのでしょうか。
ルグリの場合、踊りが音に合っている、のではなく音楽を踊っている。ルグリが音楽なのだということが改めて感じ取れたこの日でした。
日曜日のBプロは、あの方も登場!楽しみです!