5月7日。木曜日。快晴。
私の幼少時代・・・ 『六甲山の連峰』
幼少時代は 『六甲山の麓』 で育った私。
父と休みの日には登った。
小学高学年になると兄と登った六甲山。
父は、若い頃に教職を辞し、たまたま年の半分は外国出張の仕事に携りました。
私は、そんなことで、幼少時代から、外国が身近にある生活で育ちました。
私の幼少時代・・・ 『芦屋の海岸』
幼少時代は 『芦屋の浜』 が遊び場で育った私。
休みの早朝には、一人で、『父の酒のつまみ』、潮干狩りに熱中した。
母は、『新しい考え方』(彼女には当たり前の考え方でしたが)で、私を育てました。
兄三人と同じように育てられ、兄の男仲間と遊びまわり、
女の子と遊ぶことはまずなかった幼少時代の私。
”女の子でしょ!” なんてことは頭にもなかったし、言われることもなかった。
父は、私が中学になるときから、家族で東京に移りました。
私は、東京で、 ”自分の育ちはちょっと普通ではなかった。” と初めて知りました。
『氏より育ち』
私の 『育ち方・環境』 は、 『氏(女)』 に勝った! というように感した時でした。
それは、新地・東京で、私の知らなかった世界を知るというような、忘れられない経験になりました。
そして。
今日は5月7日。復活節第四木曜日。
『今日の入祭唱』
『神よ、あなたが民を導き出し、荒れ果てた土地を行進されたとき、
『イスラエルの民のエジプト脱出』
地は震え、天は雨を滴らせた。』
詩編 68章⒏&9節
神は、エジプトを後にして、 『新地・カナン』 に向かう民を、
地を震えさせ、天から雨を降らせて、守ったのです。
そして。
『今日の第一朗読 使徒パウロの宣教活動』
何が要因か? 何が原因か?
氏が成した業か? 育ちが成した業か?
使徒パウロの目覚ましい宣教活動は、何が成させたのか?
とても関心のある課題です。
『パウロとその一行は、
『パウロ↑ と ↓バルナバ』
パフォスから船出してパンフィリア州のペルゲに来たが、
『パウロの初めての福音宣教旅行』
ヨハネ(バルナバの従兄弟)は一行と別れてエルサレムに帰ってしまった。
パウロとバルナバ はペルゲから進んで、
ピシディア州のアンティオキアに到着した。
そして、
安息日に会堂に入って席に着いた。
律法と預言者の書が朗読された後、
会堂長たち が人をよこして、
「兄弟たち、何か会衆のために励ましのお言葉があれば、話してください」 と言わせた。
そこで、
パウロは立ち上がり、手で人々を制して言った。
「イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々、聞いてください。
この民イスラエルの神は、わたしたちの先祖を選び出し、
民がエジプトの地に住んでいる間に、これを強大なものとし、
高く上げた御腕をもってそこから導き出してくださいました。
神はおよそ四十年の間、 荒れ野で彼らの行いを耐え忍び、
カナンの地では 七つの民族を滅ぼし、
その土地を彼らに相続させてくださったのです。
これは、約四百五十年 にわたることでした。
その後、 神は預言者サムエルの時代まで、裁く者たちを任命なさいました。
後に人々が王を求めたので、
神は四十年の間、 ベニヤミン族の者で、キシュの子サウルをお与えになり、
それからまた、 サウル を退けて ダビデ を王の位につけ、
彼について次のように宣言なさいました。
『わたしは、エッサイの子でわたしの心に適う者、ダビデを見いだした。
彼はわたしの思うところをすべて行う。』
神は約束に従って、このダビデの子孫から
イスラエルに救い主イエスを送ってくださったのです。」
使徒言行録 13章13-25節
パウロの 『福音宣教一行』 は、
パポスから船出して、約270km先の、パンフィリヤ州のペルゲに渡りました。
更に。
ピシディア州のアンティオキアへと進みました。
ここで、一行は、安息日に会堂にはいって、席に着きました。
すると、
会堂長たちが、 人にこう言わせたのです。
「何か会衆のために励ましのお言葉をお話しください。」 と。
パウロは、初めての教会の主日礼拝で、
ラビにふさわしい衣装をお召しだったのでしょう、
指名されて、 『お説教』 をしました。
会衆は、どんなにか期待を持って・・・
”あのよそ者は何を話すのかしら?” 耳をそばだてたことでしょう。
その第一声は、
『イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々、聞いてください。!』 でした。
聖書は、『パウロの氏と育ち』 をあまり語りません。
本国のユダヤ人ではなく、離散(タルソスの町)のユダヤ人 で、
『ヘブライ人の中のヘブライ人』 と呼ばれるほどのユダヤ教徒で、
ローマ市民権 を持っていました。
そんなパウロは、『イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々』
つまり。
ユダヤ教の方々 と 『真の神』を求める求道者たち
違った考えの人々に話しかけたのです。
まずは。
聴衆の過半数のユダヤ人 に向かって、『旧約聖書全体の歴史』 を述べ始めました。
”あなた方の神が・・・・!” と強調して。
イスラエルの民の神は、わたしたちの先祖・アブラハムを選び出した。
神は、イスラエルの民を、エジプトの地に住んでいる間に、強大なものとした。
神は、イスラエルのをエジプトから導き出した。
荒野で40年間、カナンの地で約450年間の後
神は 『イスラエル王国』 を設立なさった。
『イスラエル王国』では、サウロ王、ダビデ王、と続きました。
ここまで歴史をたどり。
『真の信仰』を求める人たち にも、パウロは強調したのです。
”ユダヤ人の神ではなく、万国民の神である!” と強調して・・・。
その『イスラエル王国』 は、滅亡しました。
しかし、
神は約束に従って、このダビデの子孫から
イスラエルに救い主イエスを送ってくださったのです。
その救い主が、
私たちが宣べている 『メシア・イエス・キリスト』 なのです。
そして。
『メシアの支配する王国』 は 『神の国』 であって、
『霊の王国』 なのです。
『神の計画』 は イエス・キリストの出現において、完成したのです。』 と。
ここで。
私も気づきました。
『パウロの宣教活動』 の原動力は、
『氏でも育ちでもなく』、 『聖霊の導き』 だったのです。
聖霊の力と導きによってのみ 『福音宣教』 は可能となるということです。
巧みな会話術も、聖霊の働きでしょうか?パウロの実力でしょうか? 聖霊ですよね。
イエスはおっしゃいました。
『わたしはあなたがたを遣わす。それは狼の群れに羊を送り込むようなものだ。
異邦人に証しをすることになる。
その時には、どのように話そうか、何をどう言おうかと心配してはならない。
そのときには、言うべきことは教えられる。
実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。』
マタイ福音書 10章16&19&20節
イエスは、パウロを選び出すときに、アナニアに言いました。
『あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、
わたしが選んだ器である。
わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。』
使徒言行録 9章15&16節
今日も、使徒パウロが、自身が培った考えを捨てながら、聖霊の導きのままに、
『宣教』 のためにどれだけご苦労したかを、学ばせていただきました。
感謝!感謝!
『福音宣教』 は、 聖霊の導きによって、 『イエスの神の王国』 を宣べ伝えることなのです。
『今日の祈願』
『全能永遠の神よ、
あなたは御子キリストの復活によって、
わたしたちに永遠の命を与えてくださいます。
この秘跡の恵みを豊かに注ぎ、救いの糧で強めてください。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日も、医療従事者の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
『STAY HOME GW』が終わりましたが、4月7日以来今日で31日目、『緊急事態宣言』は続きます。
まだ 『外出自粛』 は、 今月末まで続きます。 穏やかな日々でありますように。 頑張りましょう。
It could save lives。 お元気で!
私の幼少時代・・・ 『六甲山の連峰』
幼少時代は 『六甲山の麓』 で育った私。
父と休みの日には登った。
小学高学年になると兄と登った六甲山。
父は、若い頃に教職を辞し、たまたま年の半分は外国出張の仕事に携りました。
私は、そんなことで、幼少時代から、外国が身近にある生活で育ちました。
私の幼少時代・・・ 『芦屋の海岸』
幼少時代は 『芦屋の浜』 が遊び場で育った私。
休みの早朝には、一人で、『父の酒のつまみ』、潮干狩りに熱中した。
母は、『新しい考え方』(彼女には当たり前の考え方でしたが)で、私を育てました。
兄三人と同じように育てられ、兄の男仲間と遊びまわり、
女の子と遊ぶことはまずなかった幼少時代の私。
”女の子でしょ!” なんてことは頭にもなかったし、言われることもなかった。
父は、私が中学になるときから、家族で東京に移りました。
私は、東京で、 ”自分の育ちはちょっと普通ではなかった。” と初めて知りました。
『氏より育ち』
私の 『育ち方・環境』 は、 『氏(女)』 に勝った! というように感した時でした。
それは、新地・東京で、私の知らなかった世界を知るというような、忘れられない経験になりました。
そして。
今日は5月7日。復活節第四木曜日。
『今日の入祭唱』
『神よ、あなたが民を導き出し、荒れ果てた土地を行進されたとき、
『イスラエルの民のエジプト脱出』
地は震え、天は雨を滴らせた。』
詩編 68章⒏&9節
神は、エジプトを後にして、 『新地・カナン』 に向かう民を、
地を震えさせ、天から雨を降らせて、守ったのです。
そして。
『今日の第一朗読 使徒パウロの宣教活動』
何が要因か? 何が原因か?
氏が成した業か? 育ちが成した業か?
使徒パウロの目覚ましい宣教活動は、何が成させたのか?
とても関心のある課題です。
『パウロとその一行は、
『パウロ↑ と ↓バルナバ』
パフォスから船出してパンフィリア州のペルゲに来たが、
『パウロの初めての福音宣教旅行』
ヨハネ(バルナバの従兄弟)は一行と別れてエルサレムに帰ってしまった。
パウロとバルナバ はペルゲから進んで、
ピシディア州のアンティオキアに到着した。
そして、
安息日に会堂に入って席に着いた。
律法と預言者の書が朗読された後、
会堂長たち が人をよこして、
「兄弟たち、何か会衆のために励ましのお言葉があれば、話してください」 と言わせた。
そこで、
パウロは立ち上がり、手で人々を制して言った。
「イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々、聞いてください。
この民イスラエルの神は、わたしたちの先祖を選び出し、
民がエジプトの地に住んでいる間に、これを強大なものとし、
高く上げた御腕をもってそこから導き出してくださいました。
神はおよそ四十年の間、 荒れ野で彼らの行いを耐え忍び、
カナンの地では 七つの民族を滅ぼし、
その土地を彼らに相続させてくださったのです。
これは、約四百五十年 にわたることでした。
その後、 神は預言者サムエルの時代まで、裁く者たちを任命なさいました。
後に人々が王を求めたので、
神は四十年の間、 ベニヤミン族の者で、キシュの子サウルをお与えになり、
それからまた、 サウル を退けて ダビデ を王の位につけ、
彼について次のように宣言なさいました。
『わたしは、エッサイの子でわたしの心に適う者、ダビデを見いだした。
彼はわたしの思うところをすべて行う。』
神は約束に従って、このダビデの子孫から
イスラエルに救い主イエスを送ってくださったのです。」
使徒言行録 13章13-25節
パウロの 『福音宣教一行』 は、
パポスから船出して、約270km先の、パンフィリヤ州のペルゲに渡りました。
更に。
ピシディア州のアンティオキアへと進みました。
ここで、一行は、安息日に会堂にはいって、席に着きました。
すると、
会堂長たちが、 人にこう言わせたのです。
「何か会衆のために励ましのお言葉をお話しください。」 と。
パウロは、初めての教会の主日礼拝で、
ラビにふさわしい衣装をお召しだったのでしょう、
指名されて、 『お説教』 をしました。
会衆は、どんなにか期待を持って・・・
”あのよそ者は何を話すのかしら?” 耳をそばだてたことでしょう。
その第一声は、
『イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々、聞いてください。!』 でした。
聖書は、『パウロの氏と育ち』 をあまり語りません。
本国のユダヤ人ではなく、離散(タルソスの町)のユダヤ人 で、
『ヘブライ人の中のヘブライ人』 と呼ばれるほどのユダヤ教徒で、
ローマ市民権 を持っていました。
そんなパウロは、『イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々』
つまり。
ユダヤ教の方々 と 『真の神』を求める求道者たち
違った考えの人々に話しかけたのです。
まずは。
聴衆の過半数のユダヤ人 に向かって、『旧約聖書全体の歴史』 を述べ始めました。
”あなた方の神が・・・・!” と強調して。
イスラエルの民の神は、わたしたちの先祖・アブラハムを選び出した。
神は、イスラエルの民を、エジプトの地に住んでいる間に、強大なものとした。
神は、イスラエルのをエジプトから導き出した。
荒野で40年間、カナンの地で約450年間の後
神は 『イスラエル王国』 を設立なさった。
『イスラエル王国』では、サウロ王、ダビデ王、と続きました。
ここまで歴史をたどり。
『真の信仰』を求める人たち にも、パウロは強調したのです。
”ユダヤ人の神ではなく、万国民の神である!” と強調して・・・。
その『イスラエル王国』 は、滅亡しました。
しかし、
神は約束に従って、このダビデの子孫から
イスラエルに救い主イエスを送ってくださったのです。
その救い主が、
私たちが宣べている 『メシア・イエス・キリスト』 なのです。
そして。
『メシアの支配する王国』 は 『神の国』 であって、
『霊の王国』 なのです。
『神の計画』 は イエス・キリストの出現において、完成したのです。』 と。
ここで。
私も気づきました。
『パウロの宣教活動』 の原動力は、
『氏でも育ちでもなく』、 『聖霊の導き』 だったのです。
聖霊の力と導きによってのみ 『福音宣教』 は可能となるということです。
巧みな会話術も、聖霊の働きでしょうか?パウロの実力でしょうか? 聖霊ですよね。
イエスはおっしゃいました。
『わたしはあなたがたを遣わす。それは狼の群れに羊を送り込むようなものだ。
異邦人に証しをすることになる。
その時には、どのように話そうか、何をどう言おうかと心配してはならない。
そのときには、言うべきことは教えられる。
実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。』
マタイ福音書 10章16&19&20節
イエスは、パウロを選び出すときに、アナニアに言いました。
『あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、
わたしが選んだ器である。
わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。』
使徒言行録 9章15&16節
今日も、使徒パウロが、自身が培った考えを捨てながら、聖霊の導きのままに、
『宣教』 のためにどれだけご苦労したかを、学ばせていただきました。
感謝!感謝!
『福音宣教』 は、 聖霊の導きによって、 『イエスの神の王国』 を宣べ伝えることなのです。
『今日の祈願』
『全能永遠の神よ、
あなたは御子キリストの復活によって、
わたしたちに永遠の命を与えてくださいます。
この秘跡の恵みを豊かに注ぎ、救いの糧で強めてください。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日も、医療従事者の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
『STAY HOME GW』が終わりましたが、4月7日以来今日で31日目、『緊急事態宣言』は続きます。
まだ 『外出自粛』 は、 今月末まで続きます。 穏やかな日々でありますように。 頑張りましょう。
It could save lives。 お元気で!