マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

イギリス旅行…その⑬

2013-04-07 21:06:55 | 私のこと
今日は、蒸留所の見学です。

アイラ島には8つの蒸留所があります。
私たちは、4つを訪れました。それぞれに特徴があります。


一つ目は:
         『BOWMORE蒸留所』

8蒸留所の中で唯一。 昔ながらの手作業での造り方をしています。
手動の『すき返し』。『木製発酵樽』。フォークリフトを使わず手で優しく樽を転がして『熟成倉庫』に移動。

手作業の優しさが味に出ます。  『BOWMORE テイスティング』

大人4人。ため息が出ます

ゆったりして   『テイスティング・ルーム』


目の前は   『豊かな海』

磯の香りがウイスキーに漂う   『アイラモルトの海藻香』


二つ目は:
         『ARDBEG蒸留所』



機械による      『すきかえし』   丁寧に丁寧に!  ウイスキーの命です。


昔ながらの木製の樽を使って    『発酵樽』

樽についた香りが、モルトの香りを複雑にします。  樽部屋にいくつ物樽が並びます。


なんとも大きい。お人に比べても…。  『ポットスティル』


以下の2つの蒸留所は、見学時間の時間切れ。

三つ目:

Shopだけ覗かせていただいた    『LAGAVULIN 蒸留所』

蒸留所の建物は、どこも白色。 アイラ島の色は白。   清潔感があふれます。

そして四つ目:

海に面した美しい      『LAPHROAIC 蒸留所』


「面白い企画がありますので参加して下さい」と。 1815年設立の訪問者センター』

参加者自国の国旗を持って、長靴を借りて…。


大平原の一区画が、自分の土地として、与えられるのです。

私たち・6人全員が・・・ 『アイラ島の土地持ち』です。


私の土地。  しっかりと日の丸の国旗を立ててきました。


以上。
4つの蒸留所見学。
アイラ・シングルモルトの印象は、アイラ島の厳しい大自然に育まれた人たちが作る、優しさと素朴さが、感じられました。 気負いがないお味。 自然体。
長年の歴史がもたらす重厚さ。  黙々とそして静かに守り続ける生活が造るアイラ・アイデンティティー。 受け継がれる匠の業。 独特の味です。

試飲も楽しかった。 沢山飲んだ。 幸せでした。
たった二日間の滞在がもったいないような。 もう2日ほどいたかった。 大自然の中でも、飲んでみたかった。
好きなボトルも買った。 蒸留所特製のグラスも買いました。
アイラ・シングルモルト・ウイスキーは、ぺちゃぺちゃおしゃべりしながら飲む酒ではなさそうです。
愛する人と…。 気のおけない仲間と…。 静かに、薀蓄を語りながら、味わいたい酒である。 楽しみです。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。4月に入り新学期や新年度で新たなスタートをお切りのことと思います。動じない心で頑張りましょう!