マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『約27億7千万人』・・・・そして『約150人』

2014-03-15 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
    『約27億7千万人』     何の数だと思いますか?

       WHO世界保健統計・2013年版。 
『世界の総人口』: 『6,941,907,000人』(約69億人)。70億人目前。
  『世界の総人口の40%』=『約27億7千人』
                        もう一度。何の数だと思いますか?
       答・・・『世界中のインターネット人口』 だそうです。
ちなみに
 人口世界1位:   中国。 約13億人。
 人工世界10位:  日本。 約1億2649万人。  知っていました? 私知りませんでした。
                          ということは・・・日本のネット人口は世界10位ということかもしれませんね。

昨日土曜日2月15日。2時~6時。 
『カトリックメディア協議会』主催。

『SIGNIS JAPAN』:    『インターネットセミナー』

テーマ:『インターネットが拓く新・福音宣教』                   出席しました。

教会の使命は、福音です。キリストを伝えることです。
では・・・
福音をどなたに伝えるのか?
勿論、世界中の人々に。 5大陸に住むすべての人にですよね。
ところが・・・
『第6新大陸』に伝える時代が来た。 と、講師は言われるのです。
                            (講師はイエズス会の片柳弘史神父)
講師の言う
    『第6新大陸』『約27億7千万人の世界中のインターネット人口』『デジタル大陸』 
                 =『宣教の新大陸』 ということです。
なるほどね~!! 
         参加者皆で、実際の経験を話し合いながら、考えました。

最初に。
 『FacebookやTwitterなど、ソーシャルネットワークによって、福音伝えることはどういうことなのか。』

    『第6新大陸』の、一番の特徴は、『相手の顔が見えない』。ということです。

今まで そして 今でも
『宣教』は、相手と顔と顔を合わせて、心を開きあって・・・初めて成立つ。 という面がありましたよね。
でも
『新大陸の約約27億7千万人』への宣教。 相手の顔が見えない宣教の時代が来た。 ということです。

     フランシスコ教皇のインターネットについての発言(2013年12月7日)
   『インターネット上に、教会が存在することは絶対に必要です。
多くの人々、特に若者たちにとって生活環境の一部のようになったインターネット上に、教会は存在する必要があるのです。
生きることの意味への抑えがたい問いを呼び覚まし、その答えである神へと導くために。』

なるほどね~!!

    『顔の見えない教会』 そして 『顔の見えない宣教』。 の時代です。
 
そんな時代を把握して・・・
次には。

 『どのようにしたら、ソーシャルネットワークを、福音的に使うことができるのか。』

 実際に書く者の立ち位置の確認。 文章の書き方。 言葉の選び方。等等。 実務面での話し合い。
 インターネット上の書き込み(=ネット上教会)は『種まき』である。 
   『刈り取り』は、『生きることの意味への抑えがたい問いを呼び覚ました方』が直接に教会などを訪問して、出会って・・・。

以上。
ばっちり4時間。 頭をフル回転させたセミナーでした。
 時代に追われるのでなく・・・時代の先取りをしなければ、『新大陸の宣教』 は成りません!

そして。
今日日曜日2月16日。 
『約150人』今日の『ミサ』参加者数です。  皆が『顔の見える教会』に集まって『ミサ』。
ミサ後は
4月から東京に転任の・・・     『助祭様の送別会』

正に、『顔の見える教会』 の良さです。                      
                           顔を合わせて会話して笑って。暖かい

今日の『御言葉』。(イエスの変容:私の大好きな聖書の箇所です

  『イエスは、ペテロ、それにヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。
イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった。
見ると、モーゼとエリアが現れ、イエスと語り合っていた。
   (しばらくの後)
彼らが顔を上げて見ると、イエスのほかにはだれもいなかった。』
                                    マタイ福音書 1&2&8節

私が好きな理由は・・・
司式司祭様も、同じような表現でした。
イエスの、弟子たちに(私たちに)天国の姿を前もって見せて下さった、『優しさ』です。
『今日の御言葉』 で 『天国』 が想像できますよね
『天国』は、イエスが光るように美しく居られ、
  先に死んだモーゼやエリアや (私の実の父母や沢山の大事な人たち) と、嬉しく『語り合う所』なのです。
『天国』は
   ネット上のようではなく・・・顔と顔を合わせて『語り合う所』です。 私の『希望』の終着点です。

今日の司式司祭様のお説教。
本当に素敵でした。 分かち合わずには、もったいなすぎます。
 
「イエスや弟子たちが登られた『山』は、 今日皆さんが集まっている『教会』 と同じと言えます。
『山』に登り・・・弟子たちは、先人達:モーゼやエリアに出会い『天国』を経験し そして キリストの『御言葉』を聞き『生きる力』を頂きました。
『教会』に集まり・・・私たちも、御聖体を頂き『天国』を経験し そして キリストの『御言葉』を聞き『生きる力』を頂くのです。
そして。 でも。
『山』で・・・弟子達が、顔を上げて見ると、イエスのほかにはだれもいなかった。現実は、苦しみも悲しみのそのまま、何も変わりません。
    しかし・・・『天国』や『御言葉』への『希望』で、心は満たされているのです。 『山』に上る前と後では、まるで違うのです。
『教会』で・・・私たちも、ミサが終わり、外に出て顔を上げて見ると、現実は、苦しみも悲しみのそのまま、何も変わりません。
    しかし・・・『天国』や『御言葉』への『希望』で、心は満たされているのです。『教会』に来る前と後では、まるで違うのです。

以上。
感動の説教の一部でした。
ネット上でも・・・『新大陸』への記載者に『希望』があり、その『希望』を発信すれば、『新大陸の宣教』は成る! のかもしれませんね。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。 『顔の見えないあなた様』が私にはとても身近に感じます。 ネット上でも、確かに、あなた様の顔が見えます!