バスと地下鉄で通勤すること片道1時間ちょっと。私は、もっぱら読書の時間にあてている。
今は、井上ひさしの「四千万歩の男」を読んでいる。
これは、日本地図を最初に作ったとされる、伊能忠敬の歩いた記録を基にした、小説。1~5まであって、それぞれが500~600頁はあるという、相当長い物語。
私は、第2冊目の後半を読んでいるのだが・・・・面白くて、通勤時間があっと言う間に終わってしまう。降りる駅を間違えるのではないかと、ハラハラしながら読んでいる。
表紙がなんともかわいらしく目立っている本でもあるのだが・・・・
今朝、地下鉄で偶然私のとなりに座った(というか、私の方が後から座ったのだが・・・・)同年代かな?ちょっと白髪のおじさまが、なんと同じ本を読んでいるではないか・・・・(*^_^*)
私は、同じ本を隣り合ってよむなんてこれは運命としか考えられない~と、話かけてみようかとも思ったが、やめた。
そして、いつものようにわくわくと読んでいたのだが・・・となりの紳士は本を閉じて寝てしまっていた。
ふーん と思った。
通勤時間のおかげで読書量が増えている私だが、井上ひさしさんがこんなに面白いとは思ってもみなかった。大学生の時は吉里吉里人に挫折してしまった記憶があるからな~(-.-)
突然ですが、最近、ダントツお勧めが、森 絵都さん。彼女文章のうまさには、感嘆ものだ。
そして、どうにも苦手なのが・・・・・村上春樹 ははは・・・・私には何のことだがさっぱりわかりません。