マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

大学院クラス風景:驚異の質問

2010-12-10 16:30:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
席を連ねさしていただいている大学院クラス。 最終到達課題は『ハヤトロギア(ヘブライ的存在論)』←まだよく分かっていない私です。



人も社会も神すらも・・
『自同的存在』(排他的・自己実現・自己充実)『脱自』(一切の自同性の剥奪・自己無化・関係的存在・語ることから始まる)『ハヤトロギア(ヘブライ的存在論)』へと向う。て研究。
    

  いろいろの教材から・・ひも解いています。今日は、旧約聖書創世記1章から・・検証。


『初めに、神は天地を創造された。』(創世記1章1節)

被造物が創造される以前、天地創造がなされる以前、神はあらゆる存在を満たし、空虚な空間は存在しなかった。神が全存在であった。神がどこにでも存在して、世界(被造物)が存在しえない状態であった。

神が、『天地(世界)を創造する』ために・・神が最初に行った行為は、・・世界が(被造物)が生まれ出てくる場たる真空を形成することであった。
そうした真空を作らなければ・・無限者たる神がどこにでも存在していて・・世界が存在しえないからです。

要するに・・神は自分の存在を小さくして・・創造する天地のために場所を明けてあげたってことです。

全存在であった神=『自同的存在』すらも身を小さくして=『脱自』を計かったてことです。 自分の居心地良い場所を世界(被造物)にゆずったてことです。


   神の、『自己退去』もしくは『自己縮小』です。 難しい言葉で『ツィムツム』。


続いて授業は進みます。

『神は御自分にかたっどって人を創造された。男と女に創造された。』(創世記1章27節)

「神にかたどる」とは・・何を意味するかと・・ヘブライ義聖書英語聖書などを読み・・30分ほどの講義がありました。

そこで、突然、生徒の一人が質問です。
「2章で、改めて、男のあばら骨から女を作ったとあるではないですか? ということは・・最初の1章の創造の『神にかたどって造った人』は男だけ。ではないですか?」てね。
「最初の創造は男だけで。。『男と女に創造された』というのは、男の中に、男性性と女性性の2義性を創造されたということではないのですか?」てね。


 この質問には驚きました。”ええ~!!”て具合に。 考えもしたことのない考え方です。驚異の質問でした。 どなたでも驚きません?


先生の答:
「まあそういう考え方もあるかもしれませんね。 何でもありの現代ですからね。 私は“そうなのね”としか言いようが、今のところありません」てね。

  来週までに・・先生は生徒の質問への的確な答えを探してくるのでしょうか?

驚く展開になる・・毎回の授業。 これだからこそ・・人数が少なく質問の飛び交う・・大学院クラスは最高 遠路いそいそと通うのです

忘年会 その四 「聖書通読会」 

2010-12-10 12:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。

聖書通読会・・今日は2010年度最終クラス・・忘年会です。


   通常の勉強前の2時間・・忘年会の食事会を開きました。
地域の「ふれあい広場」の幕の内弁当 と リッチフィールドのクリスマスケーキ。


参加者全員・・「今年の一番嬉しかったことは?」。 一人づつ話します。 嬉しいことを聴くのは楽しい時間です
  笑って。 感心して。 嬉し涙して



参加者の最年小者。(高3&中1&小4年の男児のママ)
高3の男子。防衛大学医学部一次合格。全員で喜びました。 ”ばんざ~い”てね。
「医者になりたいって言うの。でもお金がないから、お金のかからない医学部なら良い。て言ったの。そしたら、防衛大医学部を選んできたの。
  防衛大はほとんど無料。卒業後、奉公勤務があるらしいのだけど。」だそうです。
    素晴らしい! おめでとう
お父様はNASA宇宙センターから飛ぶ人工衛星にも関係のあるエンジニアー?しっかりとしたお考えをお持ちの親御さん達。親孝行の息子さん。そのチームワークが勝利を招きます。
   二次試験にも受かりますように
神父様はクラスのお茶タイムの駄菓子を食べずに・・”受験生に渡してね。合格祈ってるて言ってね。”・・と応援し続けています。


それぞれの・・1年を振り返って・・・。


聖書通読会顧問の神父様。
スペインミッション司祭。日本に宣教来日して以来47年。77歳。 関西地区の教会を支えるスペインミッションの日本代表者。
神父様の、今年の嬉しかったこと。
「今年の帰省(スペインに夏の1か月間)の折りに、父の生んだ子から広がった105人が一同に会して、私を励ましてくれたことです。
 (父上は7人の子に恵まれた。その後妻が病死。再婚妻も7人を生んだ。父上は14人の子持ち。)
家を継いでいる一番末弟の妻はキューバ人。優しい。家を立て直しました。私の部屋を用意したので”いつでも帰ってきて下さい。”と言葉をもらいました。これは嬉しかったです。
日本に骨を埋めるつもりです。でも何が起こるか分かりません。この義理の妹の言葉は私に勇気をくれます。嬉しいです。」 
  ・・・・と神父様の話。  素敵な話です


14人の子供を育てた神父様の父親。
「田舎者です。 親からの田舎の家が3軒ありました。一軒は家族の家。一軒は生活費の足しに人に貸していました。 もう一軒は空き屋にしていました。 私が育ったころには、沢山のジプシーがいました。 あちこちと放浪しながらの生活は貧しいものでした。 父は、ジプシーを無料で泊めるために、いつも一軒を空家にしていました。」

それほどまでに信仰深く生きた父親も・・『一人の子の親』でした。
「息子が司祭になると言った時・・父親は息子を受けいれられず・・一言も話をしなくなりました。 
それでも神学校に行った私。最初の神学校からの帰宅時・・父は迎えに出てくれ、笑いながら、強く抱きしめてくれました。」 そうです。



参加者の1年を振り返った忘年会。 それぞれ一人一人の、1年間の人生の豊かさ、に感動でした

    聖書でつながった10人。 最高の仲間です。 感謝感謝。 


 お誘い? 誘惑?

2010-12-10 08:42:45 | 父の日。母の日。結婚記念日。

この写真↑ 何を意味するのか皆目分からない。

   ”本当に始める”  このレベルから・・。


「麻雀をしましょう。」と、お誘いを受けました。 いや。これは誘惑ということでしょうか?
「とりあえず始めてみましょうよ。
 習うより慣れよという言葉通り、実際に遊びながら覚えていくのが一番の早道。
 まず基本となるリーチ、ピンフ、タンヤオ、飜牌ぐらいを覚えれれば・・麻雀が楽しくなってきますよ。」 ですって。

   ”うん?” “言葉が半分も分からないよ!


「まずは、2~3冊の本を読んだわね。勉強→知識→実戦→流れ→精神力…。いや、自分を信じれるか、ね。」
「メカニズムをある程度知ることと、流れを考えること。ね。」

   ”勉強しなさい。ってことなのね。” 


「仲間に入りません?」 週一回必ず集まる友人と仲間3人。自宅開放です。 新しいグループを作るようです。

   ”どうしましよう?” 嬉しい悩みの始まりです。

悩むまでもないか? 私にゲームをする能力も傾向もなかろう。 でも悩む私。