maria-pon

お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

ルグリガラ Bプロ ②

2007-08-15 02:57:13 | BALLET
第二部

「ビフォア・ナイトフォール」 BEFORE NIGHTFALL

墨色のグラデーションの衣装。女性は肩紐がダークレッドのロングドレス。
3部に分かれてそれぞれのリーディングロールを踊るペアと、3組の群舞ペアが女性だけ男性だけ、ペアでとリーディングロールのペアに絡んでくる趣向。
弦楽・ピアノ・ティンパニーの協奏曲にのせて、スピード感のある激しい叙情性・迫りくる破滅に向けた戦いのリズムを表現したもの、だそう。
第一PDDはメラニー・ユレルとマチアス・エイマン。
第二PDDはエレオノーラ・アバニャートとステファン・ビュヨン。
第三PDDはドロテ・ジルベールとオドリック・ベザール。
三組のカップルはマチルド・フルステー、ローラ・エッケ、シャルリーヌ・ジザンダネ、
アクセル・イボ、グレゴリー・ドミニャック、マルク・モロー。
コンテンポラリーは身長があるほうが映えるのか、ローラ・エッケが三組のカップルの中では良い。
ドロテとオドリックもこの作品に芸質が合っている。マチアスのバネの効いた動きも、群舞の中ではキレの良さが目立ちます。
自分のコンディションによって、集中力を持って観られれば面白いのですが、切れると・・・(^^;)。
ただ、若手がそろい踏みで妍を競う(?)様を見比べる、という点では楽しめました。


「牧神の午後」 D'APRE MIDI D'UN FAUNE

ドビュッシーの音楽ではありますが、あの、ニジンスキーの牧神、ではありません。
ティエリー・マランダンによるニジンスキーへのオマージュ的作品で、ちょっと現代的なユーモアが施されているもの。バンジャマン・ペッシュが、ソロで(リフトの刑もありませんし)白のブリーフ、という衣装で伸び伸びと踊ります。

1F席の前方では良くわからなかったのですが、舞台下手に巨大なティッシュボックス。
中央と上手に大きな花のような白い塊(丸めたティッシュ?)。
牧神はティッシュボックスの上にポージングして登場。手を舐めたり、白い塊に頭を埋めたり、思わせぶりな動き。最後、平泳ぎのようなポーズでティッシュボックスの中に頭からダイブして幕。
日曜日は、クラスレッスンから観続けている疲れがここで出て(笑)あまりしっかりと観ていられなかったのですが、舞台の状況が良くわかる席からの月曜日の鑑賞で見る限り、バンジャマンの熱演とユーモア感覚がこの作品には良く合っていた様で、とりわけノリノリで牧神の手のポーズだけちょっと幕から覗かせてから登場のカーテンコールなど、バンジャマン自身も乗って演じていることが感じられ、客席の評判もよろしかった様子。
実は、この7月のイタリア・男性舞踊手のガラ公演ではイレールがこの牧神を淡々を演じたそうですが・・・殿がこれを?というのが、ちょっと信じられないほどのコミックニュアンスのある作品ではありました。
日本初演。