マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

尼僧物語  そして  『完全になりたいなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人に施しなさい。』

2014-08-18 17:15:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
  ガブリエルは、尼僧になる決意をし、家を出ました。  
    数日前のBSテレビの『尼僧物語』

親兄弟。そして恋人。 すべての持ち物を断ち切って・・・
  ガブリエルは、修道院の門をくぐりました。

   今日は
   『人が神に従う人生』。 人生の 招命 について考えます。

最初の一人。
ガブリエル。
修道院へ入る以前から熱望していた、ベルギー領コンゴへの派遣。
 コンゴでの充実した日々。同時に 葛藤の日々
   そんなある日・・・
自分が結核に冒されている事に気付く。
仕事仲間の医者や人々の愛情のおかげで 病状は回復。
   が・・・
ベルギーに呼び戻されます。
オランダとの国境に近い病院に派遣されます。
   が・・・
戦争が始まり、中立国のベルギーに対して、ドイツ軍は砲撃を加える。
   そんな最中・・・
著名な医者の父が、『機関銃の噴射で殺されたとの一報』 受け取ります。

   『尼僧の戒律』
『全て意思すらも捨てる』 そして 『全てに対して慈悲の心を持たなければならない』

ガブリエルは
尼僧になって以来、戒律への葛藤で、悩み続けます。
   そして今
『父の死の一報』 を受け取り、葛藤は一気に加速 します。
   『父を殺した敵を許す事が出来ない』  
戒律:『全てに対して慈悲の心を持たなければならない』 は守れない。 と。

    更なる葛藤の結果・・・  
       遂に、『還俗』 を決断します。

   『尼僧』 の人生ではなく、 『信徒』 の『人生』 を決断します。
  尼僧の衣を脱ぎ、平服に着替えて、修道院を立ち去ります。
 ガブリエルは、祖国・ベルギーと同胞への思いを胸に、『世間』に帰っていくのです。


もう一人。
次は青年
青年は、 『完全な者になりたい』 と決意をし、キリストを訪ねます。
8月18日。月曜日。
                『今日の御言葉』

   『一人の男がイエスに近寄って来て言った。
   「掟はみな守ってきました。まだ欠けているでしょうか?」
    イエスは答えた。
   「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人に施しなさい。
                  それから、わたしに従いなさい。」
   青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。』
                                マタイ福音書 19章20~22節

   イエスは、
この青年がイエスの弟子たちの仲間に入ることは、この青年にとって良いことだと、考えたのではないでしょうか。
          『わたしに従いなさい。』 と。 声をかけます。 イエスの『声かけ』 が 『招命』 の第一歩です。
   そこで・・・
厳しい内容の事を実行するようにと、要求します。 厳しく 『・・・しなさい。』 と命令です。 
           『行って持ち物を売り払い、貧しい人に施しなさい。』 と。

    イエスの『要求』を聞いた青年は
          ガブリエル同様に、決断 をします。
       決断は、『悲しみながら立ち去った。』 でした。

   『弟子』 の人生ではなく、 『信徒』 の『人生』 を決断します。
       司祭服でなく、平服を選び、キリストの元から、『世間』に帰っていくのです。


     『決断』
     『すべて』 を捨てて・・・ 『一つ』 を選択することです。
        『決断』 には必ず = 『悲しみ』 と 『涙』 = が伴います。
           だからこそ・・・
        『本物の喜び』 が伴います。 パラドックスですよね! 人生の醍醐味です。    


      『キリストに従う道』 
 その道は、『富士登山の道は色々とある』 と比喩されるように、色々あります。

  修道者として、修道院で、自分を捨ててあくまで長上に忠実に、キリストに従う道。
  信徒として、世間で、神から頂いた自分の能力を最大限に生かして、キリストに従う道。

   『二つの道』
      どちらの道も、『完全な者』 となるための、『道』 です。
   厳しく『一つの道』を選択をして。 その後  中途半端でなく『一つの道』を全うして。 『完全な者』 となる。
      私たち皆
   『一つの人生』途上で、自分の足りなさを認めて そして 神の助けを願いながら、『完全な者』 となりましょう!

以上。
私の、思うがままの意見でした。 お粗末さまでございました

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 
皆様は、4つの富士登山ルートの、どの道から登りますか? 一番厳しい『御殿場ルート』をご一緒しませんか? それにしてもオードリーの美しいこと!
                                         


軍師官兵衛事前予習 と 終電車。  そして  『病気がいやされた。』 

2014-08-18 00:20:00 | 大河ドラマ。テレビ。ラジオ。新聞。映画。
7月17日。日曜日。
夜中の12時20分。         『終電車』

改札口で、女性駅員さんが大声でアナウンスを繰り返していた。
「あと何何(数字は聞き取れませんでした)本の電車で終電車となります」

ホームに上って。
終電車近い時間帯の電車を待つ若者の人数の多さに大いに驚き、妙に感動しました。
 夜中に沢山の若者がホームに集まっている姿を見て、不思議な感覚を持ちました。
このすごいパワーがこれからの日本を支えるのだから大丈夫よね、と妙な納得もしました。

そして思い出しました。
今日の昼間。
ちょっと体をこわした若い友人に会いに行きました。
 すぐにも治りそうな様子に一安心しました。
終電車を待つ若者たちを見て、改めて、病気の回復を待つ若者を思い出しました。

そして昔若者だった私は思いました。
どの若者も、健康に恵まれて、思い切り青春してほしいな~。 と。


   『今日の御言葉』
『イエスは、ティルスとシドンの地方に行かれた。
この地方に生まれたか何の女が出てきて、
「主よ、ダビデの子よ、私を哀れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。
そこで、イエスはお答えになった。
「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりにるように。」
そのとき、娘の病気はいやされた。』
                        マタイ福音書 15章21&22&28節

  母親の娘の病気を願う心が、イエスの一言で、娘の回復につながりました。
     病気の回復が、誰もが一番に願うことでしょう。
   でも・・・
 病気の回復がなくとも、どなたかの一言で、心が強くなることもあることでしょう。

   どの若者も、心強く、思い切り青春してほしいな~。 
                    と強く願った一日でした。

そして。
私が今日、終電車に乗ったわけ
軍師官兵衛事前調査 & 久しぶりの仲間とデート

待ち合わせ場所は・・・   『天満』

今日はNHK大河ドラマ日。 『軍師官兵衛』    事前。実地調査の散策です。  美しい。

1583年(天正11年)
  秀吉は、天下統一を目前に、大阪城築城にとりかかります。
『軍師官兵衛』は、秀吉に任命されて、『築城の総奉行』になりました。
      へえ~! 築城の総奉行! 
軍師官兵衛は、秀吉の天下取りに、益々なくてはならない人となっていきますよね。

大阪城の北西に位置する 『天満』 に、『官兵衛の屋敷』 があったと伝わります。
      実際にどんな所か?  『官兵衛の目線』で見てみたい! 

    そんな・・・今日の実地調査です。 

都会のオアシス。
さわやかな風の流れる川辺で・・・   『鳥も一休み』

『天満』は、もとは寺内町でしたが、同時進行の大坂城下の整備と密接な関係にありました。
     秀吉は、『天満』 を、『船運の拠点』 にしようと考えました。
         今では、色々の種類の『川めぐり観光船』が走ります。
                     美しい! 次回は乗船です!

見えてきました。
天下を驚かせた・・・    『絢爛豪華の大阪城

『官兵衛の屋敷:天満』から               見上げる位置にあります。

そして。        天満橋

                              二重層:上は高速。下は歩行者道路。 

   『天満』。 
   天下の大阪城を見上げる 大川あたり。 
   古には・・・
   秀吉も『軍師官兵衛』も 歩いたであろう。と。 同じ道を歩く私は感慨にふけりました。
   今日は・・・
   川風の爽やかな 桜の木々の下を、ランナーたちが走ります。

更に歩を進めて。
今日の終点。     天満宮


『軍師官兵衛』の事前調査を終えて。
散策にお腹もすいて。   
日本一長いといわれる    『天神橋通り』    で       『韓国 海鮮鍋』   アワビ入り
 
久しぶりの仲間とデート             食べて飲んで! 飲んで食べて! 食べて飲んで・・・。          
            おしゃべりが楽しくって、神戸への戻りは『終電車』でした!
      仲間っていいな!
           年を重ねても、健康で そして 心強く、思い切り青春していま~す!

皆様!
ご訪問に感謝します。 いくつの年齢でも、心強く、豊かな毎日でありますように!